インターンで交通費は支給される?交通費に関する基礎知識と節約のコツ4選

本記事では、インターンにおける交通費の基礎知識や節約のコツなどを解説していきます。

皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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交通費や証明写真代など、インターンの準備には何かとお金がかかります。長期インターンに参加することになればアルバイトにかけられる時間も減りますし、できるだけインターンにかかる費用を抑えたいと考える学生は多いのではないでしょうか。そんな就活生に向けてコツを紹介していくので最後まで読み進めてみてください。

インターンの交通費は支給される?

そもそも、インターンの交通費は支給されるものなのでしょうか。まずは、インターンにおける交通費の支給状況について見ていきましょう。

交通費が支給されるインターンもある

就職ポータルサイトであるリクナビの調査によると、インターンで交通費を支給している企業は約66%程度にも上ることが分かっています 。中には条件付きで支給している企業もあり、県外からくる学生にのみ支給するなど、学生の負担に合わせた配慮も見られました。

交通費を支給する企業を見てみると、全額支給をする企業は少数で、「1日1,000円まで」などといったように一部だけ支給している企業も多いことが分かっています。

さらに、1Day仕事体験や短期インターンは交通費支給の割合が非常に低く、長期インターンは高い割合で支給される傾向があります

説明会や面接の交通費は支給されないケースが多い

インターンの交通費が支給される企業であっても、インターン採用試験のための説明会や面接に関する交通費は支給されないケースが多いです。採用試験に参加する学生は非常に多く、全ての参加者に交通費を支給すると莫大な費用がかかってしまうためです。

もしも遠方のインターンを健闘している場合、採用試験にかかる交通費は自腹になることを覚悟しておきましょう。

インターン交通費の基本知識

まずは、インターンにおける交通費の基礎知識について解説します。インターンに参加する前に、しっかりと確認しておきましょう。

【インターン交通費の基本】交通費支給の有無はいつ確認する?

学生がもっとも知りたいのは、インターンの交通費が支給されるか否かというポイントでしょう。交通費が支給されるかどうかについては、基本的に応募要項に記載があります。したがって、交通費が支給されるかは応募する時に確認できます。

ただし企業の中には合格者が発表されるまで告知してくれないケースも少なくはありません。不安な場合は、事前に企業に確認してみましょう。就活に多くのお金がかかることについては企業も承知しているため、知りたい理由を伝えればマイナスに印象につながることはありません。

【インターン交通費の基本】交通費はいつ支給される?

交通費の支給は、報酬があるインターンの場合は報酬とともに支払われるケースが多いです。報酬がない場合は会社によって規定が異なるため、事前の確認が必要です。

インターンが始まっても、交通費の支給日が分からないと金銭的に困る可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。

【インターン交通費の基本】交通費の申請方法は?

企業によって交通費の申請方法は異なりますが、基本的には毎月精算の期限が定められており、申請書と領収書をセットにして提出して申請するケースが多いです。

申請に難しい手続きはありませんが、提出が遅れると心証が悪くなる事もあるので、期限は必ず守るようにしましょう。

【インターン交通費の基本】交通費以外の費用は?

遠方から来る学生の場合、企業が提携している宿泊施設や寮を福利厚生として支給してくれることがあります。この場合、宿泊費を支給してくれる企業としてくれない企業があることを理解しておきましょう。宿泊代は高くつくので、よほど大きな企業でない限り宿泊代が支給されることはありません。

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インターンで交通費の支給を受ける時の注意点

次に実際にインターンで交通費の支給を受ける時の注意点について見ていきましょう。手続きに手こずって信用を落とさないように、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

【インターン交通費の注意点】支給対象は公共交通機関のみ

一般的に交通費の支給対象となるのはバスや電車、新幹線や飛行機、船舶といった公共交通機関の利用金額のみです。タクシーやグリーン車、駐車場台などは、どんなに大きな企業であっても支給されないので注意しましょう。

