志望動機の完成度は「締めの言葉」がカギ!そのまま使えるテンプレートと例文

志望動機を作成するとき、「最後の締めの言葉」を何にするのかで面接官に与えられる印象が全く変わります。志望動機の完成度を上げて熱意をしっかりとアピールするために、内容だけではなく締めの言葉にもこだわってみてはいかがでしょうか。

今回は、好印象を残せる志望動機の締めについて解説します。そのまま使えるテンプレートも掲載しているので、志望動機を作るときは参考にしてみてください。

志望動機は「締めの言葉」が非常に重要!

志望動機の締めの言葉は、もっとも印象に残る部分です。「よろしくお願いいたします」で締めてしまう学生も多いですが、それでは無難すぎて面接官の印象に残らないかもしれません。
これでは「自分を採用すべきだ」「自分は選ばれるべきだ」というアピールから遠ざかってしまい、インパクトのない印象になってしまいます。

人事の心をつかんで内定を勝ち取るためにも、最後に熱意を伝える一言を入れて、熱意や貢献度を知ってもらえる志望動機にすることが重要です。

志望動機の「締めの言葉」でアピールできること

それでは、志望動機の締めの言葉を工夫すると、どのようなことをアピールできるのでしょうか。ここでは、締めの言葉の効果について見ていきましょう。

【志望動機の締めでアピールできること】①志望度や熱意の高さ

最後に熱意を伝える締めの言葉を盛り込むことで、その企業への志望度の高さをアピールできます。

「どうしてその企業ではないと駄目なのか」「ほかの企業以上に志望していること」といった内容を伝えられれば、面接官からの印象をアップさせられます。

【志望動機の締めでアピールできること】②意欲の高さ

締めの言葉で入社後の目標や貢献する意思を伝えれば、意欲の高さをアピールできます。ただし、根拠のない目標や意欲は「内定がほしいから言っているだけ」と思われてしまうため注意しましょう。

目標実現のために実際に行なっている努力や活かせる自分の経験なども伝えられると、さらに好印象を残せます。

【志望動機の締めでアピールできること】③ポテンシャル

締めの言葉として「入社後にどのようなことを実現したいのか」「どのような価値を提供できるのか」を伝えることで、将来のポテンシャルをアピールできます。

企業研究から「企業が求めている人物像」や「必要なスキル」を先読みし、入社後に役立てることを伝えると評価をグッとアップさせられるでしょう。

志望動機の「締めの言葉」を決めるときのポイント

「志望動機は締めの言葉が大切」といわれても、具体的にどのような言葉でアピールすればいいかわからない学生は多いかもしれません。

そこで、ここからは締めの言葉を決めるときのポイントを紹介します。以下の4つのポイントを踏まえて志望動機を締めると、効果的なアピールになります。

【志望動機の締めのポイント】①前向きな言葉を使う

志望動機の締めの言葉を決めるときは、これからの成長を期待できるような、前向きな言葉を盛り込むことを意識しましょう。

面接では、学生のスキルや学力などといった優秀さではなく、「一緒に働きたいか」「入社後に活躍してくれる人材に育ちそうか」というポテンシャルが重要視されます。そのため「入社後に頑張ってくれそうな、自社に合った人材だ」と思わせることが大切なのです。

前向きな言葉を使うと、その人の将来性に期待が持てて「一緒に働きたい」と思わせることが可能です。志望動機は、必ず前向きな言葉で締めるようにしましょう。

【志望動機の締めのポイント】②具体性をもたせる

締めの言葉を決めるときは、「とにかく頑張ります」「私は、必ず貴社に貢献します。」など、抽象的な言葉は避けましょう。どれほど入社意欲が高くても、アピールに具体性がないと熱意が伝わらず、非常にもったいないです。

「入社後はどのように頑張るのか」「どう貢献するのか」を具体的に記載すると、好印象を残せます。志望度の高さを伝えるためにも、入社後のビジョンがあることをしっかりとアピールしましょう。

【志望動機の締めのポイント】③言い切る

「お役に立てるように頑張りたいです」「早く一人前になれるよう努力したいと思います」など、言い切っていない締めの言葉には注意が必要です。自信がなくて頼りないと思われてしまうためです。

