【例文5選】留学経験を自己PRにするには?アピールポイントや注意点を解説

この記事では、自己PRで留学経験をアピールする方法や注意点などを例文付きで解説していきます。

語学力だけではなく、異なった環境への適応力や行動力でアピールできる留学経験。他の就活生と差をつけるために、自己PRに留学経験を盛り込むのは有効なアピールとなります。しかし、留学経験自体がアピールポイントになるわけではありません。留学経験で得た学びやあなたの思考を自己PRで伝えられれば、人事に魅力を伝えることができます。以上のことを踏まえて、解説していきます。

留学経験の自己PRは就活で強みになる?

2017年に日本学生支援機構が行なった調査によると、2017年度に海外留学をした学生は10万人を超えました。留学をする学生は年々増加してきており、今や留学はそこまで珍しいことでもなくなっていますそのため、留学経験だけではアピールとしては弱いと言えるでしょう。

自己PRで重要なのは留学経験の有無ではなく、留学での経験を通して身につけた強みや成長について述べることです。留学経験で身についた強みをアピールできれば、他の学生と差別化を図ることは十分に可能でしょう。

留学経験の自己PRでアピールできる強み5選

あなたの留学という経験は、自己PRにおいて単なる「話の入り口」でしかありません。結局のところ大切なのは、留学の経験を通して身についたあなたの個性や強みなのです。

とはいえ、強みと言われてもどんなことをアピールすれば良いか、分からないと感じている方は多いかもしれません。そこで、ここからは留学経験とセットにして、アピールしやすい強みの一例をご紹介していきます。

適応力

留学をして違った思想や文化、習慣に適応して人間関係を築いた経験は、社会人になっても役立ちます。会社も違った考えの人間が集まった場なので、その中でも相手の意見を尊重しながら自分の意見を主張できる人材は重宝されるでしょう。

どんな環境にもすぐに馴染んで実力が発揮できる適応力は、就活において大きなアピールポイントとなります。

精神力

「言語が分からなくて友達が作れない」「授業についていけない」など、留学には課題が絶えませんよね。そんな孤独で過酷な状況でも課題を乗り越えた経験、そして諦めない精神的な強さは、どの業界でも必ず役に立ちます。

就職をすれば、課題を乗り越えなくてはいけない場面だらけです。そんな時も諦めずに前向きに取り組める学生は、企業にとって非常に魅力的でしょう。

目標達成力

社会人は、目標を達成するために努力をすることの繰り返しです。自ら目標を立てて留学して何かを達成した経験は、社会人生活に通ずるものがあります。

課題がある中でもコツコツと目標を設定し、工夫して達成した経験があれば強いアピール材料となります。目標達成のために行動を起こす積極性も評価の対象となるので、必ず自己PRに盛り込むように意識しましょう。

行動力

留学するためには、自発的に予定や計画を立て行動しなければなりません。そのため、留学に行ったことから行動力をアピールできます。

留学先でも異国の地でのアルバイト・先生や現地の学生との交流などさまざまな場面で積極的に行動する必要があります。留学を通じて積極的に行動した経験は、企業においても進んで行動してくれると判断され、高評価を得られる可能性があるでしょう。

コミュニケーション能力

異国の地にて円滑なコミュニケーションをとることは簡単なことではありません。完全にゼロから人間関係を構築することになるため、コミュニケーション能力は自然と磨かれます。

日本人同士で会話するのと異なり、海外では意思疎通が取れないこともあるでしょう。文化や環境の違いから価値観が合わないこともあります。そのため、留学先で自ら関係構築のために動いた経験や、友人との意思疎通のために考えたことがアピールポイントになります。コミュニケーションをとるうえで工夫したことなどを積極的にアピールしていきましょう。

留学経験の自己PR例文5選

ここまで解説してきたことを踏まえ、留学経験を活かした自己PRの例文を2つご紹介していきます。今回は「協調性」と「継続力」を軸に設定しましたが、あなたの性格や強みと絡めたオリジナルの自己PRを作成してみましょう。

