【素直さ】自己PRの作り方!評価されやすい書き方を例文つきで解説

自己PRとは企業に自分を採用することのメリットを伝える場面ですが、そこで「素直さ」を自己PRにしていいのか不安に思う方も多いのではないでしょうか?しかしそう心配する必要はありません。なぜなら素直さはどこの企業でも求められる能力だからです。

ただ、「私は素直です!」と伝えただけでは、あなたの良さを人事や面接官に理解してもらうことは難しいでしょう。企業が求める素直さを理解した上で、ポイントをおさえてアピールしていきましょう。

企業が素直さを求める理由

帝国データバンクの調査によると、企業が求める人物像は、意欲的である、コミュニケーション能力があることに続いて「素直である」が求められています。ではなぜ企業は素直さを求めるのでしょうか?

【企業が素直さを求める理由】①他人の意見や指摘を受け入れる力があるから

素直という言葉には《ありのままで、飾り気のないさま。性質・態度などが、穏やかでひねくれていないさま。》という意味があり、素直さは一般的に《物事も疑いなく信じる性格》などの意味で使うことが多いです。

しかし企業で求められる素直さは、「他人の意見を受け入れる力があること」を指します。働き始めると、社内や社外の人と意見をぶつける事や、アドバイスをもらうことが増えるでしょう。時には怒られることもあると思います。その時、もらった意見を全く聞かずに突き進む人は、チームや組織を壊しかねず、さらに自分の成長も止めてしまうことになるでしょう。

自分の意見を主張することはもちろん大切ですが、自分とは違う意見にも耳を傾け、そこから学びや気づきを得ることでより良い成果に結びつくこともあります。意見を素直に受け入れ、次の業務に活かせる人は企業に求められるのです。

【企業が素直さを求める理由】 ②成長の早さが見込めるから

素直な人は総じて、知識の吸収力が高い人が多いです。働いていると上司や先輩から、仕事のやり方や効率的な作業方法、考え方など色々と教えてもらいます。その際に意見を受け入れず、「そうだろうけど、私はこのやり方がいいから」と自己流を貫いてしまうと、誰もあなたに教えてくれなくなり、成長が遅くなるだけです。

上司や先輩は私たちがこれからするであろう成功や失敗をすでに経験しています。そこから得た知識をあなたに教えてくれるので、同じ失敗をせずに早いスピードで成長することができるのです。新卒の武器は「素直さ」なので、多くの意見に触れて吸収することでどんどん成長してほしいと企業は考えています。

自己PRで素直さをアピールするためのポイント4選

ただ「私は素直な人間です」と伝えても、企業は信じてくれません。なぜあなたの良さは素直さなのか、そう思った背景は何かを伝えられないと人事や面接官は納得することができません。信憑性のある自己PRを作るために4つのポイントをおさえましょう。

【自己PRで素直さをアピールする方法】①結論を先に提示する

結論を先に提示すると相手の知る体制が整うので、あなたの自己PRを理解しやすくなります。「私は○○な人間です。その理由としては~」などのように最初に結論があれば、ここでは○○について話があるのだと整理しやすいです。

より伝わりやすい文章を作るために、PREP法を意識して構成を作いましょう。

PREP法とは?

Point 要点(結論・主張)
Reason :理由(結論にいたった理由・そう主張する理由)
Example:具体例(理由に説得力を持たせるための事例・データ・状況)
Point :要点(結論・主張)

の順番で話す方法で、相手にストレスを与えずに根拠のある話し方ができます。伝え方をどうするか迷った際は一度この順番に当ては目てみましょう。

【自己PRで素直さをアピールする方法】②具体的なエピソードを入れる

面接官や人事は、あなたがどんな人か何も知りません。そのため自己PRで急に「私の強みは素直さです」と言われても「本当にそうなのか?」と疑問に思うだけです。あなたの良さをしっかり理解してもらうためには、そう言える根拠となるエピソードを伝えることで信憑性を増す必要があります。
それはいつ起きたことなのか、どんな時に素直さが活かせたのかをエピソードにしっかり入れていきましょう。

またその際のポイントとして、エピソードは一つに絞ることをおすすめします。その理由としては、エピソードを複数入れてしまうと一つのエピソードが薄くなり、相手に納得感を与えられる自己PRにならない可能性があります。極力エピソードは一つに絞り、具体性を意識して伝えましょう。

【自己PRで素直さをアピールする方法】③それにより得たメリットや学んだことを話す

ただ素直さをアピールするだけでは自己PRにはなりません。そこに加えてどんなことを学んだのかどんな行動を起こし成長に結びついたのかを伝える事であなたの志向性や考えを企業側にも理解させることができます。

