インターンは意味ない?後悔しないための賢い選択術【就活生必見】

インターンシップについて熱心に情報収集したり、経験した先輩たちに話を聞いたりする中で、「インターンって、もしかして意味がないものなのかな?」という疑問が頭をよぎった方もいるかもしれません。確かに、インターンに対する様々な意見があるため、そう感じてしまうのも無理はありません。

この記事では、「インターンは意味ないのでは?」と考えている就活生に向けて、インターンシップの目的や後悔しないためのコツを詳しく解説していきます。

なぜ「インターン 意味ない」と感じてしまうのか?よくある理由

多くの大学生がインターンシップに参加する一方で、「意味がなかった」と感じる声も少なからず存在します。その背景には、いくつかの共通する理由が考えられます。

ここでは、学生がインターンシップを「意味ない」と感じてしまう主な理由を5つのポイントに整理し、それぞれの理由について詳しく解説していきます

これらの理由を理解することで、インターンシップを有意義な経験にするためのヒントが見えてくるはずです。

1. 目的が曖昧なまま参加してしまった

インターンシップに参加する際に、明確な目的(意識)を持てていないと、「何のために参加しているんだろう?」と感じてしまい、結果的に意味がなかったという結論に至ってしまうことがあります。

「就活に有利になるらしいから」「周りの友達が参加するから」といった安易な理由で参加しても、主体的に行動できず、学びも浅くなってしまうでしょう。

インターンシップは、企業理解や自己分析を深める貴重な機会ですが、参加する目的が定まっていないとその恩恵を十分に受けることができません。明確な目標設定こそが、インターンシップを意味のあるものにするための第一歩と言えるでしょう。

2. 興味のない業界・企業を選んでしまった

インターンシップは、様々な業界や企業の実際の現場を肌で感じる絶好の機会です。しかし、自分の興味関心と全く異なる業界や企業を選んでしまうと、プログラムの内容に全く興味が持てず、時間を無駄に過ごしてしまう可能性があります。

「大手企業だから」「有名な企業だから」などの表面的な理由だけで選んでしまうと、業務内容に魅力を感じられず、積極的に取り組むことが難しくなるでしょう。

インターンシップを選ぶ際には、自分の将来のキャリアプランや興味のある分野と照らし合わせ、慎重に検討することが重要です。

3. 受け身の姿勢で何も学ぼうとしなかった

インターンシップは、ただ参加しているだけで成長できるわけではありません。積極的に学びを得ようとする姿勢が不可欠です。言われたことだけをこなしたり、指示待ちの姿勢でいたりすると、せっかくの貴重な機会を無駄にしてしまいます。

インターンシップ期間中は、積極的に社員に質問したり与えられた課題に主体的に取り組んだりする姿勢が大切です。自ら行動することで、企業や仕事に対する理解が深まり、自身の成長にも繋がるでしょう。受け身の姿勢では、インターンシップは単なる時間消費で終わってしまいます。

4. 短期インターンで表面的な体験しかできなかった

短期インターンシップは、1日から数週間程度の短い期間で実施されることが多く、企業や業界の概要を掴むには有効です。しかし、短期間であるため、実際の業務に深く関わることは難しく、 表面的な体験に留まってしまうことがあります。

特に「1Day仕事体験」のように、会社説明やグループワークが中心のプログラムでは、 具体的な仕事の複雑さややりがいを感じにくいかもしれません。短期インターンシップは、あくまで業界研究の第一歩と捉え、より深い理解を得たい場合は長期インターンシップへの参加も検討してみましょう。

また、短期インターンを活用して自分が何を知りたいのかを事前に明確にしておくことで、気になっていることを解決しやすくなります。

5. 長期インターンが雑務ばかりだった

長期インターンシップは、数ヶ月以上の期間にわたり実際の業務に携わることで実践的なスキルを習得できる可能性があります。しかし、一部の企業では、インターン生に書類整理などの簡単な業務ばかり任せてしまうケースも存在します。

このような状況では、インターンシップに参加した目的を達成できず「参加しても意味がなかった」と感じてしまうのも仕方ないでしょう。長期インターンシップを選ぶ際には、事前に業務内容をしっかりと確認し、成長の機会が得られる環境かどうかを見極めることが重要です。

