この記事では、800字で自己PRを書くコツや文字数を超越してしまった時・文字数が足りない時の対処法などを例文付きで解説していきます。
皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
(プロフィールを登録するだけで私達が厳選した優良企業からスカウトが貰えるキミスカというサービスも運営してます。ぜひ一度使ってみてください。>スカウトを貰う)
自己PRの何を見られているのか知っておこう
企業の人事が就活生の何をチェックしているのかを理解することが先決です。なぜなら、それを理解しないと効果的なアピールのしようがないからです。では、人事は就活生のいったいどのような部分を見ているのでしょうか。
主に見られているのは人柄や思考回路、将来的な潜在能力です。特に思考回路は重要で、単なる結果ではなくあなたの思考や行動によって得られた結果や、そこで何を学んだかなどのプロセスを知りたいと考えています。
自己PRに派手さや華やかさは必要ありません。どのような小さな経験でもPRになることを覚えておきましょう。
魅力的な自己PRの作り方【4ステップ】
ここでは、4つのステップで自己PRを作る方法をご紹介します。基本的に文字数は関係なく、どのようなPRでも文章の構成は同じです。PREP法という手法を用いれば、誰でも簡単に自分をアピールする文章が作れます。
【魅力的な自己PRの作り方1】結論から書き始める
先頭に結論を持ってくるのが基本です。PRということを考えると、最初に持ってくるべきはあなたの強み。ダラダラと前置きをせず、ズバッと先頭に強みを持ってきましょう。こうすることで、もっとも伝えたいことを明確にでき、人事にも伝わりやすくなります。
「私の強みは○○です」から始めるのが基本。具体的な例を挙げると「私の強みは責任感の強さです」や「私の強みはコミュニケーション力の高さです」などです。また、「私の強みはちょっとやそっとのことでは体調を崩さない体力です」「私の強みは時間を厳守することです」なども挙げられます。
【魅力的な自己PRの作り方2】その結論に至った理由を述べる
次に、その強みの根拠を示します。具体性に欠ける自己PRではまったくアピールにならないので、人事の心には響きません。しっかりと根拠を示すことで、説得力が増します。
例えば、「私は○○のアルバイトをしており、そこで○○のような結果を残すことに成功しました」のような感じです。また、「私の強みは体力です」という強みの場合だと、「学生時代には一度も風邪をひいたことがなく学校を休んだことがありません」のような感じです。結論に至った理由をしっかり述べてください。
【魅力的な自己PRの作り方3】具体的なエピソードを交える
具体的なエピソードを織り交ぜることによって、話に具体性を持たせることができます。また、課題や問題、トラブルなどをどのようにクリアしてきたかによって、あなたの思考回路が人事に伝わりやすくなります。
先ほどご説明したとおり、企業の人事はあなたの思考回路を知りたいと考えています。あなたの思考回路を理解することで、採用後に自社で活躍できそうな人材かどうかを判断しようとしているのです。
「アルバイト中に○○というトラブルが発生しましたが、私は○○によってそれを解決に導きました」や「○○という問題に直面しましたが、○○を信じて行動した結果成果を残すことができました」といった具合です。
【魅力的な自己PRの作り方4】最後にもう1度結論を強調する
最初に伝えた強みを最後にもう1度伝えます。こうすることによって、あなたがアピールしたい強みをしっかり人事に印象付けることができるでしょう。また、その強みが就職後にどのように活かせるのかについてもアピールしなくてはなりません。
人事は、あなたを採用することでどんなメリットがあるのかを知りたがっています。企業は人材採用にお金をかけているので、メリットをもたらさない人材をわざわざ採用したいとは思っていません。
「○○の経験から○○を学びました」→「貴社で働けるようになれば、その経験がきっと活かせるので○○で貢献したいと考えています」のような感じでまとめます。
自己PRを書こうとしても「アピールポイントが分からない」「上手くまとめられない」という悩みを抱えていませんか?その悩みは、キミスカの適性検査を受けて自己分析・自己理解を深めることで解決できるかもしれません。 この適性検査では、あなたの強みや職務適性、意欲の傾向、人物像などをAIが超精密に分析してくれます。AIに分析してもらうことで、自分でも気づかなかった強みを知ることができたり、自分に合った職業を見つけることができます。またキミスカでは、適性検査の結果をもとに、企業からスカウトが届きます!適性検査を受けるだけで、ES免除などの特典付きスカウトが届くのは、魅力的ですよね。 適性検査の受け方や結果の見方などは、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。自己PRを上手く作れない時は?