協調性をアピール

協調性の例文

私の強みは、留学経験を通して身につけた協調性です。アメリカ留学で寮生活をしていた時、私は様々な国の学生と共同生活をしていました。考え方も性格も違う子達ばかりだったので、生活しているうちに不満が溜まって喧嘩が多くなってしまいました。
これでは語学の勉強に集中できないと思い、私は寮のルールを決めたり喧嘩の仲裁役を買って出たりすることにしました。
その結果、寮の雰囲気は良くなり、「困りごとがあったら〇〇」と言ってもらえるほどメンバーに慕ってもらえるようになりました。
貴社の海外事業部の事務職でも、この協調性と英語力を活かしたいと考えております。

継続力をアピール

継続力の例文

私のアピールポイントは、継続力です。留学時は学生の中でビリだった英語の成績を、この継続力で学年トップにまで上げられました。留学当初、私は英語が非常に苦手でした。しかし、このままでは留学をした意味がないと思い、必ず一番の成績を取ることを目標に掲げました。授業の後は先生のところに行って勉強を見てもらい、家に帰っても空き時間は全て勉強に充てました。
休日は留学生が集まる勉強会に参加し、英語漬けの毎日を送りました。
この経験から、私は目標に向かって努力し続ける力を身につけました。貴社の研究職でも、結果が出るまで努力し続けます。

適応力をアピール

適応力の例文

私は留学経験を通じて、環境の変化に柔軟に対応する適応力を身につけました。
初めは文化や言語の違いに戸惑い、現地の学生との交流も難しく感じました。
しかし、積極的に会話の機会を増やし、相手の価値観を理解することを意識しました。特に、授業では発言が重視されるため、自ら意見を発信する姿勢を身につけました。その結果、現地の友人も増え、最終的にはグループディスカッションでリーダーを務めることができました。新しい環境でも自ら学び、適応する力を活かし、貴社でも柔軟に挑戦していきたいと考えています。

行動力をアピール

行動力の例文

私は留学を通じて、積極的に行動する力を養いました。渡航当初は言語の壁に不安を感じていましたが、「挑戦しなければ成長できない」と考え、自ら行動することを意識しました。
授業では積極的に発言し、現地の学生との交流を深めるためにイベントにも積極的に参加しました。さらに、日本文化を紹介するプレゼンを企画し、自ら発信する機会を作りました。
その結果、多くの学生と交流が生まれ、人脈を広げることができました。
この経験を活かし、貴社でも積極的に行動し、新しい挑戦を続けていきたいと考えています。

コミュニケーション能力をアピール

コミュニケーション能力の例文

私は留学を通じて、異なる文化や価値観を持つ人と円滑に関係を築くコミュニケーション能力を磨きました。
現地の学生と打ち解けるためには、単に言葉を話せるだけでなく、相手の文化を理解し、共通点を見つけることが重要だと気づきました。そこで、相手の興味に合わせた話題を積極的に取り入れ、聞き手に回ることで信頼関係を築くことを意識しました。
その結果、友人や教授とも深い関係を築くことができ、グループワークでもリーダーとして意見をまとめる役割を担いました。
この経験を活かし、貴社でも相手の立場を考えた円滑なコミュニケーションで貢献したいと考えています。

留学経験を自己PRでアピールするときの注意点

最後に、留学経験を自己PRでアピールする時の注意点をご紹介していきます。もちろん、留学経験は就活でプラスになる要素です。しかし、アピール方法を間違えてしまうとマイナスの印象を残してしまう可能性もあるので注意が必要です。

せっかくの留学経験がマイナスの印象にならないように、以下の2点に注意しましょう。

中途半端な語学力は言わない

資格などの実績がない場合、語学力を過度にアピールするのは避けましょう。短期留学をしただけで「英語が得意」と言ってしまうと、「実力が伴っていない」とマイナスイメージになってしまう可能性があるからです。

語学力をアピールする場合は、検定や資格などの具体的な実績を提示できるようにしておくことをおすすめします。TOEICなら650点以上、英検などの検定なら2級以上が語学力をアピールできる最低ラインです。

思い出話にしない

留学は貴重な体験ですが、海外に遊びに行っただけだと思われないように注意する必要があります。とくに課題を乗り越えた経験や成長した経験をしっかりとアピールできないと、単なる思い出話になってしまうため要注意です。

留学先で努力した経験を盛り込み、人間的に成長できたことを伝えられる自己PRにしましょう。

留学経験を活かした自己PRを上手く作れない時は?

