インターンのお礼メールで意欲をアピール!記載する内容や書き方を解説【例文付き】

本記事では、インターンのお礼メールに書くべき内容や書き方などを解説していきます。

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インターンに参加した後は、お礼メールで感謝の気持ちと本選考への意欲を伝えましょう。人事へのアピールとビジネスメールの練習を兼ねたお礼メール作成は、一石二鳥の作業です。しかし、何をどう書けばいいのか分からず、悩んでいる学生もいるのではないでしょうか?今回は、インターン後に送るお礼メールの書き方を5ステップで解説します。記載する内容やお礼メールを送るタイミングもまとめているので、一緒にお礼メールを作成しましょう。

1Day仕事体験でもインターンのお礼メールは送るべき?

結論から言うと、1Day仕事体験に参加した場合でもお礼メールは送るべきです。たとえ1日でも、時間とお金と労力を使って学生を受け入れてくれたことに変わりありません。1Day仕事体験でも短期インターンでも長期インターンでも、インターンに参加した後はお礼メールを送りましょう。

このようにお礼メールを送ることをおすすめする理由は、学生側にメリットがあるからです。お礼メールを送る学生のメリットは、以下の2つです。

お礼メールを送るメリット
  • 人事に高印象を与えられる
  • ビジネスメールの練習になる

基本的にインターンは人事が担当となり、学生の対応をします。つまり、その人事が本選考の面接官となる可能性もあるということです。また、お礼メールはビジネスメールを作成する練習にもなるので、送っておいて損はないでしょう。

インターンのお礼メールに記載する内容

お礼メールと言っても、ただ「お世話になりました」「ありがとうございました」と書いて送信するのでは意味がありません。では、インターンのお礼メールには具体的にどのようなことを書けばいいのでしょうか?

【インターンのお礼メールの内容】参加させてもらった感謝

まずはインターンに参加させてもらった感謝を述べましょう。インターンの開催には募集や選考、準備など多くの労力が割かれています。

また、インターン当日は通常であれば業務を行っている時間を学生のサポートに充て、学生を受け入れてくれています。貴重な機会を与えてもらったことに感謝し、お礼を伝えましょう。

【インターンのお礼メールの内容】インターンで感じたことや学んだこと

感謝を述べた後は、インターンで感じたことや得た学びを伝えてオリジナリティーを出しましょう。ただ感謝を述べるだけでは、物足りないお礼メールになってしまいます。

また、とくに魅力を感じたプログラムがあれば、具体的に伝えてください。企業はできるだけ多くの学生にインターンに参加してほしいと考えているので、あなたの具体的な意見は非常に役に立ちます。

【インターンのお礼メールの内容】印象に残った社員や担った業務

日数が長くなればなるほど、お世話になる社員や担う業務は増えていきます。インターン中に印象に残った社員や業務があれば、インターンの感想の後に記載してください。

お礼メール作成の段階で「お世話になった社員の名前を忘れてしまった」「〇日目に担った業務内容が思い出せない」ということにならないように、インターン中は意識的にメモを取りましょう。

企業によっては日々の業務を振り返る日報をつけるよう指示したり、インターン後にアンケートを取ったりする可能性もあります。お礼メール同様、内容を思い出せず書けないということにならないように普段からメモを取る癖をつけておきましょう。

【インターンのお礼メールの内容】本選考への意欲

最後は本選考への意欲をアピールしましょう。例えば、「ぜひ貴社の選考も受けさせていただきたく存じます」「ぜひ貴社で働かせていただけたらと思っております」のような一言を付け加えておくだけで、志望度の高さをアピールできます。

もし本選考は受けないと決めているなら、「インターンシップを通じて学んだことを、今後に活かせるよう努めて参ります」「貴社のインターンシップで培った経験を就職活動に活かせるよう、今後も精一杯取り組んでいきます」といった一言で締めるといいでしょう。

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【例文付き】インターンのお礼メールの書き方5ステップ

ここからは、インターンのお礼メールの書き方を5ステップで解説します。先ほど紹介した記載すべき内容とあわせて、お礼メールの構成を確認していきましょう。

【インターンのお礼メールの書き方】宛先

インターンのお礼メールの宛先は、受け入れ先企業の人事部が一般的です。担当者の名前が分からない時は「人事部 インターンシップご担当者様」とします。人事部以外に直接お世話になった社員がいる場合は、人事宛のお礼メールとは別にメールを送ってもいいでしょう。その場合もお礼メールと同様の構成でOKです。

