この記事では、エントリーシート(ES)作成に便利なテンプレートの作り方や注意点などを例文付きで解説していきます。
皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
(プロフィールを登録するだけで私達が厳選した優良企業からスカウトが貰えるキミスカというサービスも運営してます。ぜひ一度使ってみてください。>スカウトを貰う)
エントリーシート頻出の質問とは?
テンプレートを使ってエントリーシートの作成を効率化するには、頻出の質問を知ることが重要です。エントリーシートにはいくつか頻出の質問がありますが、大きく分類すると以下のような質問をされることが特に多いです。
- 自己PR(長所など、能力に関する質問)
- 志望動機(熱意に関する質問)
- ガクチカ(性格や思考を問う質問)
- アイデアや適応力を問う質問
4 は柔軟性が問われる上に多様な質問があるためテンプレート化は難しいですが、1~3 はテンプレート化が可能です。正しいテンプレートに沿った書き方をすれば、簡潔で伝わりやすいエントリーシートになります。
それぞれのテンプレート例文をご紹介していくので、自分と照らし合わせてあなたらしいテンプレートを作り上げていきましょう。
エントリーシート作成に困ったら?
毎年多くの就活生が悩むのがESです。そんな方のために、不安を感じている人でも簡単にESを作成することができる「ES完成シート」を無料配布しております!今だけの期間限定なのでGETはお早めに!
興味のある方は下の画像をクリック、またはQRコードを読み込んでキミスカ公式LINEと友だちになるとES完成シートがメッセージで送られてきます。あなたもこれを使って魅力的なエントリーシートを完成させましょう!
伝わるエントリーシートのテンプレート作成のコツ
あなたの魅力を最大限に伝えるためには、まず正しいテンプレートの作成や文章の構成を理解することが大切です。
【ESのテンプレート作成のコツ】PREP法で書く
どんな素晴らしい内容が詰め込まれていても、分かりやすい文章が書けていないと魅力を最大限に伝えることはできません。そこでエントリーシートを書く時は、ビジネス文章にも用いられて要点が伝わりやすい「PREP法」で書くことを心がけましょう。
PREP法とは、以下の順番で文章を構成することを指します。
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論(Point)
たとえば自己PRの場合、「アピールしたい強み→その強みが身についた理由など→具体的なエピソード→強みを再度強調し、企業への貢献へとつなげる」という流れで書くと、伝わりやすい文章になります。
【ESのテンプレート作成のコツ】具体的なエピソードを盛り込む
エントリーシートの質問に対しては、どんな質問でも具体的なエピソードを盛り込みましょう。そうすることでアピールポイントの裏付けになり、より納得できる回答になります。
たとえば、「私は行動力があります。」だけだと、イマイチ自己PRとしては印象が弱くなります。
これを、「私はゼミのフィールドワークで、50社もの企業にアポイントをとって取材をしてきました。その経験で身についた行動力は、貴社の営業職で役に立つと考えています。」と書き直すと、納得できる自己PRになります。
このように、エントリーシートのテンプレートは具体性を盛り込むことが大切です。
【ESのテンプレート作成のコツ】エピソードに盛り込むポイントを押さえる
エントリーシートの質問に対する回答は、分かりやすさをアップさせるために以下の5つの要素を押さえておきましょう。
- 目標や課題設定
- 挫折や大変だったこと
- 達成するためにした努力や工夫
- 結果や学んだこと
- 業務との関連性の提示
「目標や課題設定」では学生の考え方やモチベーションの原点、「努力や工夫」では仕事に対する取り組み方を推し量ることができます。上記の流れでストーリー性のある内容にできれば、より印象的なエントリーシートを完成させられるでしょう。
また、単に目標を達成したことだけではなく業務との関連性を示せると、より効果的にアピールできるエントリーシートになりますよ。
【ESのテンプレート作成のコツ】文字数は多めに作成しておく
テンプレートの文字数は、多めに作成しておくと汎用性が非常に高くて便利です。なぜなら、文章は増やすよりも削る方が楽だから。質問1つに対し、800~1000文字前後で作るともっとも使いやすくておすすめですよ。
文字数を抑えた自己PRを作成したい時は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
エントリーシートで使えるテンプレート3選【項目別】
テンプレート作成のコツを押さえられたところで、ここからは実際に使えるエントリーシートのテンプレートをご紹介していきます。
穴埋め形式で簡単にあなたらしいエントリーシートが作成できるものになっているので、ぜひ活用してみてください!
