この記事では、同業他社の比較した時の回答方法やポイントなどを解説していきます。
皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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企業理念・社風
これは企業のよって千差万別で、あなたの価値観にどちらが合っているのかという観点から導き出していけます。企業理念は企業が企業活動をおこなっていく指針になるものであり、経営判断も企業理念に基づくケースも多く、従業員の判断基準も企業理念に沿ったものとなります。企業理念に共感できるかは企業選びの中でも重要なポイントで、なぜ共感したのかは「なぜ(同業の)他社ではなく、当社を志望するのですか。」の答えのひとつとして挙げられます。
そして、社風。風通しがよく若手社員もどんどんチャレンジできる、少数気鋭でひとりひとりの裁量権が大きい、チームワークを重んじる、体育会系、様々ありますが、あなたが一番いいと感じる働き方はどれでしょうか?こうした社風も、OB・OG訪問、企業の採用ページの先輩インタビューや説明会などで感じ取っておくといいです。
特化事業
中には、「この企業は△△の分野に強く、自分はゆくゆくは△△分野の仕事をしたい!」と志望業界のみならず、取り組みたい事業内容まで具体的に考えている学生の方もいるのではないでしょうか。そこまで具体的に考えられているならば、答えに盛り込むしかありません!
「自分はこの事業に取り組みたいから、特化している御社がいい。」
「なぜ△△の事業に取り組みたいのかは~~だから。」
「こんなこと△△の事業に取り組むことができるのなら□□をやってみたい。」
と三段階方式で熱意も伝えながら答えられれば完璧です。
働いている「人」
OB・OG、説明会で話を聞いた先輩社員を見て、この企業に入りたい!と思うこともあるはず。私も実際に、業界の二大大手を志望して就職活動をしていた時、同業他社比較をしていても「なぜ当社なのか?」と聞かれた時はっきり答えられる自信がない、と思っていました。また、最初は待遇や自分が勝手に抱いていたイメージでA社が第一志望!と思っていましたが、B社の説明会で質問に答えてくれていた先輩社員の人柄に惹かれ、更に「B社に入社を決めた理由」を聞いて、B社が第一志望に一転したことがあります。エントリーシートにもそのことを書きましたし、面接で志望理由を聞いた時にもそのことを伝えました。
働いている「人」に惹かれたから、こんな人たちと一緒に働きたいと思った、というのも立派な志望動機として、面接官に伝わります。
「なぜ他社ではなく当社?」その答えは絶好のアピールポイント
いかがでしたか?同業他社比較は数字データなどを使っておこなうことももちろん大切なことですが、企業研究と自己分析をもう一度見直しながら、「企業理念・社風」、「特化事業」、「働いている人」どれが自分にとって最適な答えとなるか考えてみてください。
「なぜ(同業)他社ではなく、当社なのか?」その質問の答えがきっと見つかるはずです。