SPIで高得点の目安を知りたい!形式・分野別の指標や対策方法を紹介

SPIはペーパーテスティングやWEBテスティングなど4つの形式がありますが、いずれも得点・結果を知ることはできません。しかし、テストセンターの場合は高得点を取れているかどうかを判断でき、WEBテスティングもある程度把握することができます。

そこで今回は、SPIで高得点を取れているかどうかの目安を形式別に解説します。高得点を狙っている就活生や、自分が受けたSPIの点数が気になる人はぜひ参考にしてみてください。

SPI「テストセンター」高得点の目安・指標

SPIで自分が何点とれたのかは知らされませんが、テストセンター受検の場合は3つの指標が高得点の目安になります。

・チェックボックス問題が出た
・複数(4)タブ問題が出た
・8割以上の問題に答えた

チェックボックス形式の選択問題は言語分野で出ることが多く、4タブ問題と呼ばれる複数タブの問題は非言語分野で出される傾向にあります。

また、8割以上の問題に答えたかどうかは、画面上のタイマーで確認することが可能です。テストセンター受検中はPCの画面上に時計が表示されており、「制限時間」と「問題の進捗度」も表示されています。具体的な数字では出ていませんが、残りの問題数が9時・10時の位置にある場合は、8割以上の問題に答えていると判断できるでしょう。

このほか、言語・非言語の分野別に高得点を取れているかどうかを把握する指標があります。以下でそれぞれ確認していきましょう。

【テストセンター「言語」の高得点指標】長文問題

長文読解は言語分野で特に難易度の高い問題ですが、テストセンターで出題されると高得点を取れている可能性があります。具体的な目安については、3つのポイントを確認してみてください。

【SPI・言語で高得点の目安1】出題数が2つ以上だった

長文読解の問題が1問出ただけでも高得点の可能性がありますが、2問・3問と出た場合はほぼ確実に高得点を取れていることが予想されます。

特に正答率が高くなるほど、長文読解の問題が複数回出てくる可能性があるため、2つ以上の出題数だった場合は高得点を取れていると判断できるでしょう。

【SPI・言語で高得点の目安2】空欄補充の問題が出た

空欄補充は短文のものもありますが、長文読解の小問が空欄補充形式だった場合は高得点が見込めます。長文読解の問題で出される空欄補充の特徴は、回答の選択肢が語句の抜き出しになっていることです。

下記表のように指定の文字数が不明確なほど難しくなりますが、その分高得点を取れていると判断できます。

難易度 設問の例
低い 5字で抜き出してください
テキスト 7字以内で抜き出してください
テキスト 6字程度で抜き出してください
高い 本文中から抜き出してください
(字数の指定なし)

【SPI・言語で高得点の目安3】内容一致の選択問題が出た

長文読解の設問で「本文の内容に合致するものを選択肢の中から選んでください」のように、内容一致の選択問題が出た場合も高得点を取れている可能性が高いです。

特に、当てはまるものを一つあるいは複数選ぶ「チェックボックス形式」だった場合は難易度が高くなりますが、より高得点を取れていることが見込めます。

【テストセンター「非言語」の高得点指標】表・推論の問題

非言語分野で高得点の指標となるのは、表の読み取りや推論の問題が出たかどうかです。それぞれどういったポイントが目安となるのか、詳しく見ていきましょう。

【SPI・非言語で高得点の目安1】表の読み取り問題が出た

表の読み取りが出た場合、通常は小問であるタブが2つしかありません。しかし、正答率が高かったり高得点を獲得できていたりする場合は、タブが4つになっているケースも珍しくありません。

4タブ形式だった場合は問題の難易度も高くなりますが、高得点を取れている可能性が高いでしょう

【SPI・非言語で高得点の目安2】推論の問題が何度も出た

言語分野の長文読解のように、非言語分野で推論の問題が何度も出た場合は、高得点を取れていると判断できます。

一方で、推論の問題がほとんどなく、四則演算や速度算など簡単な問題のみ出されている場合は、高得点は見込めないでしょう

【SPI・非言語で高得点の目安3】推論問題がチェックボックス形式だった

推論のチェックボックス形式は、選んだものが全て合っていなければ正解にならないため、かなり難易度の高い問題です。逆に言えば、難易度の高い問題が出るほど正答率が高いとも考えられるため、推論問題がチェックボックス形式だった場合は高得点が期待できます。

【テストセンター「英語」の高得点指標】長文問題が4つ以上

業務に英語力が必要な企業では、SPIで英語のテストが実施されることもあります。英語で高得点を取れているかどうかの目安は、長文問題が4つ以上出されることです。

英語の長文問題を解くためには、語彙力や読解力が必要となるため、受検する際は十分に対策しておきましょう。

SPI「WEBテスティング」で高得点かどうかの目安

テストセンターでは、出題された問題によって高得点かどうかを見極めることが可能です。一方でSPIの受検形式がWEBテスティングの場合は、正答率で問題の難易度が変わることはありません。そのため、出題内容から自分が高得点かどうかを判断することは難しいでしょう。

ただ、WEBテスティングは制限時間内に何問解けたのか、自分の手応えで予測することが可能です。例えば、言語分野は約40問を15分ほどで解く必要があり、最後まで解けたのか、どれくらい正解できた実感があるのかを振り返ってみましょう。

SPI合格ラインの目安が高得点だった場合の対策

SPIの合格ラインは企業ごとに異なりますが、大手企業や人気企業では高得点を取る必要があります。そのため、SPIで高得点を狙っている人は、次の対策を行いましょう。

タイトルが入ります。

・受験する検査の形式・科目を確認する
・問題集を繰り返し解く
・苦手科目を克服する
・時間配分を意識する
・模擬試験を受ける

SPIの対策方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる人はあわせて確認しておきましょう。

SPI対策は何をすればいい?おすすめの方法や手順、よくある質問を紹介

SPIの高得点目安に届かない人はキミスカを使ってみよう

今回ご紹介した高得点の目安や指標はあくまで参考の一つとして捉えておきましょう。就活生のなかには回答数が少なくともSPIを通過している人もおり、合格のボーダーラインは企業ごとに異なります。もちろん、人気企業や有名企業は応募者の足切りを目的にSPIを実施しているため、高得点を取っておいて損はありません。

確かに試験や検査で高得点を取ることは素晴らしいことですが、就活では自分らしくいられるかどうかも重要なポイントです。SPIで高得点が取れなくても自分に合った企業は必ず見つかります。キミスカでは、企業から学生に対してオファーの連絡が届く逆求人サービスを展開しています。従来の就活では見つからなかった企業と出会えるチャンスなので、ぜひ活用してみてください。

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