しかし、長期インターンでしか得られないものももちろんあります。長期的に関わることで社風や社内の雰囲気、人間関係を自分の目で見て肌で感じることができます。

「インターン意味なかった」先輩たちのリアルな経験談

実際にインターンシップに参加したものの、「意味がなかった」と感じてしまった先輩たちの体験談を知ることで、同じような後悔をしないための貴重な教訓となります。

ここでは、いくつかの体験談をご紹介します。インターンという貴重な機会を無駄な経験にしないために注意しておくべきポイントを解説します。

1. Aさんのケース:言われたことだけをこなす日々

就活生就活生

簡単な業務を淡々とこなしていたら2週間の短期インターンが終わってしまいました。営業職希望だったので実際の商談の場を見たり、社員の方とお話したりしたかったのですが、その機会はなかったです。インターン先の企業の特色も理解できないまま終わってしまったので、行かなくてもよかったなと思いました。

Aさんは、大手企業の短期インターンシップに参加しました。企業のブランドイメージや企業理念に魅力を感じてインターンに応募したものの、実際に担当した業務は簡単な業務が多かったようです。また、期待していたような社員との関わりもなく、形式的なやりとりしかできなかったために、社風の理解や社内の人間関係を知ることも難しかったのでしょう。

Aさんの経験からもインターンの内容を参加前に詳しく調べていくことの大切さが分かりますね。

2. Bさんのケース:企業のPRばかりで仕事内容が不明

就活生就活生

私は第一志望の企業のインターンに参加しました。入社後にどんなスキルが必要になるのかを知っておきたかったのと、志望企業の業務の様子を実際に見てみたいと思って応募しました。しかし、SNSを活用したPR活動しか経験できませんでした。実際に私と同じ業務を担当している社員の方はおらず「インターン生がくるならこれをやってもらおう」と新たに始めたもののようで、社員の方の仕事を体験できなかったのが心残りでした。入社後に求められるスキルや自分のキャリアのイメージが分からなかったです…。

Bさんは、第一志望のベンチャー企業のインターンシップに参加しました。インターンでは、SNSでのPR活動という業務を担当できたものの、Bさんが体験したいと思っていた内容とは異なっていたようです。

企業の事業内容の理解は高まったと話していましたが、参加目的である「求められるスキル」が分からないままインターンが終わってしまったのが心残りに繋がってしまったのでしょう。

Bさんの経験からも、インターンでは積極性的な姿勢が重要であることが分かります。受け身の姿勢で仕事を進めるのではなく、必要に応じて「〇〇について理解を深めたいのですが、質問のお時間をいただけないでしょうか?」とアピールすることも重要です。

3. Cさんのケース:アルバイトと変わらない業務内容

就活生就活生

長期インターンはお給料をもらいながら気になる業界の業務を体験できるのが魅力的だと思って大学2年生から約1年間、インターンをしていました。しかし実際に任された業務はデータ入力やコール営業といったアルバイトと変わらない内容でした。1年間経ってもスキルアップに繋がるような専門的な業務もなかったので、自分の成長を感じられませんでした。コール業務に関するブラッシュアップもなく、コール営業のスキルアップもなかったです。結局、お金を稼ぐという目的は達成できたかもしれませんが、就職活動に活かせるような経験を積むことはできませんでした

Cさんは、給与が支給されることに魅力を感じて長期インターンに参加しましたが、就職活動に活かせるようなスキルアップができなかったために「行かなくてもよかった」と感じていました。

Cさんの経験から自分が得たいものを明確にしてから、インターン先を選ぶこと必要があることが分かります。

インターンに参加する意義やメリットとは?

インターンに行く意味がなかったと感じている就活生もいるかもしれませんが、大学生活では得られない貴重な経験や成長の機会を得られるのも事実です。

ここでは、インターンシップに参加するメリットを解説します。

1. 業界・企業理解を深められる

インターンシップに参加することで、 大学の講義やネットの情報だけでは得られない業界の雰囲気や企業の文化などを肌で感じることができます。

実際にオフィスで社員の方々と関わっていくと、その企業がどのような理念を持ち、どのような目標に向かって仕事をしているのかをより深く理解することができるでしょう。

また、複数の企業のインターンシップに参加することで、それぞれの違いを比較検討し自分に合った企業を見つけるヒントを得ることもできます。

2. 働くイメージを具体的に持てる

インターンシップでは、実際に社員の方々がどのような一日を過ごし、どのような業務に取り組んでいるのかを間近で見ることができます。

部署内のコミュニケーションの様子や、会議の進め方、 課題解決へのアプローチなど教科書だけでは学べない内容を学べます。より実践に近い学びとなるため、自分がその職場で働くイメージができるはずです。

自分が働くイメージを持てることは、将来のキャリアプランを考える上で重要なな経験となります。

3. 自身の適性や興味を発見できる

インターンシップは、自分がどのような仕事に興味を持ち、どのようなスキルや能力を発揮できるのかを知るための貴重な機会となります。

実際に気になる業界・企業の業務を体験することで、自分がどのような仕事にやりがいを感じるのか、どんな環境であれば力を発揮できるのかといった自己分析を深めるきっかけを得られます。

