この記事では、自己PRで英語力をアピールする方法や注意点などを例文付きで解説していきます。
皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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自己PRで英語力をアピールするときの3つのポイント
前述した通り、就活では単に英語が得意なことをアピールするだけでは不十分です。なぜなら、外資系や外国と取引がある企業には、英語が得意な学生が殺到するからです。そのなかで差別化を図り人事の印象に残るには、アピール方法を工夫する必要があります。まずは、自己PRで英語力をアピールする時に意識してほしいポイントについて見ていきましょう。
【自己PRで英語力をアピール】 きっかけを話す
あなたのことをよく知ってもらうためには、まず英語を学ぼうとした動機を説明することが大切です。そうすることで、英語力だけでは伝わらない、あなたの人間としての魅力を伝えられます。
「日本の魅力を海外にもアピールしたいから」「海外で活躍したいから」など、英語を勉強する動機は人によってさまざまです。きっかけを具体的に話すことで、短い自己PRの中でも、あなたの人柄をしっかり伝えることが出来きるようになります。
【自己PRで英語力をアピール】努力したことを話す
印象的な自己PRにするために、「毎日欠かさず英単語を20個覚えた」など、英語力をつけるために行った努力を必ず盛り込みましょう。留学経験がある場合も、どんな目的で留学したのか、どんな課題をどんな方法で乗り越えたのか、どんなことを学んだのかをきちんと説明することが、魅力的な自己PRへの第一歩です。
努力を一緒に伝えることで、あなたの課題に対する向き合い方を伝えられます。あなたが仕事をしている姿をイメージしやすくなるため、より人事の印象に残ることができるでしょう。
【自己PRで英語力をアピール】仕事での活かし方を話す
どんなに英語が堪能でも、それを仕事で活かせなければ意味がありません。人事は自己PRを通して、あなたが入社後活躍できるかどうかを、確認したいと思っています。
そのため、自己PRでは、「自分の英語力がどんな場面で活きるのか」「英語力でどんな利益を企業にもたらせるのか」をしっかりと説明できるようにしておくことが大切なのです。仕事への貢献と英語力を関連づけてアピールできると、「入社後のビジョンがはっきりした学生だ」と思ってもらえるでしょう。
英語力の自己PR と一緒にアピールしたいおすすめ長所
英語力の高さだけをアピールする「英語だけ学生」になってしまっては、どんなに能力が高くても採用は程遠いのが現実です。英語はあくまで、コミュニケーションの手段のひとつでしかありません。英語力に加えて社会人や人間としての魅力がある学生でないと、企業は欲しいとは思いません。
自己PRでは英語がどんなに得意かではなく、英語の勉強を通して身についた強みや、考え方をアピールする必要があることに注意しましょう。自己PRをもっと魅力的にするために、英語力と一緒にアピールしやすい、おすすめ長所の例を挙げていきます。
【英語力の自己PRで合わせてアピールしたい長所】継続力
英語の勉強は、決して一朝一夕でできるものではありません。場合によっては、幼い頃から継続して学び続けている学生もいるかもしれません。そのため英語力がある学生には、継続力があると言えます。
仕事においても、プロジェクトを達成するためには何ヶ月、何年もの歳月をかけて、同じ業務に当たっていくことになります。英語の学習を通して身についた継続力は、入社後も必ず役立ちます。ゆえに継続力は、英語力と非常に相性が良い強みだと言えるでしょう。
【英語の自己PRで合わせてアピールしたい長所】適応能力の高さ
英語を学ぶ中で、留学経験や留学生との交流経験がある場合、異なる環境にも順応できる適応能力の高さがアピール可能です。企業に就職すれば、取引先企業への訪問やチーム単位での業務など、新しい環境に適応する能力は重要となります。また、適応力の高さを柔軟性やストレス耐性、コミュニケーション能力や吸収力の高さと捉える企業も中にはあります。どれも社会人として欠かせない素質なため、自己PRでアピールすると好印象が残せますよ。
とくに営業や接客業では重要視される能力なので、英語力と合わせて適応能力をアピールできると非常に心強いでしょう。
【英語の自己PRで合わせてアピールしたい長所】積極性
独学でも英語を学ぶことはできますが、ほとんどの学生は大学の教師や留学生とともに英語力を磨いていきます。語学を学ぶために新しい人間関係を築く積極性は、就活でアピールできる強みになります。
とくに、言葉の壁などの困難を自分の力で乗り越える行動力がある人材は、企業に重宝されます。単に積極性をアピールするのではなく、その積極性で困難を乗り越えた経験を伝えられると高評価ですよ。
【英語の自己PRで合わせてアピールしたい長所】視野の広さ
外国の方の考え方や行動を身近に感じてきた学生は、ひとつの考えに囚われず、柔軟で多角的な視野を持てるようになります。留学の経験や外国の方との交流経験があれば、それを通して身につけた視野の広さもアピール材料になります。
視野が広い人材の「お客様のニーズにいち早く気がつける」「問題の解決方法を新しい視点から見つけられる」などといった長所は、仕事でも必ず活きてきます。したがって、英語の勉強で身についた視野の広さも、英語力とともにアピールする強みとしてはおすすめなのです。
自己PRを上手く作れない時は?