自己PRが800字を超えてしまう場合の対策
800字も書けないという方がいる一方で、800字を超えてしまうという方もいます。このようなケースだと、800字に収まるように文字を削らなくてはなりません。
具体的には、変な言い回しは削る、もしくは変更するといった対策があります。また、二重表現があるのならそれも削りましょう。無駄な接続詞や主語を削るのも効果的なので覚えておきましょう。自己PRで大切なのは、相手が理解しやすい内容になっているかどうかです。独り善がりにならないよう注意しましょう。
それでも超えてしまうという方は、そのエピソードをキミスカで活かしませんか?キミスカは新卒採用のスカウト型サイトで、あなたの自己PR を見て興味を持った企業からスカウトが届きます。
自己PRの記入方法は自由で、文字数制限もないためあなたが表現したいように記入できます。また採用担当者から届くスカウト文には、企業目線でいいと思ったポイントなどが記載されているため、自己PR のブラッシュアップにも役立てることが可能です。
キミスカで自分らしく表現して、自分に合う企業に出会いましょう!
自己PRで800字も書くことが無い場合の対策
自己分析がしっかりできていないと、800字も書けないことがあります。書くことが無いと悩む方の多くは自己分析不足が原因です。過去の経験や洗い出しができておらず、自分の強みが分からないので書けないのです。自己分析のやり方ついてはこちらの記事で詳しく説明していますので、是非参考にしてください。
800字で作る自己PRの例
アルバイト先のすべてのスタッフとすぐに仲良くなれたので、仕事もすぐに覚えられました。また、仕事中に頻繁にコミュニケーションをとることは、業務を円滑に進めることにも非常に役立ちました。日頃からスタッフやお客様とのコミュニケーションの大切さを意識して行動することで、店全体の雰囲気を明るくすることや、ミスの減少につながり、その結果、チェーン店の中での売上成績アップにも貢献できたのです。
このように、私の強みは高いコミュニケーション力があることです。これだけは誰にも負けないと自負しており、これからの社会でも活かしていきたいと考えています。貴社の業務においては、顧客とのコミュニケーションが何より重要だと位置付けられていますが、私ならどのような顧客であっても持ち前のスキルと努力でうまくコミュニケーションがとれると考えています。
貴社に採用された際は、きっとこの力を活かして顧客との関係をさらに強固なものにします。既存の顧客をしっかりつなぎ止め、さらに、新規顧客の獲得にも努めます。私の強みをもっとも活かせる職場こそ貴社だと考えており、貴社でならさらに自分を高めながら働けると考えています。
配属された部署では、すぐにでも先輩社員の方々と打ち解け、協調性を持って業務に当たります。私のコミュニケーション力の高さで貴社に貢献できるよう頑張ります。
【自己PRを800字で書く】まとめ
自己PRは何のためにするのかをまずしっかり理解しておきましょう。大切なのは、企業の人事に自分の強みをしっかりアピールすることです。基本的に文字数に関係なく、文章の構成は同じということも覚えておきましょう。
また、先述したように自己PRが書けないようなら、それは自己分析が足りていない可能性があります。自分のことがよく分かっていないのに、他人にアピールすることはできません。しっかりと自己分析を行い、自分の強みを明確にした上で自己PRの作成をしましょう。ここでは自己分析に役立つサイトもご紹介したので、そちらもぜひ役立ててください。