本記事では、インターンで好印象を残す挨拶の方法についてや自己紹介の方法などを解説していきます。 皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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子どもの頃から大切と言われ続けてきた挨拶ですが、挨拶の大切さは家庭や学校だけでなく、社会人になっても変わりません。「挨拶はするもの」と思っている人も多いかと思いますが、なぜ大切なのか考えたことがある人は多くないでしょう。今回は、挨拶のコツや好印象を残す方法を詳しく解説していくので、最後まで読んでみてください。
インターンは最初のあいさつ で印象が決まる
いくつになっても人と関わる限り、挨拶は欠かせません。「心を開き、その心に近づく」という意味がある挨拶は、出会いと別れのタイミングで交わされます。私たち日本人にとって挨拶は、礼儀やねぎらいの意味合いが強いものでしょう。
挨拶が大切なのは、インターンシップでも同じです。適切な挨拶ができていないと、企業や他の学生からの印象も悪くなってしまいかねません。人の印象は出会って5秒で決まると言われており、最初の印象が悪いとそれを覆すのは至難の業です。
挨拶の仕方が不安な人は、事前に対策しておきましょう。
インターンの挨拶で意識するポイント
まずは、印象を大きく左右する挨拶で押さえるべきポイントを確認しておきましょう。
【インターンの挨拶で意識するポイント】正しい敬語を使う
インターンシップは学生時代に参加するものではありますが、訪問しているのは企業であることを認識しましょう。普段から社会人と接する機会のない人にとって、敬語は難しく感じられるかもしれませんが、ビジネスの場では正しい敬語を使い、参加する企業に敬意を払う必要があります。
「お疲れ様でした」「お世話になります」「お先に失礼いたします」など、挨拶にはさまざまな種類があります。誰に対しても敬語で話すことを心がけ、シーンに応じて使い分けてください。敬語を話すのに不安がある、間違っていないか心配という方は、ことらの記事で間違いやすい敬語一覧を記載しているので、参加前に確認しておきましょう!
【インターンの挨拶で意識するポイント】相手に聞こえる声で話す
挨拶は相手に届かなければ意味がありません。聞こえなくてはしていないのと同じです。小さな声は自信がないように見えるので、普段より少し大きめの声を意識して、相手の目をしっかり見ながら挨拶すると、相手に挨拶していることが伝わりやすくなります。
【インターンの挨拶で意識するポイント】笑顔と姿勢を意識する
挨拶が相手の心に近づくためのものであることを考えれば、近づきやすい印象を与えることは重要なポイントです。暗い表情をしている人や無表情な人よりは、明るい表情をしている人の方が話しかけやすいです。挨拶するときは周りと目を合わせながら笑顔を心がけるとよいでしょう。
合わせて意識したいのは姿勢です。背筋をピンとして、胸を張ります。姿勢がよい人には自信があり、信頼できそうな印象を持つものです。特に猫背気味の人は肩甲骨を寄せるようにして、姿勢を意識しましょう。
【インターンの挨拶で意識するポイント】お辞儀の角度を意識
私たち日本人の挨拶はお辞儀を伴います。お辞儀にはさまざまな角度がありますので、シーンに応じて使い分けすることが大切です。
次の3つを使い分けましょう。
【会釈】
軽く一礼すること。すでに知っている相手に対して使う挨拶の方法で、相手に分かる程度に頭を軽く下げます。一般的には頭の角度は15度程度とされることが多いようです。
【敬礼】
元々、軍隊や警察で相手に敵意がないことを示すために使われていた挨拶形態。角度は30度程度を目安にしてください。
【最敬礼】
最上の敬礼の仕方。手の先をひざまで下げて、体を深く折り曲げ、体の弱点である頭を見せます。角度は45度。天皇や神霊などに対する礼式として定められている礼です。
ビジネスシーンでは【敬礼】をよく使います。インターン初日や、最終日など感謝の気持ちを表すときは30度程度の敬礼をすると、誠実な気持ちが伝わります。
最敬礼は丁寧ではあるものの、ビジネスシーンには過度なお辞儀です。相手によっては馬鹿にされたととらえられることがあります。心の底から感謝したときや、謝罪しなければならないシーンに限って使いましょう。
【インターンの挨拶で意識するポイント】清潔感のある身だしなみか確認する
身だしなみを整えることは社会人としてのマナーです。インターンでは学生も社員のように扱われるため、会社の内外で「いい加減そうな人だな」といったイメージを持たれないよう、見た目には気を遣いましょう。
挨拶をするときは見た目も大事なので、折にふれてネクタイは曲がってないか、シャツにシワはないか、肩にフケがのっていないかなど、身だしなみをチェックする習慣を持つことをおすすめします。