自己PRを書こうとしても「アピールポイントが分からない」「上手くまとめられない」という悩みを抱えていませんか?その悩みは、キミスカの適性検査を受けて自己分析・自己理解を深めることで解決できるかもしれません。
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適性検査の受け方や結果の見方などは、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
自己PRの構成はPREP法でまとめよう
内容がだんだん固まってきたら、構成はPREP法でまとめましょう。PREP法は、ビジネスシーンでよく用いられる文章構成の方法です。この構成を用いれば誰でも分かりやすくて簡潔な文章を作れるので、自己PRに限らずエントリーシートや面接での受け答えにも取り入れてみてください。
PREP法を用いると、以下の流れで自己PRを作成していきます。
PREP法で自己PRを書く方法についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
英語力をアピールする自己PRの例文
実際に英語力で自己PRを作成する場合、どんな流れでアピールしていけばいいのでしょうか。ここからは、英語力を盛り込んだ自己PRの例文を2つご紹介していきます。
【英語力を自己PRにした例文】資格取得
【英語力を自己PRにした例文】留学経験
英語力を自己PRに使うときの注意点
最後に、英語力を自己PRでアピールする時の注意点をご紹介していきます。説得力があって他の学生と差別化が図れる自己PRを作成するためにも、以下の3つのポイントに注意しましょう。
【英語力を自己PRに使うときの注意点】資格を重視する場合がある
留学経験があったり流暢に英語が話せたりしても、資格として実績が残っていないと人事にあなたの英語力を納得してもらえないことがあります。悔しいことですが、就活で英語力をアピールしたいのなら、実力を証明する資格や検定を受けておく必要があるのです。
英語力をアピールしたいのなら、英検やTOEIC、TOEFLは絶対に受けておきましょう。英検なら2級以上、TOEICなら650点以上がアピールできる最低ラインの目安になります。
【英語力を自己PRに使うときの注意点】英語力だけを言わない
英語力があることは採用でプラスに働きますが、英語力だけをアピールするのはNGです。英語が得意な学生は他にもいるので、差別化ができなくて印象に残りにくくなってしまいます。
就活では英語力にプラスして、英語を身につけるためにした努力や、企業での展望なども必ずアピールしましょう。ストーリー性があって未来につながる自己PRが作れれば、人事の記憶に残りやすくなりますよ。
【英語力を自己PRに使うときの注意点】見栄を張らない
よりアピールしようと、資格や実力について嘘を伝えることは絶対にやめてください。場合によっては、英語で受け答えをする面接が行われることもあるため、嘘は絶対にバレてしまいます。
そうでなくても、入社後に嘘をついていたことが発覚すれば、解雇につながる可能性もゼロではありません。英語能力だけに頼るのではなく、あなただけの魅力が伝わる自己PRを作成していきましょう。
自己PRを入れるだけでスカウトが来る就活サービスとは?
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英語力の自己PRは+αのあなたらしさで活きる!
企業にとって英語ができる学生は魅力的ですが、それだけで他の学生と差をつけることは難しいです。自己PRでは英語力だけに頼らず、英語を学ぶ中で身についた強みや、学びを一緒にアピールしましょう。英語力と一緒にアピールできるおすすめ長所を参考に、あなたらしい魅力的な自己PRで、企業にあなたらしさを伝えてください。