この記事では、茶髪のまま証明写真を撮影する時のコツや髪を暗く染めるタイミングなどを解説していきます。
皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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就活における茶髪は7トーンまで
一口に茶髪といっても、黒髪に近い暗い色から金髪に近い明るい色まで、色のレベルはさまざまです。この明暗のレベルを「トーン」といい、5トーン以下は黒髪、6~7トーンはダークトーン、8~10トーンはミディアムトーン、11トーン以上はハイトーンとなります。
就活における髪色は、ダークトーンと呼ばれる7トーンがベストとされています。7トーンは、自然光の下でかろうじて茶髪だと分かる程度の髪色です。実際に見て確認したい学生は、美容院でチャート表を見せてもらうといいでしょう。
就活の証明写真を茶髪のまま撮影する方法3つ
就活中の髪色は明るくても7トーンまでとされていますが、証明写真の撮影のためにわざわざ黒染めをするのは気が進みませんよね。
そこでここからは、就活の証明写真を茶髪のまま撮影する3つの方法をご紹介します。
【茶髪のまま就活写真を撮る方法1】黒染めスプレーを使用する
証明写真の撮影のように、数時間だけ黒髪にしたい場合は「黒染めスプレー」がおすすめです。黒染めスプレーはドラッグストアやコンビニなどで手軽に手に入れることができ、安いものなら500円程度で購入できます。使い方もいたってシンプルで、髪をまとめた後に全体にスプレーするだけ。慣れないうちはムラができてしまいますが、最悪写真に写る部分だけスプレーできていればOKです。
ただし、黒染めスプレーには汗で落ちてしまうというデメリットがあるので要注意。また、顔やシャツ、床についてしまうと落ちにくいので、事前に新聞紙を敷いたり、レインコートやゴミ袋で服を守ったりと工夫しましょう。
【茶髪のまま就活写真を撮る方法2】ウィッグを被る
近年、被っていても違和感の少ないウィッグが多数販売されています。より自然に見せたい場合は人毛タイプ、価格を抑えたい場合は化学繊維でできた人工毛タイプを選びましょう。
全体的に染めている人はフルウィッグでなければいけませんが、部分的に染めている人は部分ウィッグで十分です。ウィッグがあればおしゃれの幅も広がるので、証明写真の撮影日に合わせて購入しておいてもいいかもしれません。
【茶髪のまま就活写真を撮る方法3】レタッチ加工で修正する
写真館で撮影を依頼する場合は、髪色の加工をお願いするのも一つの手です。加工は別途費用が発生しますが、面接日まで黒染めしたくない学生は検討してみてください。
証明写真機や画像加工アプリでもレタッチ加工はできますが、どうしても不自然さが出てしまうのでおすすめできません。加工によって茶髪を黒髪に見せたい場合は、やはりプロに依頼するべきでしょう。
就活中に黒髪にするタイミングは?
就活中に黒髪にするベストなタイミングは、大学3年生の3月より前です。就活が本格的にスタートする3月以降に茶髪から黒髪に染め直せばいいと考えている学生もいるかもしれませんが、インターンや会社説明会、OB訪問など、3月より前に就活に向けて動き出す学生も多いはず。自身が就活に向けて動き出すタイミングに合わせて、余裕をもって黒髪に染め直しておきましょう。
なお、金髪や明るい茶髪から黒髪に染め直すと、色が入りづらくて1回では7トーンまで落ちないことがあります。また、すぐに黒が抜けて茶髪に戻ってしまう場合もあるので、面接前に7トーンまで暗くなっているか確認し、必要であればもう一度黒染めを試みましょう。
就活の茶髪に関するよくある質問(Q&A)
ここからは就活における茶髪に関するよくある質問を紹介し、それに答えていきます。
就活中の髪色に悩んでいる学生は、ここで疑問を解消しておきましょう。
【就活の茶髪に関する質問】絶対に黒髪にしなきゃダメ?
- 絶対に黒髪にしなきゃダメ?
- 多くの企業が7トーンのダークトーン、いわゆる焦げ茶まで許容しているので、就活中は7トーンまでの暗い髪色を保つのが無難でしょう。とくに公務員、銀行、金融、医療業界など、堅い業界を志望している学生は、黒髪でなければ採用してもらうことはできません。
ただし、髪色の許容範囲は業界によって異なり、髪色に厳しい業界もあれば、比較的緩い業界もあります。業界内でも企業によって規定は異なるので一概には言えませんが、アパレルやクリエイティブ系の業界は比較的髪色に寛容です。茶髪のまま就活したい学生は、髪色自由の企業を探してみましょう。
【就活の茶髪に関する質問】いつまで黒髪でいればいいの?
- いつまで黒髪でいればいいの?
- 面接が終わった後すぐに茶髪に戻そうと考えている学生もいると思いますが、そのまま黒髪で入社するのが無難でしょう。なぜなら、会社規定で「髪色は7トーンまで」と定めている企業が多く、そしてなにより髪色で悪目立ちするのを避けるためです。
それなら就活が終わり、入社する前までに少しでも茶髪を楽しみたいと思うかもしれませんが、内定獲得後は内定式や新年会など、黒髪を求められる場面が多々あります。先ほども触れた通り、髪色の規定は企業によって異なるので、企業に合わせた髪色を保ちましょう。
【就活の茶髪に関する質問】カラコンはあり?
- カラコンはあり?
- こちらも髪色とは異なる話題ですが、就活中のカラコンに関する質問も多くあります。
就活中のカラコンはNGとは言い切れませんが、直径の大きなものや、自身の瞳の色とはまったく異なる色のカラコンは避けたいところです。しかし、瞳の縁を強調するタイプや、直径が小さい上に自身の瞳の色に近いナチュラルなタイプなど、つけていてもバレにくいカラコンなら指摘される可能性は少ないでしょう。ただし、エントリーシートの証明写真や面接の際におしゃれと判断されてしまうと、マイナスの評価を受ける可能性も。カラコンの有無は自己判断となりますが、不安な学生はつけない方が賢明かもしれません。
【就活の茶髪に関する質問】どうしても茶髪のまま就活を続けたい
- どうしても茶髪のまま就活を続けたい
- 就活中は黒髪がベストだと分かってはいるものの、どうしても茶髪のまま就活したいと考えている学生も少なくないはず。そんな学生は、応募要項に「茶髪OK」「髪色自由」と記載している企業を探しましょう。
先ほども触れた通り、アパレルやクリエイティブ系の業界のほか、美容業界、IT業界、ベンチャー企業なども比較的髪色に寛容だといわれています。また、茶髪でアルバイトをしている学生は、その企業が新卒採用を実施しているかどうか調べてみてもいいですね。
【就活の茶髪に関する質問】ぱっつん前髪はあり?
- ぱっつん前髪はあり?
- 髪色の話題から逸れてしまいますが、個性的な髪型に関する質問にもお答えします。
例えば、眉の上で切り揃えたぱっつん前髪のように、アレンジ次第でどうにでもなる髪型はありです。ぱっつん前髪ならピンで留めたり、前髪ウィッグを活用したりすると、斜めに流した清潔感ある前髪に仕上げることができます。
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就活でOKとされる茶髪は7トーンまで
就活における茶髪は、ダークトーンと呼ばれる7トーンまで許容されています。黒染めは不自然になりがちなので、7トーンまで暗くできれば十分でしょう。
なお、自分で染めるとムラになる可能性があるので、茶髪から黒髪に戻す際は美容院で染めるのがおすすめです。清潔感やフレッシュさを感じられるような、どの企業にも対応できる髪色を保ちましょう!