本記事では、インターン参加前から当日までに準備しておきたいことや、心構えなどを詳しく解説していきます。 皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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せっかく学生時代の貴重な時間を使って参加するなら、なるべく実りあるインターンにしたいですよね。そこで重要なのが「心構え」。心構え次第でインターンの充実度が大きく異なります。今回はインターン参加前・参加中に持っておきたい心構えを紹介していきます。ここで紹介する心構えのなかから、自分が持てそうだと思ったものはどんどん取り入れて、充実したインターンにしましょう。
インターン参加前に持ちたい4つの心構え
まずは、インターン参加前の学生が持っておきたい4つの心構えを紹介していきます。事前に把握しておけば、参加中も焦らずに余裕を持ってプログラムをこなせるでしょう。すぐに持てる心構えから多少時間が必要なものまであるので、インターンまでの時間に応じて、優先順位をつけて取り入れてみてください。
【インターン参加前に持ちたい心構え】目的を達成するという強い心
インターンは目的意識を強く持って参加することが大切です。何を目的に臨むのかを明確にしていなければ、学びや得られるものは少ないでしょう。業界について知りたい、社会人としてのスキルを身につけたい、就活でしたいなど、インターンに参加する目的は人それぞれです。
「何を目的にして良いか分からない」という人は、自己分析で以下の項目を整理していきましょう。
- 自分が得意なこと
- 自分が不得意なこと
- 興味のあること
- 興味のないこと
「インターンでスキルを伸ばす」「本当に興味がある業界なのかを確かめる」などの目的は、自己分析を済ませてから決めるのがおすすめです。また、インターンの面接を受けた人は、面接時に伝えた志望動機を改めて意識するのも良いでしょう。
【インターン参加前に持ちたい心構え】マナーを守る
インターン参加中は企業の一員として働くことになります。そのため、インターン生であっても社会人としてのマナーを守ることが大切です。
インターン中でもマナーを学べますが、事前に基本的なマナーを押さえておくと、理解もスムーズに進むでしょう。以下、事前に押さえておきたい基本的なマナーを紹介します。
- 挨拶は元気よく
- 清潔感のある身だしなみ
- 電話はなるべく早く、3コール以内に出る
- 尊敬語・謙譲語・丁寧語をしっかり使い分ける
- 「当社」「御社」の違いなど、言葉使いに気をつける
- 訪問時にはコートを脱ぐ
- 名刺交換では、相手の名刺より低い位置から差し出す など
挨拶と身だしなみは特に基本的なマナーなので、とくに気をつけましょう。そのほか、名刺交換の仕方や言葉の使い方などはインターン中でも向上させられるので、現状苦手だとしても焦らなくても大丈夫です。インターン中のマナーについては以下の記事で詳しく紹介しています。
【インターン参加前に持ちたい心構え】業界・企業研究を忘れずに
業界・企業研究を忘れずに「インターン先について深く理解するんだ」という心構えを持ちましょう。一つの企業について学べれば、その企業を軸に他社も比較することができるため、就活にも活かすことができます。
就活で受けたいと思っている企業であれば、自分と合う企業なのか、ミスマッチを防ぐためにも業界・企業研究は必須です。以下が業界・企業研究の主なやり方です。
- 業界全体のマーケット規模や代表的な企業、将来性など「業界の基本情報」を調べる
- 業界内の各企業のシェア・資本関係など「業界から見た各企業の立ち位置」をチェック
- 企業の事業内容や注力している事業、企業理念など「基本情報」をチェック
- 企業が求める人材や、人事・教育制度など「働く環境」を採用ページなどで調べる
- 業態・取引先・事業規模など「同業他社との違い」を確認
なかには情報が公開されていないケースもあるので、全ての情報を完璧に調べるのは難しいでしょう。その場合は、聞くことリストを作成し、インターン中に社員に質問すれば、立派な業界・企業研究になります。ネット上からでは得られない生の声を聞けるため、就活の参考になるはずです。
【インターン参加前に持ちたい心構え】他のインターン生と協力する
インターンというと社員との関わりに意識が向きがちですが、他のインターン生と協力する姿勢も欠かせません。なぜなら、インターン中の様子が採用に直結している企業もあり、「チームのメンバーと協力できていたか」が評価対象となることもあるからです。