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インターンに参加する時の受付での挨拶
インターンに参加するときは、受付での対応を見られていることもあります。自信を持って応対できるように、受付での挨拶の仕方も確認しておきましょう。
【インターンに参加する時の受付での挨拶】受付がいる場合
受付がある企業では、訪問したらまず受付を訪ねます。「○○大学の○○と申します。本日は○○株式会社のインターンシップにうかがいました。」のように、大学名、名前、訪問先、用件を伝えましょう。
企業がいくつか入っているビルなら、受付の人が呼び出してくれることもあります。呼び出しをスムーズに行うために、必ず訪問先の企業名と、インターンシップで訪問したという用件も併せて伝えます。
【インターン参加企業の受付での挨拶の仕方】内線電話がある場合
内線電話があるときの挨拶の仕方は、受付があるときと同じです。事前に連絡されていた番号、もしくは担当者の番号に掛けて大学名と名前を伝えます。
電話を切るときは「失礼します」の一言を忘れずに。「ガチャッ」と切れることのないように、受話器を置く前に通話を切るボタンを押しましょう。
インターンの挨拶で気をつけるポイント
続いて、インターン初日の挨拶のポイントを見ていきましょう。
【インターンの挨拶で気をつけるポイント】自己紹介は時間別で用意する
初日の挨拶は自己紹介をするのが一般的です。インターンの挨拶にはグループ内でする軽いものから、みんなの前で発表するタイプのものまでいくつかのパターンがあります。
すぐに対応できるように、15秒、30秒、1分の3パターンを用意しておくのがおすすめです。15秒だと75字程度、1分なら300~400字程度の文字量です。不安な人は要点だけでも書き出してみるとよいでしょう。
自己紹介で何を話せばいいのか分からない場合は、こちらの記事で自己紹介の作成方法について説明しているので、事前に確認しておきましょう!
【インターンの挨拶で気をつけるポイント】基本情報を伝える
冒頭ではどこの誰であるかをしっかりと伝えます。大学名、学部、学科、氏名は必ず伝えてください。社内に大学のOB・OGがいれば、それがきっかけでつながりができる可能性もあるでしょう。
【インターンの挨拶で気をつけるポイント】好きなことや趣味を伝える
好きなことや趣味は、自分らしさが伝わるテーマです。 社員や他の学生と交流するためのネタとして盛り込んでみてください。きっかけづくりをすることで、社員やインターンに参加する他の学生と仲良くなり、人脈を作ることにも役立つでしょう。
インターンの自己紹介で使える挨拶の例文【時間別】
最後にインターンの自己紹介で使える例文を紹介します。なかなかまとまらない方は文章が長くなっていないか、同じようなことを何度も言っていないか確認しながら作成してみてください。
【インターンの挨拶例文】15秒バージョン
【インターンの挨拶例文】1分バージョン
趣味はロードバイクです。大学2年生の春休みはロードバイクで日本一周しました。ロードバイクのマンガ『弱虫ペダル』の舞台となった天草にも行きました。日本一周は、自転車が途中で壊れたり悪天候に遭ったりと大変でしたが、初めての土地を訪れたこと、その土地での人との出会いが印象的でした。
もしロードバイクが好きな方がいれば、今度ご一緒しましょう。インターンシップは初めてでドキドキしていますが、同時にワクワクもしています。どうぞよろしくお願いいたします。
誰でも気軽にできる「一言挨拶」
長文でのあいさつは中々緊張してしまいますよね。ですが、たった一言の挨拶であれば比較的気軽にできるでしょう。一言だけと言ってもその効果は侮れません。
・出勤時:「おはようございます」
・外出時:「行ってきます」
・帰社時:「ただ今戻りました」
・社員と会った時:「お疲れ様です」
・先に帰る時:「お先に失礼します」
・最終日で別れるとき:「お世話になりました」
インターンのお礼メール
インターンが始まった際に挨拶をするように、インターンが終わった後はお礼メールをすると良いでしょう。お礼メールの書き方や内容などは以下の記事で詳しく解説しています。
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インターンの自己紹介で趣味や今はまっていることを伝える時、趣味はあるものの、「なかなかこれ好きな人いないないな…」「言ったら引かれるかもしれない…けど言いたい」と思う事ありませんか?無趣味には思われたくないし、できれば社内でも同士がいると嬉しいですよね。
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挨拶は姿勢と笑顔を意識して、好印象を残そう!
出会ったときに交わす言葉である挨拶は、その後の印象に大きく影響します。挨拶の印象で今後の印象も違ってくるので、明るい挨拶をこころがけて好印象を残しましょう。笑顔が苦手な方は事前に鏡の前で練習して、顔が暗くなってないか等確認しておきましょう!