また、これまで意識していなかった能力や新たな興味関心を発見することもあるかもしれません。インターンシップは自己理解を深め、将来のキャリア選択の軸を定める上で大きな影響を与えてくれます。

4. 社会人としての基礎スキルが身につく

インターンシップでは、ビジネスマナーやコミュニケーション能力、問題解決能力といった社会人として の基本的なスキルを実践的に学ぶことができます。

社員の方々とのやり取りやチームでの協働作業、与えられた課題への取り組みなどを通して、学校の講義だけではなかなか身につかないビジネスマナーを身につけられます。

ビジネスマナーは就職活動でも大きく役立ちます。そのため、就活本番前にインターンで身に着けられれば、他の就活生と差をつけられるでしょう。

5. 就活におけるアピールポイントになる

インターンシップで実際に業務を経験し主体的に学びを得た経験は、その後の就職活動であなたのアピールポイントとなります。

単に「参加した」という事実だけでなく、インターンシップを通して何を学び、成長できたのかを具体的に語ることで、採用担当者に好印象を与えられることもあります。

また、インターンシップ先で良い評価を得ることができれば、その企業の選考を有利に進めることができるかもしれません。

意味のあるインターンにするために必要な準備とは?

インターンに参加してよかった、良い学びがあったと思えるかどうかは「参加前の準備」がカギだといっても過言ではありません。

ここからは、具体的にインターン参加前にどんな準備が必要なのかを解説していきます。

1. インターンに参加する明確な目的を持つ

インターンシップを意味のあるものにするためには、参加する前に「何を学びたいのか」「どのような経験を積みたいのか」といった明確な目的を持つことが重要です。

例えば、「特定の業界のビジネスモデルを理解したい」「社員の方々の働き方を間近で観察したい」「自分のスキルがその職場で通用するのか試したい」など、具体的な目標を設定することで、インターンシップへの取り組み方が変わっていきます。

参加の目的意識を持つことで積極的に行動する動機となり、得られる学びも深くなるでしょう。

2. 興味のある業界・企業を徹底的に調べる

インターンシップに参加する企業を選ぶ時は、その企業の事業内容、企業文化などを調べることが大切です。

応募企業のウェブサイトや関連するニュース記事、社員のインタビュー記事などを参考に、自分が興味を持てる業界や企業かどうかを見ていきましょう。

また、キャリアセンターなどを活用して過去に大学の先輩が同じ企業のインターンシップに参加していた時の情報が残っている場合もあります。インターン情報だけでなく、選考の情報や面接で聞かれたことなどを記録してくれている学校もあるようです。

就職活動を始める前に、一度学校のキャリアセンターを活用しながら応募企業の情報や業界研究をしてみると良いでしょう。

3. インターンで何を学びたいかを具体的に考える

ホームページや応募サイトを見ながら参加するインターンシップの内容を確認し、そのプログラムを通して自分がどのように成長したいのかを考えてみてください。

・実践的なプロジェクトを通して営業のトークスキルを学びたい
・実際のマーケティングではどんなPDCAサイクルを回しているのか、実際の成果や単価などをもとに考えてみたい
・「今学んでいることがどう現場で活かせるのか」を社員の方と話して確認したい
・若い社員にも裁量権があるという会社では、実際に若い社員はどんな業務をしているのか知りたい

上記のような具体的なイメージと目標を持つことが重要です。具体的な目標や達成したいことを決めることで、インターンに参加した時も自ら行動しやすくなります。

貴重な機会を最大限に活用するために、事前に「何を学びたいか」を設定してみましょう。

後悔しない!自分に合ったインターンの探し方

いざインターンシップに参加しようと思っても、どこから情報を集めれば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。

ここでは、効率的に自分に合ったインターンシップを見つけるための主要な探し方をいくつかご紹介します。それぞれの方法の特徴を理解し、自分に合った探し方を見つけてください。

1. 就活情報サイト

多くの就活情報サイトでは、様々な企業のインターンシップ情報が掲載されています。業種、職種、期間、勤務地などの条件で検索できるため、自分の希望に合ったインターンシップを効率的に探すことができます。

また、インターンシップ体験談や選考対策情報など、役立つコンテンツも豊富に提供されています。複数の就活情報サイトを比較検討し、自分に合ったサイトを活用しましょう。

2. 企業ホームページ

興味のある企業のホームページを直接確認することも、インターンシップ情報を得るための重要な手段です。特に大手企業や人気企業の場合、自社のホームページでインターンシップ情報を公開していることが多いです。