企業に行くためのルートがいくつかある場合、もっとも安いルートで計算して金額を決定していきます。特急代などの余分な費用は支給の対象とはならないため、移動方法については十分に気をつけてください。

【インターン交通費の注意点】精算の際は印鑑を持参する

交通費の精算方法は、手渡しや振り込みなど企業によってさまざまです。どのような方法で精算するにせよ、申請書の作成時や金額の確認書類に押印が必要となることがあるため、印鑑は持参しておくようにしましょう。

シヤチハタだと受け付けてもらえないこともあるため、持ち運び用の三文判を用意しておくといいでしょう。

【インターン交通費の注意点】上限金額を確認しておく

注意してほしいのが、「交通費支給あり=全額支給」ではないということです。多くの企業では、「片道500円まで」「往復1,500円まで」といったように交通費に上限を設定しています。交通費に上限がないと、企業にとってコストが掛かりすぎてしまうためです。企業ごとに支給の上限が異なるので、しっかりと確認しておきましょう。

インターンの交通費を節約する方法

インターンの交通費が支給される場合でも支給されない場合でも、「できることなら交通費を節約したい」と考える学生は多いでしょう。

そこで、最後にインターンの交通費を節約する方法について解説していきます。以下の4つの方法から、ご自身に合った方法を実践してみてくださいね。

【インターン交通費の節約法】回数券や定期を活用する

電車代やバス代を節約したい時は、回数券や定期の活用がおすすめです。出勤回数が多ければ定期を、そうでない場合は回数券を購入しましょう。学生のうちは学割も利くため、普通に切符などを購入するよりも大幅に交通費を節約できます。

近くに店舗がある場合は、金券ショップの活用もおすすめです。数駅分の区間切符はもちろん、運がよければ新幹線や特急券を安く購入することが可能です。

【インターン交通費の節約法】遠方の場合は深夜バスやLCCを活用

インターン先が遠方の場合は、深夜バスやLCCの利用がおすすめです。高速バスは新幹線と比べると半額以下で移動できますし、1泊分の宿泊費も節約できます。

しかし腰が辛くなったり、寝不足になったりするので、次の日に差し支える可能性があります。使用する際はネックピローなど準備をしっかりして利用しましょう。

飛行機も、大手ではなくLCCを利用すれば料金を大幅に節約することが可能です。学割を適用するとさらに節約できるので、忘れずに活用してくださいね。

【インターン交通費の節約法】リモートインターンに参加する

テレワークの普及や働き方の多様化により、近年はリモートでできるインターンも増えてきています。ネット環境があればできるものが多いため、地方に住んでいる学生や交通費を節約したい学生におすすめです。

リモートというと、パソコンに向かってカタカタ作業する仕事をイメージするかもしれませんが、Web会議を通じたインタビューや会議で対人スキルや実践的な技能を身につけることも可能です。

新しい時代の働き方として、学生のうちにテレワークを体験しておくことも貴重な経験になるでしょう。

【インターン交通費の節約法】家や学校から近い企業のインターンに参加する

できるだけ交通費を支払いたくない場合は、家や学校から近い企業のインターンに参加するのもひとつの手です。そもそも家や学校からすぐに行ける企業であれば、追加の交通費がかからないためお金を節約することが可能です。

中小企業や地元企業でも実践的なインターンを実施していることがあるので、視野を広げるという意味でも身近な企業について調べ直してみると良いでしょう。

インターンの交通費支給は企業によって様々!

インターンで交通費が支給されるかどうかは、企業によって異なります。交通費が支給される場合でも、条件が設定されていたり上限があったりするため、あらかじめ確認しておき納得できる条件のインターンに参加することが非常に大切です。

移動方法やインターンの選び方を工夫することで、インターンにかかる交通費を節約することは可能です。この記事を参考に、お金の心配をせずに自分らしく働けるインターンを探してみてくださいね。