【エントリーシートのテンプレート】自己PR
私の強みは、「 」です。
私は、大学4年間で「 」に取り組み、「 」を目標としていました。しかし、うまくいくことばかりではなく「 」という課題にぶつかってしまいました。
そこで私は「 」と思い、乗り越えるために「 」を実践しました。その結果、「 」という成果を残せました。
この経験から、私は「 」ということを学びました。貴社に就職しても「 」を生かし、「 」で貢献していきたいと考えております。
空欄に具体的な体験や課題を入れることで、強みが伝わりやすくて効果的な自己PRが完成します。文字数に余裕がある場合は、「課題を乗り越えるための具体的な努力」の部分を膨らませることで、説得力のある自己PRになります。
必要に応じて文言を直してあなたの言葉で言い換えると、よりあなたらしい文章になるでしょう
【エントリーシートのテンプレート】志望動機
私は、貴社の「 」という姿勢(企業理念)に魅力を感じ志望いたしました。
私は学生時代「 」の活動を通し、「 」という課題に取り組んできました。そこで「 」という努力を行った結果、「 」という成果を出すことができました。
この経験から、私は「 」がとても重要だということを学びました。「 」という業務内容を通じて、「 」を実現している貴社であれば、私の「 」という思いは実現できると考えています。私の「 」という姿勢で、貴社の「 」に貢献していきます。
ポイントは、自分の実体験と企業とをリンクさせること。企業理念でも良いですし、会社の具体的な取り組みを取り上げても構いません。また、企業の製品・サービスとの接点があれば、それを盛り込んでも良いでしょう。
最後は必ず、自分の考えや目標が志望企業でなら実現できることをアピールしてください。この時、「他の企業でも良いのでは?」と思わせないような、より具体的な目標があると強い志望度をアピールできるでしょう。
【エントリーシートのテンプレート】ガクチカ
私は学生時代、「 」に力を入れていました。そこでは、「 」という課題がありました。
私はその課題に対し、「 」という目標を掲げ、達成するためには「 」が必要だと考えました。なぜなら、「 」という原因があると思ったからです。
そこで、私は目標達成のために「 」を実践しました。その結果、以前は「 」だったものが、「 」になりました。
この経験から、私は「 」を学びました。この経験は、貴社の「 」でも活かせると考えています。
ガクチカでは、学生の課題に対する取り組み方や努力の過程が見られています。したがって、力を入れたことだけではなく、その時にぶつかった壁や課題についても盛り込むことが大切なのです。「課題」「努力の過程」「結果」と、「経験を通して学んだこと」を書くことで、説得力のあるガクチカにすることができるでしょう。
エントリーシートでテンプレートを使う時の注意点
基本的には、ご紹介したテンプレートの流れで文章を作成していけば、伝わりやすいエントリーシートが完成します。自己PRやガクチカは、一度完成すれば何社ものエントリーシートに活用できるので、就活が大幅に効率化されるでしょう。
しかし、何社ものエントリーシートに使えるテンプレートは、その便利さとは裏腹にデメリットも存在しています。ここからは、テンプレートを使う際に注意してほしいポイントを3つご紹介していきます。
【ESでテンプレートを使う時の注意点】企業に合った内容かどうかを確認する
就活の際は、企業の求める人物像に合わせて自己PRやガクチカなどの情報を書き換える必要があります。とくに志望動機は、企業ごとに作成しないと説得力が薄れてしまいますよね。したがって、企業ごとにテンプレートの内容を微調整する必要が出てくるのです。
志望する業界や職種ごとにテンプレートの内容を見直し、企業に合ったものをいくつか準備しておくとスムーズに準備できるでしょう。
【ESでテンプレートを使う時の注意点】文章が崩れないようによくチェックする
企業ごとにアピールする内容やちょっとした単語を差し替える場合、接続詞なども変更しないと文脈がおかしくなってしまうことがあります。なかでも、「てにをは」などの助詞は崩れやすいため注意が必要です。
提出前に文章全体をよく見直し、文法の崩れがないかをしっかりとチェックしておきましょう。
【ESでテンプレートを使う時の注意点】企業名を間違えない
コピペでエントリーシートを埋めていく時に注意して欲しいのが、企業名の記載ミス。間違えて他の企業名を記載したものを提出してしまうと、コピペしていることがバレるだけではなく、失礼な学生だと思われてしまう可能性もあります。
テンプレートを使用する場合は、内容だけではなく企業名も変更されているかどうかを念入りに確認しておきましょう。
エントリーシートのテンプレート化で魅力を最大限に伝えよう!
「テンプレートの使用=手抜き」と思う学生もいると思います。しかし、志望企業に沿った内容のものであれば、テンプレートの使用がマイナスイメージになることはありません。むしろエントリーシートの作成が効率化されることで、他の質問や面接対策に割ける時間が増えて内定への近道になりますよ。
よりあなたの魅力が伝わりやすい就活にすることが可能となるため、テンプレートを活用して効率的に就活をしていきましょう!