【計画性】自己PRの作り方!評価されやすい書き方を例文付きで解説

自己分析をした結果「自分の強みは計画性があるところだ!」と分かったとしても、それをどのように伝えれば良いのかが分からないという人は少なくないはずです。計画性は仕事を行う上で重要な能力であり、それが学生のうちから培われているのはとても素晴らしいことです。

しかし強みを伝える時は伝え方に注意しないと、せっかくの魅力も評価されづらくなります。自己PRを伝える時のコツや注意点をおさえて、評価される自己PRを作成しましょう。

自己PRで使える計画性とは?

そもそも計画性とは、「目標に対して必要な行程や予想されるトラブルなどを鑑み計画を立て、着実に実行して、目標を達成すること」を言います。しかし自己PRで計画性をアピールする為には、自分がどのような特徴のある「計画性」がある人なのか把握しておく必要があります。

計画性の強みが活かせた経験が多くあったと思いますが、人によってその性質は様々なので、一度自分の計画性の特徴を確認しましょう。また、自分の強みを表す言葉が「計画性」なのか迷っている方は、計画性がある人の特徴を見て確認しましょう。

【計画性がある人の特徴】トラブルを予想する力がある

計画性のある人は、トラブルを事前に予想する力があるとされています。計画を立てる時点で複数のケースを予想しているため、計画通りに進まないことがあっても余裕を持って対応できます。またこちらは言い換えると、心配性ということもあるので、何か計画を立てる際にネガティブな問題が頭をよぎって、それの対策を想像して、それを計画に組み込む方などは計画性がある可能性が高いです。

【計画性がある人の特徴】目標から行動に落とすことが出来る

仕事をスピーディーにかつ確実に遂行するためには、目標の明確さが欠かせません。事前に目標を設定して取り組む人は、その目標を達成するための行動まで棚卸されているため、効率よく仕事を進められます。決められた期限までに確実に終えるので、安心して任せられるのも特徴です。

【計画性がある人の特徴】自己管理能力がある

自分自身をコントロールできることも計画性のある人の特徴です。仕事によっては、決められた時間に 遅れられない場面や、勝負をかけなければならない場面があります。そのような時でも、体調管理や時間管理ができる人には安心して仕事を任せられます。

【計画性がある人の特徴】物事の優先順をつけられる

社会人になると限られた時間の中で、複数の物事を同時並行で進めるシーンがたくさんあります。業務時間は限られているので、タスクは優先順位を決めて遂行しなければなりません。計画性のある人は合理性を備えていることが多く、この点は企業の評価ポイントになります。

計画性を自己PRで伝える時のコツ

「私の長所は計画性があることです」とだけ伝えても、採用担当者は「本当にそうなのか?」と納得することが出来ません。採用担当は自己PRをとして、あなたの人柄や志向性を把握したいと思っています。あなたの強みがきちんと伝わり、正しく評価されるために、伝え方のポイントを押さえましょう。

【計画性を自己PRで伝えるコツ】計画性をきちんと定義する

言葉は抽象的なものです。計画性と言っても、一人一人様々に想像しるので、まずは伝わる意味やイメージするものが、人によって異なるということを認識しておきましょう。それから、自己PRの前には「自分を表す計画性とは何か」をしっかりと定義し伝えます。前提条件を共有せず話し始める人はとても多いため、それだけで他の学生と差をつけられるかもしれません。

自分の計画性とはどのようなものなのかを始めに伝え、採用担当が今からどんな話をするのか理解しやすいようにしましょう。

【計画性を自己PRで伝えるコツ】具体的なエピソードで語る

採用担当はあなたについて初めて知るので、「この学生に強みは本当に計画性なのか?」と、疑問に思っています。あなたの強みが計画性であることを伝える為に、具体的なエピソードで根拠を示すことが重要です。どのような場面で活かせたのか、イメージできるくらい詳細に伝えましょう。

ただし、計画性をアピールする時は「計画したこと」ではなく「実行したこと」を中心に話すようにしてください。実行段階しただけでは、行動力がないと思われてしまう可能性もあります。計画し、実行する行動力があることを伝える為にもこの点は重要になります。

【計画性を自己PRで伝えるコツ】行動と結果を伝える

計画を立てると、うまくいくこと直面した課題が出てくると思います。その際、どのように行動したのか、そこから得られた事・学んだ事を伝えましょう。その際、可能であれば数字で表現することをおすすめします。数字であれば結果がイメージしやすく、さらに客観的な評価に繋がるので、主観的な考えだけではないことを伝えることが出来ます。

例えば1位になったというような順位や、4時間かかっていた移動が1時間に減り業務効率が上がったなど、数値で表現できるものは数字で表していきましょう。もし数字で表せない場合は、その結果が出るまでの思考性を詳細に伝わるように記載しましょう。

【計画性を自己PRで伝えるコツ】業務への活かし方を伝える

自己PRで大切なのは、アピールポイントが実際の仕事にどのようにつながるかを採用担当者にイメージしてもらうことです。採用担当は自己PRから入社後自社で活躍できるかという点を見ています。自分の強みが入社後活かせることを伝える為にも企業研究をしっかり行い、一緒に働いている状況を採用担当にイメージさせましょう。

自己PRを上手く作れない時は?

