この記事では、ボロボロの結果でも面接に受かる理由や挽回方法などを解説していきます。
皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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面接がボロボロでも受かった就活生は多数!
じつは、面接がホロボロだったと感じたことがある学生はたくさんいます。しかも、自分ではボロボロだったと感じても、合格通知をもらえた経験がある学生は少なくありません。
合格を勝ち取れる面接であったのに、どうして多くの学生はボロボロだったと自己判断してしまうのでしょうか。まずは、その理由について見ていきましょう。
面接がボロボロだったと感じる理由
学生が面接をボロボロだと感じてしまう理由には、以下のようなものがあります。
- 面接官の反応が薄かった
- 100点の回答ができなかった
- 言葉に詰まった
- 答えられない質問があった
- 面接官がメモを取ってくれなかった
- あまり質問してくれなかった
このように、自分の受け答えや面接官のリアクションが原因で「ボロボロだった」と落ち込む学生が非常に多いです。
とくに集団面接では、「ほかの学生のようにうまく答ええられなかった」と考えてしまう人が多く、ボロボロだったと自己評価しやすい傾向にあります。
面接がボロボロでも気にする必要はない
面接がボロボロだと気分が落ち込んでしまうかもしれませんが、過度に気にする必要はありません。なぜなら、「面接がボロボロだった」という評価は、あくまで主観であるためです。
選考には不合格のサインがあると言われているため、回答の出来や面接官の反応を気にする学生も多いかもしれません。しかし、合否の判断基準は「回答の完璧さ」ではありませんし、面接官の性格や会社の決まりで、回答に対する反応が薄かったり質問数が限られていたりすることがあります。そのため、一般的にいわれている合否のサインについて、気にする必要はないのです。
なお、面接で落とされる可能性があるサインについては、以下の記事で紹介しています。あまり気にする必要はありませんが、興味がある学生は目を通しておきましょう。
面接がボロボロでも受かった理由
それでは、面接がボロボロでも受かった経験がある学生は、どうして採用を勝ち取れたのでしょうか。ここからは、面接がボロボロでも受かった学生の理由について見ていきましょう。
【面接がボロボロでも受かった理由1】重要なポイントを答えられていた
緊張してうまく伝えられなかったり言葉に詰まったりしても、面接官が知りたいことをしっかりと答えられていれば合格できます。
面接官は学生が緊張していることを理解したうえで評価するため、答えに時間がかかったり言葉が上手に選べなかったりしても、アピールポイントが伝わっていればプラスの評価してもらえるのです。
【面接がボロボロでも受かった理由2】熱意や誠意が伝わった
面接の受け答えがボロボロでも、熱意や誠意が伝われば好印象を残すことはできます。
緊張してパニックになってしまうのは、企業への志望度や熱意が高いからこそ。そのため、面接における些細なミスは気にされないことがほとんどなのです。
緊張している状況でも嘘をつかずに誠意を込めて受け答えができれば、企業からの評価は高くなるでしょう。
【面接がボロボロでも受かった理由3】過小評価しすぎている
そもそも、本当は面接がうまくできていたのに、自分を過小評価しすぎていてボロボロだったと思いこんでしまっている学生も少なくはありません。このケースは、人事の反応や不合格のサインを気にしすぎている学生に多く見られます。
「自分の100点」と「面接官の100点」は異なります。面接を振り返って反省点やよかった点を洗い出すことは大切ですが、手応えや不合格のサインから合否を過度に気にすることには、あまり意味がないことを理解しておきましょう。
面接がボロボロになりやすい人とは?
面接がボロボロになりやすい人には特徴があります。この特徴を理解しておくと、事前に対策を組みやすくなり面接対策がしやすくなります。
【面接がボロボロになりやすい人1】面接経験が少ない
面接では自分の言葉で落ち着いて話すことが求められます。
丸暗記で質問に答えていると「会話のキャッチボールができないのかな」とマイナスに取られてしまう可能性があるのです。
そのため、面接対策は何度も繰り返し行うだけでなく、実際の面接も複数受けていくことが重要になります。
面接経験が少ないとどうしても緊張で会話が難しくなったり、言葉に詰まってしまうこともあるでしょう。模擬面接や実際の面接を繰り返し行うことで少しずつ自分のペースを見つけていきましょう。
【面接がボロボロになりやすい人2】過度な緊張
志望企業に受かりたいと思えば思うほど緊張してしまうものです。普段関わる事の少ない社会人と会話をするだけでも緊張してしまう人も多いでしょう。
しかし過度に緊張してしまうと頭が真っ白になったり、言葉がスムーズに話せなくなったりして思うようにアピールができなくなってしまいます。
自分なりの気持ちの切り替え方や肩の力を抜く方法を面接本番までに見つけておくと安心です。
【面接がボロボロになりやすい人3】準備の不足
面接対策が不足していると思うように自分をアピールできなかったり、予期せぬ質問に焦ってしまったりします。面接ではどんなことを聞かれるかも分からないので、しっかりと自己分析をして自己理解を深め、さらに企業についての情報も整理しておきましょう。
また、面接会場の下調べや持ち物の準備も重要になります。当日にうっかりミスをしてしまわないように余裕を持って準備しましょう。
面接でボロボロになりたくないなら場数をこなすしかない