入社後の貢献度や目標について断言してしまうことに不安を感じる学生もいますが、あやふやな言葉では印象に残ることはできません。可能な限り言い切るようにしましょう

【志望動機の締めのポイント】④根拠のない目標に注意

前項で言い切ることが大切だと紹介しましたが、「必ず売上を倍増させます」「必ずヒットする商品を生み出します」などと大きな目標を掲げるときは注意しましょう。こういった締めの言葉は聞こえがいいですが、根拠がともなっていないと「自分を過大評価している」「現実を見れていない」と思われるリスクがあります。

目標を伝えるときは、以下のように根拠や努力について盛り込むようにしましょう。

【具体的な目標の例】
  • 〇〇という努力をして、売上を倍増させられるよう尽力します
  • 〇〇という勉強に力を入れ、ヒット商品を開発します

具体的な努力の内容について言及できると、「しっかりと現実を見据えて頑張ってくれそうな学生」だと思ってもらうことができます。

志望動機でそのまま使える「締めの言葉」テンプレートと例文

ここからは上記のポイントを踏まえて、志望動機でそのまま使える「締めの言葉」のテンプレートと例文を掲載します。どのような言葉で締めたらいいかわからない学生は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【志望動機の締めテンプレート】①~なので貴社を志望しました

「~なので貴社を志望しました」という締めは、志望動機を最後にもう一度伝えて念を押す効果がある言葉です。締めの言葉は、一番印象に残る部分です。改めて志望した理由を詳しく伝えることで、熱意を余韻として残すことができます。

【締めの例文】

独自の最先端技術をもつ貴社でならば、私の「IT技術を活かした福祉システムの構築をする」という目標を実現できると思い、志望いたしました。

【志望動機の締めテンプレート】②貴社で~を実現します

「貴社で~を実現します」という締めは、最後に入社後の目標を伝えてポテンシャルをアピールできる方法です。単に志望するだけではなく、将来の具体的なビジョンを持っていることが伝えられます。

【締めの例文】

今後はより一層プログラミング言語の勉強を頑張り、貴社に入社後は「お年寄りが使いやすい通販アプリの開発」という目標を実現します。

【志望動機の締めテンプレート】③貴社で~に貢献します

「貴社で~に貢献します」という締めは、企業の目線に立って考えられていて、入社することで利益を生み出せることをアピールする方法です。自分だけではなく、企業のために尽力する意欲があると伝えられます。

【締めの例文】

貴社で私の英語力を生かし、海外からの発注を増やすことで業績アップに貢献いたします。

締め以外にもポイントはたくさん!志望動機の基本的な作り方

志望動機は締めの言葉も大切ですが、書き出しや志望する理由といったほかの部分も非常に大切です。最後に志望動機の基本的な作り方についておさらいして、より人事に刺さる内容にブラッシュアップしていきましょう。

効果的な志望動機を作るときは、PREP法を意識すると相手に伝わる内容に仕上がります。以下に、志望動機の流れとポイントをまとめておきました。

【志望動機の作り方】
  1. 結論(Point)
    「貴社を志望した理由は〇〇です」と、結論から書き出す。
  2. 理由(Reason)
    その企業を志望した理由を具体的に説明する。
  3. 具体的なエピソード(Example)
    志望するきっかけになった具体的な経験や理由を説明。「この企業でないとだめ」である理由をしっかりと盛り込む。
  4. 締めの言葉(Point)
    最後に、この記事で紹介した締めの言葉を盛り込む

    志望動機の詳しい作り方は、こちらでも解説しています。熱意を伝えられる志望動機にするために、この記事にも目を通してきましょう。

    エントリーシートの志望動機の書き方は4ステップで完璧【業界別例文付き】

    「締めの言葉」を工夫して印象的な志望動機にしよう!

    志望動機を作るときは「締めの言葉」でしっかりと余韻を残すと、人事への訴求力が上がります。今後の活躍を期待させられるような前向きな締めの言葉で、「一緒に働きたい」と思ってもらえる志望動機に仕上げていきましょう。

    志望動機の締めの言葉で迷ったときは、ぜひ今回紹介したテンプレートと例文を参考にしてみてください。あわせて志望動機の作り方についてもおさらいして、ほかの学生と差をつけられる内容に磨き上げましょう!