自己PRを書こうとしても「アピールポイントが分からない」「上手くまとめられない」という悩みを抱えていませんか?その悩みは、キミスカの適性検査を受けて自己分析・自己理解を深めることで解決できるかもしれません。

この適性検査では、あなたの強みや職務適性、意欲の傾向、人物像などをAIが超精密に分析してくれます。AIに分析してもらうことで、自分でも気づかなかった強みを知ることができたり、自分に合った職業を見つけることができます。またキミスカでは、適性検査の結果をもとに、企業からスカウトが届きます!適性検査を受けるだけで、ES免除などの特典付きスカウトが届くのは、魅力的ですよね。

適性検査の受け方や結果の見方などは、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

キミスカ適性検査の受け方と結果の見方!自己分析ツールの使い方を解説

留学経験を自己PRで効果的アピールする方法

ここからは、実際に留学経験を盛り込んだ自己PRを作る時の手順を解説していきます。大切なのは、ストーリー性を持たせてイメージしやすい自己PRにすること。そうすることで、人事の印象に残りやすい自己PRを作ることができます。

アピールしたいことを明確にする

自己PRでフォーカスするのは、「留学の実績」ではなく「留学で得たもの・学んだこと」です。強みをしっかりと伝えるためにも、「コミュニケーション能力」や「積極性」など、軸になるものをはじめに決めておきましょう。

自己PRでは、分かりやすさが大切になります。そのため、あれもこれもと何個もアピールポイントを盛り込むのではなく、ひとつのアピールポイントに絞っておくようにしてください。アピールポイントは、増えれば増えるほど全体の印象が弱まってしまい、結局何を伝えたいのかが分からなくなってしまうので要注意です。

ストーリー形式で伝える

人事の印象に残るためにも、自己PRではストーリー性が大切になります。ストーリー性があると長所の裏付けになり、よりあなたの性格や思考をイメージしてもらいやすくなります。

ストーリー性のある自己PRにするためには、以下の要素を盛り込んでみてください。

・ぶつかった課題や困難
・乗り越えるためにした工夫や努力
・得られたものや学んだこと

    とくに目標設定と達成するための行動力は、社会人には欠かせない資質です。アピールする軸を決めたら、目標設定と達成するための行動をメインに自己PRを肉付けしていきましょう。

    仕事での活かし方を示す

    強みを言うだけでは、自己PRではなく自己満足になってしまいます。自己PRでは、「その強みが企業にどうメリットをもたらすか」を示すことが重要なのです。

    語学力はあくまでコミュニケーションの手段のひとつでしかありません。「積極性」などの強みをメインでアピールし、最後はその強みが企業の業務で活かせることを提示できれば、効果的な自己PRになります。

    構成はPREP法でまとめる

    上記で出した内容をPREP法でまとめましょう。PREP法は、ビジネスシーンでよく用いられる文章構成の方法です。この構成を用いれば誰でも分かりやすくて簡潔な文章を作れるので、自己PRに限らずエントリーシートや面接での受け答えにも取り入れてみてください。

    PREP法を用いると、以下の流れで自己PRを作成していきます。

    PREP法で自己PRを書く方法についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

    自己PRの作り方4ステップ!誰でもかける落ちないESの書き方【PREP法】

    自己PRでは「留学経験で得た強み」のアピールが重要!

    留学経験は今や珍しいものではなくなり、留学の経験だけで選考が有利に働くことはなくなってしまいました。そのため、留学で何を得て学んだかをアピールすることが、今の就活で重要視されるポイントとなっています。

    留学経験は、正しく伝えられないとマイナスに働くこともあります。この記事で伝えたアピール方法や、注意点を今一度確認して、あなたの魅力が伝わる自己PRを作成していきましょう。