他のインターン生が就活のライバルになる可能性もありますが、同じプログラムを受けている仲間でもあります。プログラムを進める中で互いに質問や相談をし、時には協力することでインターンでの時間を有意義なものにできます。ここで生まれた繋がりが就活に役立つこともあるので、積極的に交流を深めてみてください。
インターン参加中に持ちたい5つの心構え
続いて、インターン参加中に持ちたい5つの心構えを紹介します。とくにインターンで手応えを感じていない人は、以下の内容を参考にインターンを好転させるきっかけにしましょう。
【インターン参加中に持ちたい心構え】報連相を意識する
報連相とは、「報告・連絡・相談」の頭文字をとったもの。報連相をしっかりすることで情報の伝達・共有がなされ、社員同士の連携を強化することができます。
最初は報連相すべき内容が分からないかもしれませんが、少しでも違和感や「報告した方が良いかな?」と感じたことは、遠慮せず伝えましょう。社員から聞かれる前に報連相ができていれば、「自主性のある学生だ」と評価されることもあります。
適切な報連相をするために、下にまとめたポイントを意識してください。
報連相 | ポイント |
---|---|
報告 | 先に結論を述べる。経緯や要因はその後に伝える |
連絡 | 簡単な連絡もしくは緊急性の高い連絡は口頭で、数字やグラフが伴うもの、複雑なものはメールで連絡する |
相談 | 「どっちが良いですか?」だけでなく、「自分は○○だと思いますが、□□さんはどうお考えですか?」と自分の意見も入れる |
報連相は社会人に必須のスキルなので、インターンの機会を活かし身につけておきましょう。
【インターン参加中に持ちたい心構え】分からないことはすぐに質問
不明点を分からないままにしても先に進めないので、分からないことがあればすぐに担当者や社員に質問しましょう。
以下が、質問する際のポイントです。
- 「今お時間よろしいでしょうか」と一言添える
- メモを取る
- 質問は結論、経緯・原因の順で伝える
- 理解できているか不安な点は「○○ということですか?」と確認する
最初は分からないことが何か分からない状態かもしれません。その際はまずは知識を入れることに専念しましょう。知識がある程度ついてくると、質問も出てくるはずです。
【インターン参加中に持ちたい心構え】自分の頭で考える
質問への回答を安易に答えを鵜呑みするのではなく、自分の頭で考えることが大切です。ついつい社員の意見が正しいと感じるかもしれませんが、社員は学生の自主性を見ています。決してレベルの高いものでなくていいので、何をどう改善すれば良いのか、自分の頭で考えて発信するようにしましょう。
ただし、全てを自己判断で動くのは危険です。一度自分の考えを担当者に相談し、方向性をすり合わせた上で行動するのも忘れないようにしましょう。
【インターン参加中に持ちたい心構え】ミスは必ず報告
ミスを報告するのは一見マイナスなイメージがあるかもしれませんが、ミスをしてしまったら必ず報告するようにしましょう。
社員としては「ミスするのは当たり前。むしろミスをしっかり報告できるのは良いことだ」と好評価に繋がる可能性が高いからです。ただし、同じミスは繰り返さないようにしましょう。
- メールで誤表記が多い
- 意図が伝わらず、ミスコミュニケーションが起きる
こうしたミスをしてしまった場合は、メールを送る前に社員など第三者に一度チェックしてもらうなど、ミスを減らすための行動を心がけてください。
同じミスを繰り返さないために何をすれば効果的なのかが分からない場合には、社員に相談するのも一つの手です。
【インターン参加中に持ちたい心構え】慣れてきても気を緩めない
特に長期インターンの場合は、プログラムに慣れてきて「これくらいなら報連相しないでも大丈夫だろう」と油断してしまうことがあります。しかし、社員はインターン生の動向をしっかり見ており、少しの気の緩みが低評価に繋がるかもしれません。
報連相の頻度が少なくなったり、仕事中の私語や就業中のスマホをいじったりと、気の緩みから起こしがちな行動はしないよう注意してください。気を抜かないよう定期的に自分の参加目的を再確認したり、インターン後の自分の姿を想像したりして、モチベーションを維持しましょう。
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インターンは心構えをして臨もう!
インターンは、心構え次第で実りあるものになるかどうか、決まると言っても過言ではありません。今回紹介した心構えを実践することで、インターン中の成長具合がぐっと高まります。インターンは就活にダイレクトに影響する重要な経験を得られる場です。しっかり心構えをした上で、充実したインターンにしましょう。