この記事では、面接で気を付けたいコートのマナーや選び方などを解説していきます。
皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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就活の面接ではコートのマナーもチェックされている
コートの選び方や扱い方は、社会人の基本マナーです。コートのマナーは企業に対する気遣いでもあるため、忘れずに身につけておきましょう。
就活で押さえておきたいのは、以下の2つのポイントです。
- 社会人に相応しいコートの選び方
- 面接中のコートの扱い方
この2つのマナーが守れていないと、面接官に「マナーの勉強していないのかな」「やる気がないのかな」と思われてしまうことも。そんなことにならないように、事前に学んで準備しておくことをおすすめします。
面接に行く前にやってほしいこと
面接に行く準備と一緒にやってほしいことが「自己分析」です。面接では予想もしていなかった質問がくることもありますし、1つの答えを深掘りされることもあります。そのため、自己分析をして「自分軸」を見つけておく必要があります。自己分析が十分にできていれば、受け答えにブレが出にくくなります。面接前に自己分析を深めておきたい方は【キミスカの適性検査】を利用してみましょう。
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適性検査の詳細は以下の記事にまとめてあります。
就活の面接にコートを着ていく気温の目安
「寒くなってきたけどもう着ても良いのかな」「自分だけ着ていたら恥ずかしい」と、コートを着るタイミングに迷ってしまう学生も多いのではないでしょうか。コートを着る時期は、11月中旬~4月が目安です。気温で言うと、最高気温が15度前後になったら防寒具の出番になります。
月ごとの服装の目安を載せておくので、迷ったら以下の服装を参考にしてください。
11月中旬以降 | オールシーズンスーツ+スプリングコート |
---|---|
12月 | 冬スーツ+冬コート |
1月~3月上旬 | 冬スーツ+冬コート+マフラー・手袋 |
3月中旬~4月 | オールシーズンスーツ+スプリングコート |
あくまで目安なので、寒いと感じたら無理をせずにコートを着始めて問題ありません。
就活の面接に着ていくコートの選び方
就活の場に相応しくないコートを着ていると目立ってしまい、「マナーが備わっていない」と評価されてしまうこともあります。そのため、就活用のコートを選ぶ時は、ビジネスの場に相応しいコートを選ぶことが大切になります。
まずは、就活用コートの選び方をチェックしておきましょう。
【面接用コートの選び方1】落ち着いた色を選ぶ
就活用のコートは、色選びがとても重要です。スーツに合うものを選ぶ必要があるため、以下のようなフォーマルな色のものが好ましいです。
- ブラック
- ネイビー
- グレー
- ベージュ
暗い印象になることを避けたい学生は、明るめのグレーやベージュがおすすめです。見落としがちですが、コートを選ぶ時は裏地も確認しておいてください。派手な柄や色が入っているものは、面接の場には相応しくないです。畳んだ時に目についてしまう部分なので、フォーマルな色で柄が目立たない裏地のものを選んでおくと安心です。
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【面接用コートの選び方2】フォーマルなデザインを選ぶ
就活用コートは、ファッション性が高くないシンプルなデザインを選んでください。
【就活OKコート】
- トレンチコート
- ステンカラーコート
- チェスターコート
- テーラードコート
【就活NGコート】
- Pコート
- ダウンコート
- ダッフルコート
- フード・ファー付きコート
男性の場合、丈が短くて下からジャケットが見えてしまうような商品は避けましょう。女性の場合は長すぎず、スカートの裾がわずかに見えるくらいの長さが望ましいです。
防寒性を上げたい時は綿やウール製のもの、秋や雨の時はナイロンやポリエステルがおすすめです。スーツ売り場に並んでいる商品であれば基本的に問題ないため、迷ったらスーツ売り場でコートを探してみてください。