企業の理念や事業内容を深く理解した上で応募できるため、ミスマッチも防ぐことができます。定期的に企業の採用ページをチェックするようにしましょう。

3. スカウト型就活サービス

スカウト型就活サービスは、自分のプロフィールや希望条件を登録しておくと、興味を持った企業からインターンシップや選考に関するスカウトが届くサービスです

「キミスカ」のようなスカウト型サービスを利用することで、自分ではなかなか見つけられなかった企業との出会いがある可能性もあります。自己PRや経験を積極的に登録し、企業からのオファーを待ちましょう。

4. 学校のキャリアセンター

大学や専門学校のキャリアセンターは、地域に根ざした中小企業のインターンシップ情報や卒業生からの紹介によるインターンシップ情報など独自の求人情報を提供している場合があります。

また、インターンシップに関する相談や応募書類の添削、面接対策などのサポートも受けられるため、積極的に活用しましょう。

5. インターンシップ応募サイト

インターンシップに特化した応募サイトも活用してみてください。

これらのサイトでは、多様な業界や職種のインターンシップ情報が集約されており、期間や内容など、より詳細な条件で検索できるのが特徴です。特定の分野に興味がある場合は、専門のインターンシップ応募サイトを活用するのも有効な手段です。

6. OB・OG・知人からの紹介

大学のOB・OGや知人からの紹介は、企業のリアルな情報を得る貴重な機会となります。実際に働いている人の話を聞くことで、企業の雰囲気や仕事内容、インターンシップの具体的な内容などを詳しく知ることができます。

就活本番までに知人やOB・OGに話しを聞く機会を設けてみても良いでしょう。

7. 合同説明会や就活イベント

合同説明会や就活イベントでは、複数の企業がインターンシップ情報を公開していることがあります。一度に多くの企業の情報に触れることができるため、効率的に情報収集を進めたい学生におすすめです。

積極的にブースを訪れ、担当者に直接質問することで、より深い情報を得ることができます。

有意義なインターンにするためのポイント

せっかく参加したインターンで「時間の無駄だった」と後悔したくないですよね。ここでは、インターンシップを有意義な時間にするためのコツをご紹介します。

1. 興味のある業界・職種から探す

数多くのインターンシップ情報の中から自分に合ったものを見つけるためには、まず自分の興味のある業界や職種を軸に探してみるのが効果的です。就職情報サイトのフィルター機能などを活用し、自分の関心のあるキーワードで検索してみましょう。興味のある分野であれば、より積極的に行動できます。

まだ自分の興味のある業界・職種が見つけられていない方や業界研究を進めていない方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

就活でよく聞く「業界研究」とは?やり方やポイントを徹底解説

2. インターンの内容や期間を確認する

気になるインターンを見つけたら、プログラムの内容や実施期間、勤務地などの詳細情報を確認していきましょう。事前にどんな内容かを調べておくことで参加後のミスマッチを防ぐことができます。

グループワーク 複数のインターン生でチームを組み、課題について議論したり制作物を作ったりする
業務体験 実際の業務の一部を体験する(プログラミング、データ分析、資料作成、SNS運用、営業同行、コール営業など)
プレゼンテーション グループワークや個人で取り組んだ課題の成果を発表する
企業説明 企業概要、事業内容、製品・サービス、今後の展望などについて企業から説明を受ける
オフィス見学 実際のオフィスを見学する(執務スペースや会議室など)
社員交流・座談会 社員と直接話す機会が設けられて、仕事内容など気になることを質問できる
スキルアップの講座 ビジネスマナー講習や業界知識などを学ぶ場が設けられる
工場見学・店舗見学 店舗や工場がある場合、実際に見学する

また、インターンシップの内容だけでなく、実施される期間もしっかりと確認してください。ここからはよくあるインターンの期間の紹介をします。

1dayインターン

1DAYインターンは、半日または1日限定のプログラムで、企業説明会や仕事体験、社員との交流会などが主な内容です。拘束時間が短いため、学業や他の活動と両立しやすいのが特徴です。企業によっては、業界の概要や特定の職種について集中的に学べる機会を提供しており、効率的に情報収集を行いたい学生におすすめです。気軽に参加できるため、インターンシップ未経験の学生が最初の一歩を踏み出すのに適しています。

短期インターン

短期インターンは、数日から2週間程度の期間で実施されるプログラムです。グループワークや社員による講義、職場見学などを通して、特定の業界や企業の理解を深めることを目的としています。短期間で複数の企業の雰囲気を体験できるため、自己分析や業界研究におすすめです。また、社員の話を聞いたり評価をもらえたりする機会もあるので今後の就職活動に活かすことができます。