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適性検査の受け方や結果の見方などは、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

自己PRで計画性のについて伝える為に

あなたの計画性がどのようなものか採用担当に伝える為に、キャッチコピーを作って印象に伝えましょう。キャッチコピーを付けることであなたの強みがどのようなものか一言で理解することができ、印象に残すことが出来ます。

キャッチコピーを作る時は、自分の強みが活かせたエピソードを思い出す必要があります。その方法としては、

キャッチコピーの作り方

1.その強みが現れたエピソードを思い出す
2.どんな風に強みを活かせたのか一言ワードで書き出す
3.書き出したワードから、言葉を組み合わせて完成

上記の方法で、あなただけの計画性を伝えるワードを作ることが出来ます。自分はどんな計画性を持った人間なのか、採用担当にしっかり伝えましょう。

計画性を伝える自己PRの例文

作り方が分かってきたら、例文を確認して作成のイメージを作りましょう。

【計画性を伝える自己PR】例文1

私は物事に優先順位を付け、やるべきことを期限内に完遂する力があります。
高校時代の私は締切ギリギリで提出をすることが多かったのですが、それではダメだと思い立ち、大学一年生の春から毎週月曜日に一週間のうちにやらなければならないタスクを書き出し、優先順位を付けてこなしていく習慣を付けるようにしました。
その結果、限られた時間の中でも効率的に動けるようになり、やるべきことを期限内に終わらすことができるようになりました。
このように私にはやるべきことを期限内に完遂する力があります。社会に出てからもこの強みを活かして、企業の利益に少しでも多く貢献していきたいです。

【計画性を伝える自己PR】例文2

私の強みは計画を遂行する能力があることです。
TOEICで800点を達成するために試験日から逆算して、日々の勉強を計画しました。私はTOEICの点数が550点しかなく、単語力と読解力が低く点数が伸び悩んでいることが課題でした。このままではいけないと感じ、試験までの約60日間の行動を設定しました。
バイトやゼミの時間を省いて日々、3時間勉強する時間を設け、どうしてもできない日があることも予想できたので、毎週土曜は調整日としてできなかったときのリスクヘッジ日を用意しました。またモチベーションアップのために、終わったらチェックを付けることで自分がどれだけ終わったのか把握できる環境を作ったことで、結果802点で目標を達成することが出来ました。貴社に入社した際にも、自分の計画を遂行する能力を活かして立てた目標を達成していきたいと考えています。

計画性を自己PRで伝える時の注意点

計画性を自己PRで伝える時のコツが抑えられたら、次は注意すべき点を解説していきます。

【計画性を自己PRで伝える時の注意点】主体的な行動をアピールしよう

計画を立てることが得意でも「誰かに言われたから」「担当だったから立てた」というと評価にはつながり辛いです。計画性についてアピールする際は、主体的に行った経験を伝えましょう。何を課題に思ってその計画を立てることになったのか、計画を遂行してどんなことを達成したかったのか、自分で計画を立てるために主体的に動いたことをしっかり伝えましょう。

【計画性を自己PRで伝える時の注意点】ネガティブなイメージにしない

社会人に必要な計画性ですが、伝え方を間違うと「単なる心配性」「計算高い」というネガティブイメージにもつながりかねません。「計画性」をしっかり定義しないと認識の齟齬から起こりやすくなる為、必ず、冒頭で自身が思うの計画性の意味を伝えるようにしてください。

【計画性を自己PRで伝える時の注意点】計画通りにいかなかった場合の対処法も考えておく

採用担当者の中には、計画性を自己PRにしているということは、想定外の質問にも対応できるだろうとひねった質問をする人や、わざと困る質問をする人もいます。そのため計画性をアピールする時は、計画通りにいかなかった場合にどうするかも考えておくようにしましょう。予想外のことが起きても、臨機応変に対応できることまでアピールできれば評価はアップします。

計画性を伝える自己PRの書き方

せっかく良い内容なのに、書き方や伝え方が悪いと良い評価を逃してしまいます。では、良い書き方とはいったいどのようなものなのでしょうか。こちらの記事で絶対に落ちない自己PRの書き方を、キミスカが誇る就活のプロが徹底的に解説しております。自己PRの書き方に自信が無い方は是非一度ご覧ください!

【就活】自己PRの書き方と例文!絶対に落ちない自己PRを就活のプロが徹底解説

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計画性は自分だけの特徴を伝えて自己PRしよう

ビジネスシーンでは計画性が必要とされることが多いため、実際に企業は就活生の計画性を重視します。しかしそのまま「私の強みは計画性です」と伝えると、あなたの強みがどんなものなのか、本当に強みなのかと採用担当が納得できない自己PRになってしまいます。

定義付けをしっかり行い、自分の計画性はどんなものなのか伝えることで、就活を有利に進めていきましょう!