正直言ってしまえば、面接は場数がモノを言います。というのも、どれだけ頭の中で面接の練習をしていたとしても自分が想定していた範囲外から質問が飛んで来てしまうからです。よく面接は会話だといいますが、本当にその通りだと思います。面接を事故なく乗り越えたいのであれば、とにかくいろんな企業の面接を受けてみることをおすすめします。
もちろん、興味のない企業を片っ端から受けろというわけではありません。ただ一度しかない新卒就活は大変貴重なのです。1年以上かけていろんな業界を見ることができるのは恐らく今だけなので、この機会に視野を広げて業職種問わず話を聞いてみることは、きっといい経験になると思います。
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面接がボロボロの学生が受かるための挽回方法
基本的に「面接がボロボロだった」という評価は主観的で確実性がないため、気にしなくて問題ありません。しかしそれを理解していても、どうしても気になって挽回したいと考える学生も多いでしょう。
そこで、ここからはボロボロの面接を挽回する方法を3つ紹介します。面接中や面接後に「ボロボロだな…」と感じたときは、ぜひ実践してみてください。
【ボロボロの面接に受かるための行動1】落ち着いて受け答えをする
面接中にボロボロだと感じたときでも、焦って自己PRをしまくることは避けましょう。面接は学生と企業がお互いを知るための場であるので、双方向のコミュニケーションを取る必要があります。アピールしようと一方的に話しすぎてしまうと、コミュニケーション能力がないと判断されてしまう恐れがあります。
落ち着いて受け答をすることを心がけ、アイコンタクトや頷き、長く話しすぎない、相手が話し終わってから話すことなどをいつも以上に意識しましょう。いつもどおり、自分にできる最大限のアピールをしてください。
【ボロボロの面接に受かるための行動2】最後の一言に熱意を込める
面接中にボロボロだと気づいたときは、最後の一言に熱意を込めることもおすすめです。
最後に、「緊張して上手く答えられませんでしたが、熱意は誰にも負けません」「必ず貴社に入社し、〇〇という夢を実現したいです」と話せると、熱意が伝わって選考に加味される可能性があります。
【ボロボロの面接に受かるための行動3】お礼メールで補足説明する
帰宅後ボロボロの面接が気になった場合は、お礼とともに補足説明する内容のメールを送ってもいいでしょう。熱意が伝わりますし、メールでなら緊張して話せなかった内容もしっかりとアピールできます。
以下に例文を記載したので、参考にしてみてください。
【件名】
一次面接のお礼/(氏名)
【本文】
〇〇株式会社
人事部 採用グループ
〇〇 様
いつもお世話になっております。
〇〇大学4年生の(氏名)と申します。
本日はお忙しい中、一次面接のお時間をいただき誠にありがとうございました。
面接のなかで貴社の仕事の〇〇というやりがいや今後のビジョンをうかがい、
ますます志望意欲が高まりました。
面接の際は緊張で「私の将来のビジョン」の質問にうまく答えられませんでしたが、
大学で培った〇〇という能力を活かして、貴社の〇〇事業で〇〇という結果を出したいと考えております。
取り急ぎ、面接のお礼と補足説明をしたいと思い、メールいたしました。
ご多忙かと存じますので、ご返信には及びません。
末筆ながら面接のお礼を申し上げますとともに、
貴社のますますのご発展と社員皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
受かった就活生から学ぶ!面接をボロボロにしない対策
最後に、受かった就活生の事例から学ぶ、面接をボロボロにしない対策について解説します。
今回の面接がぼろぼろだった学生も、次回の面接でいい印象を残せるようにしっかりとチェックしておきましょう。
【受かった就活生のボロボロ面接対策1】面接対策をしっかりと行う
面接をボロボロにしないためには、事前準備がとても重要です。以下の内容を参考に、しっかりと面接対策を行なっておきましょう。
- 質問の回答を用意しておく
- エントリーシートを見直しておく
- 面接を添削してもらう
- 身だしなみを整えておく
- ビジネスマナーをチェックする
上記にくわえ、結論ファーストで簡潔な回答にすることを意識すると好印象です。
なお、面接の練習は一人で行なうのではなく、友人やキャリアセンターなどの第三者に協力してもらいながら行なうことがおすすめです。
詳しくはこちらで紹介しているので、参考にしてみてください。
【受かった就活生のボロボロ面接対策2】企業研究をしておく
企業研究をしておくことも、面接がぼろぼろになることを防ぐ対策法としては有効です。多くの質問のなかでも、企業についての質問に答えられないことは非常に危険です。熱意がないと思われ、マイナスイメージになってしまいます。
企業と業界の研究は念入りに行い、熱意が伝えられるように準備を整えておきましょう。企業研究の方法についてはこちらで紹介しているので、しっかりと目を通しておいてください。
面接がボロボロでも受かった学生は多い!万全の態勢で面接に挑もう
面接がボロボロだと気持ちが落ち込んで結果が気になってしまいますが、自己評価が悪くても合格を勝ち取った学生はたくさんいます。そのため、面接がボロボロでも過度に落ち込んでしまうことは避け、次の面接に備える行動に移ることをおすすめします。
ただし、ボロボロだった理由を追求し、改善点や反省点を探すことは大切です。面接をボロボロにしない対策法と終わった面接の振り返りはしっかりと行ない、次はあなたらしい面接にできるよう、回答をブラッシュアップしていきましょう。