長期インターン

長期インターンは、3ヶ月以上にわたる実践的な就業体験プログラムです。インターン生は社員と同様の業務に携わることで専門スキルやビジネススキルを習得できます。また、企業によっては給与が支払われる場合もあります。長期間オフィスで勤務したり社員と関わったりすることで、社風や社内の雰囲気をわかるのが魅力のひとつです。

3.インターンの開催時期をチェックする

インターンの開催時期によっても開催目的やプログラムが異なることが多いです。スケジュールを確認して、自分が参加したいインターンの開催時期を予め決めておくと良いでしょう。

夏季インターン・サマーインターン ・プログラムが充実している
・開催期間が長い
・選考に繋がる案内があることも
秋季インターン・オータムインターン ・選考参加の条件になる場合がある
・開催期間が短い
冬季インターン・ウィンターインターン ・開催期間が長い
・選考参加の条件になる場合がある
春季インターン・スプリングインターン ・本選考が近い時期なので、参加学生の能力を見るプログラムも多い
・参加学生の能力やポテンシャルを見ている
・開催期間が短い

インターンだけじゃない!就活を有利に進める3つの代替案

インターンシップは就職活動においても大切な経験となりますが、様々な理由で参加できない学生もいるでしょう。しかし、インターンシップに参加しなかったとしても、就職活動を有利に進めるための方法はいくつか存在します。ここでは、インターンシップ以外に就活に活かせる代打案をご紹介します。

1. 企業説明会やOBOG訪問で理解を深める

インターンシップに参加する時間がない、あるいは志望企業のインターンシップに参加できなかった場合でも、企業理解を深める方法は他にもあります。企業が開催している企業説明会に参加することで、事業内容や企業文化などを知ることができます。

また、大学のキャリアセンターなどを通じてOB・OGを紹介してもらい、実際に働いている人の話を聞くことも効果的です。先輩方がどんな選考対策をしていたかや面接で聞かれたことなどを質問することもできます。

2. 就活イベントやセミナーでスキルアップを目指す

就職活動を有利に進めるためにはインターンシップだけでなく、様々な就活イベントやセミナーを活用することも有効的な方法です。

自己分析セミナーやエントリーシート対策講座、面接対策セミナーなどに参加して、自己分析や就活対策を進めてみましょう。これらに積極的に参加することで、就職活動に必要な知識やスキルを効率的に習得することができます。また他の就活生と交流できるチャンスもあるので、モチベーションの維持にも繋がるでしょう。

キミスカでも定期的に面接対策セミナーやエントリーシート添削セミナーなどを開催しているので、ぜひ参加してみてください。

3. アルバイト経験や課外活動で自己PRの材料を増やす

インターンシップ経験がない場合でも、アルバイトやサークル活動などで得た経験は、就職活動における自己PR材料となります。アルバイトを通して身につけた責任感やコミュニケーション能力などについて面接で話せば、採用担当者に強みをアピールできます。

日常生活の中で積極的に様々な経験を積むことが、結果的に就職活動を有利に進めることに繋がります。

要注意!意味のないブラックインターンを見抜くための3つの特徴

インターンシップの中には、低い賃金や無給で長期間労働を強いる、いわゆる「ブラックインターンシップ」と呼ばれるものもあります。

せっかく時間と労力を費やして参加したにもかかわらず、成長の機会が得られず疲弊してしまうことのないよう、ブラックインターンシップの特徴を事前に理解しておくことが重要です。

 事前の説明と異なる長時間労働や拘束

インターンシップに参加する前に提示された労働条件と大きく異なり、不当に長期間時間の労働を強いられたり休憩時間が十分に与えられなかったりする場合は、ブラックインターンシップの可能性があります

また、授業への出席を認めない、シフトに関係なく出勤させられるなどといったことも問題です。事前にできる限り確認しておきましょう。

労働に見合わない報酬や無給

インターンシップの中には、報酬が支払われる有給インターンシップもあります。しかし、お給料が最低賃金を下回っていたり、無給であったりする場合は要注意です。

もしそのような状況に陥った場合は、 大学のキャリアセンターや労働相談窓口に早めに相談しましょう。

インターンは「意味ない」で終わらせない!目的意識が重要

インターンシップは、ただ参加するだけでは「意味がなかった」と感じてしまう可能性も否定できません。しかし、明確な目的意識を持ち、積極的に学びを得ようとする姿勢で臨めば、かけがえのない貴重な経験となるはずです。「インターンは意味ない」と参加する前に決めつけてしまうのではなく、もう一度自分の就活の目的を見つめ直してみてください。