【インターンのお礼メールの書き方】件名

ビジネスメールでは、一目でメールの内容を理解できるような件名をつけるのがマナーです。インターンのお礼メールの場合は「インターンのお礼(大学名+氏名)」というように、用件の後に大学名と氏名を記載しましょう。

件名を入れずに送信すると、セキュリティ対策ではじかれて届かない可能性があります。メールを作成した後は、件名を入れ忘れていないか確認するようにしましょう。

【インターンのお礼メールの書き方】宛名

宛名は略語を使わず、正式名称で書きましょう。株式会社の場合は(株)と略さず、株式会社と記載します。

「○○株式会社 人事部 採用チーム ○○様」にならって、会社名+部署名+役職名+氏名の順番で書きましょう。

【インターンのお礼メールの書き方】本文

宛名の後は「お世話になっております。○○大学○○学部 ○○です」のように、挨拶文と大学名+氏名を書きましょう。それに続いて、インターンに参加させてもらった感謝や感想などを記し、本選考への意欲をアピールします。本文の最後は、「末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。」といった相手を思いやる言葉で締めましょう。

【インターンのお礼メールの書き方】署名

本文の最後の行から1~2行スペースを空けて、名刺代わりとなる署名を記します。署名には「大学名」「学部」「学科」「氏名」「電話番号」「メールアドレス」を記載し、上下を傍線や二重線で装飾しましょう。

署名はメールの設定からあらかじめ登録しておくと、メールを作成した時点で自動的につくようになります。署名の付け忘れの防止かつ時短にもなるので、本格的に就活が始まる前に登録しておくと便利ですよ。

インターンのお礼メールの例文

件名:インターンシップ参加のお礼(○○大学 キミスカ由貴)

○○株式会社
◯◯部 ◯◯課 ◯◯様(or人事部 インターンシップご担当者)

お世話になっております。
〇月〇日に開催された貴社のインターンシップに参加させていただきました、○○大学 ○○学部 ○○学科のキミスカ 由貴と申します。
取り急ぎお礼を申し上げたく、メールにて失礼いたします。

この度は幼少の頃から興味があった貴社のインターンシップに参加させていただき、本当にありがとうございました。
実践に近いコンテンツとグループワークを体験することで、かねてより志望してした貴社への入社意欲がさらに高まりました。

とくに印象深かったのは、○○部○○様の「~~~」というお言葉です。働くことの大変さとともに、仕事のやりがいや働く喜びなどを感じることができました。また、○○のグループワークから、私には一歩引いて聞き役になるヒアリング力が必要だと気付けたのも嬉しい発見でした。

貴社のインターンシップを経て、貴社で活躍したいという気持ちがより一層強くなりました。貴社の新卒採用選考にもエントリーさせていただきたく存じますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

お忙しい中、ご指導ご鞭撻いただき誠にありがとうございました。
末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

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キミスカ 由貴(きみすか ゆき)
○○大学○○学部○○学科
TEL:090-○○○○-○○○○
MEIL:yuki1234@○○○○
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インターンのお礼メールを送るタイミングは?

インターンのお礼メールを送るタイミングは、インターン終了当日が理想です。ただし、マナーの観点から企業の営業時間内に送信したいので、時間が遅くなってしまった場合は翌日でもOKです。

もし数日経ってからお礼メールを送っていないことに気付いた時は「すぐにでもお礼を申し上げるべきところ、遅くなってしまい申し訳ございません」のような、お詫びの文章を添えておきましょう。
万が一、一週間以上経ってから送り忘れに気付いた場合は、送らないと決めるのも一つの手かもしれません。

インターン後はお礼メールを送信して意欲をアピールしよう!

インターンに参加した後は、感謝の気持ちを伝えるためにお礼メールを送信しましょう。お礼メールは必須の作業ではありませんが、本選考への意欲アピールやビジネスメールの練習といった側面もあるので積極的に送りたいところです。

その際は本記事で解説した書き方をもとに、インターンで得た学びや本選考への意欲が伝わる文章を作成しましょう。インターン参加前に本記事をチェックしている学生は、インターン終了後すぐにお礼メールを送れるように署名の設定を済ませておくことをおすすめします!