面接のカバンがないときはどうする?代用できるカバンの特徴と緊急時の対処法を解説

この記事では、面接でリクルートバッグの代用品となるカバンや代用時の注意点などを解説していきます。

皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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就活をしていると、急な面接やリクルートバッグの破損により、面接に持っていくカバンがなくて困ってしまう場面があるかもしれません。結論を言えば、ビジネスマナーの要件を満たしたバッグであれば、リクルートバッグの代用品として使えます。しかし、代用する時にも注意点を守らないと印象が悪くなる可能性があるので注意が必要です。以上のことを踏まえて、解説していきます。

面接で代用がOKなカバン・NGなカバン

さっそく、面接でリクルートバッグの代用品として使えるカバンと、使えないカバンについて見ていきましょう。詳しいカバンの特徴については後述するので、まずは代用可能なカバンの種類について紹介します。

面接で代用がOKなカバン

面接でリクルートバッグの代用品として使えるカバンは、以下のようなものです。

【面接で代用できるカバンの例】
  • 革製もしくはナイロン製のトートバッグ
  • 手提げバッグ
  • ブリーフケース
  • ショルダーバッグ

基本的には、取っ手がついていて肩にかけられる、もしくは手で持てるバッグであれば代用できます
ただし、ショルダーバッグは斜めがけで使うとカジュアルな印象になってしまうため、必ず肩紐を外して手で持つようにしましょう。

面接で代用がNGなカバン

面接でリクルートバッグの代用品として使えないカバンは、以下のようなものです。

面接で代用できないカバン
  • キャンバス地のトートバッグ
  • リュック
  • 持ち手のないショルダーバッグ
  • ウエストポーチやボディバッグ
  • クラッチバッグ など

    基本的に、前項以外のカバンは使用できないと考えておきましょう。上記のカバンは、たとえ黒色で無地のものでも就活で使用することは避けてください。

    【男性・女性共通】面接で代用できるカバンの特徴

    代用して使えると説明したカバンでも、デザインによっては面接という場に適さない場合があるため注意しましょう。この章では、面接でリクルートバッグの代用品として使えるカバンの特徴について4つ紹介します。

    なお、面接カバンの基本についてはこちらで説明しています。あわせてチェックしておきましょう。

    就活かばんの安全な選び方!かばんの相場や先輩の失敗エピソードをご紹介

    【面接で代用できるカバン1】色は黒

    リクルートバッグの代用品となるカバンとしては、黒色のものがベストです。男性・女性問わず、色は黒色を選ぶようにしましょう。

    黒いカバンがない場合は、ダーク系の濃い色のものであれば代用可能です。紺やダークブラウンなど、スーツに合わせても違和感のない色であれば面接に持っていくことができます。

    【面接で代用できるカバン2】A4サイズの書類が入って自立する

    面接のときは、履歴書やエントリーシートなどの書類、会社から渡された資料などを持ち運ぶ必要があります。したがって、カバンは必ずA4サイズが入るものを持参しなければいけません。

    また、椅子の横に置いたときに倒れてしまったり潰れてしまったりするカバンは、だらしない印象になります。可能な限り、自立するデザインのカバンを選びましょう

    【面接で代用できるカバン3】肩掛けもしくは手提げタイプ

    先述したように、ショルダーバッグやリュックはカジュアルに見えるため面接にはふさわしくありません。企業の社風にもよりますが、よほど自由な社風でない限り、こういったバッグは悪印象になります。

    面接では、トートバッグのような肩掛けバッグもしくは手提げタイプのバッグを使用してください。

    【面接で代用できるカバン4】装飾がない無地のデザイン

    面接に持っていくカバンのデザインは、無地のものが最適です。小さくワンポイントが入っている程度であれば問題ありませんが、大きくブランドのロゴが入っていたりフリルが付いていたりするものは、面接には適さないため注意しましょう。

    片面にだけロゴが入っている場合は、外側の面を内側にして持つことで目立たなくすることができます。ただし、椅子の横などに置いたときにチラッと見えてしまう可能性があるため、あまりにも目立つデザインのものは避けたほうがいいでしょう

    面接カバンを代用するときの注意点

    紹介してきた特徴を押さえたカバンであれば、リクルートバッグでなくても面接に持っていくことが可能です。

    ただし、面接カバンを代用するときはほかにも注意点があります。ここからは、面接でカバンを代用するときに気をつけたいポイントを3つ説明します。

    【面接カバン代用時の注意点1】汚れや傷に気をつける

    プライベートで使用しているカバンで代用する場合、生地の表面に汚れや傷がついているケースがあります。汚れや傷が目立つカバンを面接に持っていくとだらしない印象になるため、カバンの状態には注意が必要です。

    使用するときはしっかりと汚れを拭き取り、清潔な状態で使用することを心がけましょう。あまりにも傷が多くて見た目が悪いときは、使用を控えることをおすすめします。

    【面接カバン代用時の注意点2】カバンはひとつだけ使用する

    面接の代用品候補に大きいサイズのカバンがない場合、サブバッグを持っていこうと考える人もいるかもしれません。確かにサブバッグがあると荷物を沢山持ち歩けて便利ですが、面接のときはカバンをひとつに絞るようにしてください。サブバッグがあると荷物がかさばってしまい、段取りが悪くなってしまうことがあるためです。

    どうしてもサブバッグが必要なのであれば、企業の最寄り駅まで持参し、コインロッカーに預けておくことをおすすめします。また、A4の書類が入るバッグがない場合は、小型のキャリングケースであれば持参しても悪印象を抱かれることはないでしょう。ただし、黒や白など落ち着いた色のものを使用してください。

    【面接カバン代用時の注意点3】カバンを持たないのはNG

    面接の際、指定された持参品がない場合でも、カバンを持たずに面接に向かうことは絶対に避けましょう。財布やスマートフォンをポケットに入れるのは不格好ですし、万が一書類を渡されたときにしまえなくなってしまうためです。

    カバンは単なる飾りではなく、ビジネスにおいて必要なアイテムのひとつです。指定されていなくても筆記用具などを持参することはマナーなので、必ずカバンとともに持っていくようにしましょう。

    面接カバンの代用品が見つからない緊急時は…

    どれほど探しても自宅にリクルートバッグの代用品がない場合は、購入してしまうことが一番の解決策です。面接までに時間があれば新しいリクルートバッグを購入できますが、時間がない場合はドン・キホーテのような夜間や早朝も営業しているお店に行けば、当日でも調達できます。

    また、最近は100均でもビジネスバッグが購入可能です。1,000円前後で販売されていまが、ビジネスマナーを押さえた控えめなデザインのカバンが手に入ります。何にせよ、直前に慌てて買いに行くことがないよう、早めにカバンを用意しておくことをおすすめします

    面接のカバンを代用するときはポイントを押さえておこう!

    面接に持っていくリクルートバッグがないときは、自宅にあるカバンで代用することが可能です。ただし、面接にふさわしいカバンの条件がいくつかあるため、今回紹介した内容を参考に、マイナス印象にならないカバンを選んでくださいね。

    面接に適しているカバンがないからと、サブバッグを持っていったり手ぶらでいったりすることはマナー違反であるため気をつけましょう。リクルートバッグの代用品となるカバンは、身近なお店でも手に入ります。持っていて困るものではないので、新しいカバンを買っておいてもいいかもしれません。