また学んだことを伝えることで、どんな仕事においても積極的に学ぶ姿勢があることをアピールすることができます。

【自己PRで素直さをアピールする方法】④仕事での活かし方を伝える

最後に、仕事での活かし方を伝えましょう。自己PRはあなたを採用することのメリットを伝える場です。企業も採用人数が決まっているので、他の志望者とあなたを比較して検討しています。一緒に働きたい、採用したいと思ってもらうためには、その強みが仕事にどう活かせるのかイメージさせることが重要です。

自己PRの書き方について、まだまだ不安な方や基礎からしっかり確認したい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

【就活】自己PRの書き方と例文!絶対に落ちない自己PRを就活のプロが徹底解説

自己PRで素直さを取り上げた例文

上記で説明したことをふまえて、自己PRを作成してみましょう。どんな風に書き始めたらいいのか不安な方は、評価される例文を2つ用意したので参考にしてみてください。

【自己PRで素直さを取り上げた例文】①部活での経験

素直さを自己PRにした例文

私は素直に人の意見に耳を傾けていることを心がけています。そう思えるようになったのは中学の吹奏楽部での経験がきっかけです。私はもともと我を貫くタイプで、人の意見のあまり聞いていませんでした。中学ではトランペットを担当していましたが、練習の際に高音のレ以上の音が出せず焦っていました。先輩たちが高音の出し方を教えてくれましたが、同級生ができるのに私だけできない事が悔しく、素直に助言を聞くことができませんでした。しかしどれだけ練習しても音は出ず、同級生との差が開くばかりで気持ちばかり焦っていました。
そこで再度先輩に相談したところ「腹筋を鍛えて、音が出ることをしっかりイメージしよう」と助言され、素直にアドバイス通りにやってみると無事高音のレの音を出すことが出来たのです。
その時に、周りアドバイスには素直に従うべきだということに気付けました。仕事でも自分の考えばかりを貫くのではなく、周りの意見に耳を傾けながら成長していこうと思います。

【自己PRで素直さを取り上げた例文】②アルバイトでの経験

素直さを自己PRにした例文

私はどんなことにも素直に、全力で取り組むことをモットーにしています。私は1年ほどスーパーで試食品を配る宣伝販売のアルバイトを経験しました。初めはマニュアルを見ながら自己流で宣伝していたのですが、食べてはもらえても買ってはもらえず成績は伸び悩んでました。どうすれば買いたいと思ってもらえるかと考え、先輩の販売員の方やお客様に意見を求めました。すると自分では気づいていなかった声を掛ける場所やタイミングや、声の大きさなどについて指摘を頂き、改善点に気付くことが出来たのです。
次の日から早速頂いた意見を取り入れ、向かい合う形での対話を避けたり、他社商品のついでにお試しで買って頂いたりするなど全力で思考錯誤を重ねました。
そうしたことで1ヶ月後には売り上げを3倍に伸ばすことに成功し、販売店の方から「○○さんでお願いしたい」と指名で呼んで頂けるようになりました。この経験から、素直でいること、全力で取り組むことの大切さを改めて学びました。この性格を貴社でも活かし、周りの意見をしっかり聞きながら自身の成長に向けて取り組んでいこうと思います。

自己PRで素直さを伝える際には短所も理解しておこう

面接では、短所について聞かれることもあります。長所は自己分析で理解したが、短所を理解しておらずうまく返せない学生も多いです。そこでどんな質問が来ても対応できるように、素直さの短所も理解しておきましょう。

素直さの短所
・他人を信じやすい
・意見を鵜呑みにする
・思っていることが顔に出やすい

ということがあります。上記の様な短所に対してどのような対応をしているのか、対策をしているのかを伝えることで、良い印象を面接官に残しましょう。

自分の強みが本当に素直さなのか迷ったら

自己PRを書いていると、エピソードがなく困る時があると思います。その理由は、自己分析が足りていないことが主な原因です。自己分析をやり直したいけど何から始めたらいいか分からない、そもそも時間が無いという方は、適性検査を受けてみましょう。

キミスカは自己分析に役立つ適性検査を無料で提供しています。約15分で自分の適性が分かるので隙間時間で受けてみるのはいかがでしょうか?受験方法や適性検査で確認できる内容はこちらの記事にまとめてあるので、時間がある時に確認してみてください!

「自己分析ツール」で就活が捗る!話題の適性検査を実際に受けてみた

自己PRで素直さは武器になる!

素直に他人の意見を良くことは、意外とできそうでできないことです。あなたの素直さがどんな場面で活かせたのか一度振り返り、その根拠となるエピソードと、そこから学んだことを自己PRで伝えていきましょう。

また、「自分の強みは本当に素直さなのか?」と疑問に思ったら、自己分析をやり直してみましょう。皆さんの就活がより良いものになることを心から願っております。