【面接用コートの選び方3】シワがない清潔なものを選ぶ
購入したばかりのコートは清潔ですが、使っているうちにシワになったり汚れたりしてしまうのは仕方のないことです。シワや汚れが目立つものをそのまま使用すると、面接で悪印象になってしまうこともあるので注意しましょう。
特にベージュなどの明るい色は、汚れが目立ちます。クリーニングに出して清潔な状態を保てるように、就活用のコートは2枚持っておくと安心です。コートは就職後も必ず使うものなので、何枚か持っておいても邪魔になることはないでしょう。シワのない、清潔なコートを着て面接に出かけるようにしてください。
面接で気をつけたいコートマナー
次に、面接にコートを着ていく時に気をつけたいマナーについてご紹介していきます。就職後も役に立つマナーなので、早めに身につけておいて損はないです。
【面接でのコートマナー1】建物に入る前に脱ぐ
コートは、玄関に入る前に脱いで畳んでおくようにしてください。受付でコートを脱ぐと通行の邪魔になりますし、もたついてしまいます。また、建物内に汚れを入れないという目的もあるため、上着は外で脱いでおく必要があるのです。
コートを脱いだら畳んで腕にかけておきましょう。大きな複合ビルなどでの場合、エントランスの邪魔にならない場所で脱いでも大丈夫です。
【面接でのコートマナー2】コートの正しいたたみ方を理解しておこう
外の汚れを建物に持ち込まないように、コートには正しいたたみ方があります。
- 袖はそのままにコートの外側が中に入るように裏返す
- コートを縦半分に折る
- 中央部分を折り畳んで腕にかける
ポイントは、裏地が表になるように畳むことです。正しく畳むことで、「しっかりとマナーに配慮できる学生」だということがアピールできます。
【面接でのコートマナー3】面接中はカバンにかけておく
移動の時など、席に着くまではコートを腕にかけたままで大丈夫です。面接官に席に座るように案内されたら、まずカバンを置いて、その上に1/4に折ったコートを置いて座ります。背もたれにかけたり床に置いたりするのは、絶対に避けてください。
受付などで「預かります」と言われたら預かってもらっても問題ありません。ただし、コートかけやロッカーは勝手に使用しないように注意しましょう。
【面接でのコートマナー4】建物を出てからコートを着る
面接が終了したら、玄関を出てからコートを着るようにします。面接後は気が抜けるかもしれませんが、建物を出るまではしっかりと評価されていることを覚えておいてください。
担当者から「寒いのでここで上着を着ても良いですよ」と指示があった場合は、お礼を言ってその場で着させてもらいましょう。相手の厚意を素直に受け取るのも、マナーのひとつです。
コート以外にも!就活面接で気をつけたい防寒具マナー
冬の就活では、コート以外にも防寒具が必要になる時もあります。最後に、冬の防寒具のマナーを一緒に見てきましょう。
【面接での防寒具マナー1】タイツは避ける
面接では、寒い時でもタイツは避けてストッキングを履いてください。タイツはカジュアルなイメージを与えてしまい、面接官によっては印象が悪くなってしまうことがあります。
寒くて我慢ができない時は、思い切ってパンツスーツを着用するのもひとつの手です。また、ストッキングを2枚重ねて履いたり足元用カイロや中敷で調整したりと、工夫次第で寒さ対策は可能です。冬用の防寒性の高いストッキングも販売されているので、お店で探してみてくださいね。
【面接での防寒具マナー2】マフラーや手袋はまとめておく
面接にマフラーやコートなどを着用していく場合は、派手なものは避けてシンプルなデザインのものを選んでください。面接会場に着いたらカバンかコートのポケットにまとめて入れておき、ばらけることがないように気をつけます。
【面接での防寒具マナー3】セーターやニットは避ける
セーターやニットをジャケットの下に着ると、カジュアルな印象になってしまいます。そのため、就活ではセーターの着用は避けておくのが無難でしょう。
寒い場合は、シャツの下に防寒性の高いインナーを着て調節してください。その際は透けないように、色に注意してください。
【面接での防寒具マナー4】寒くてもブーツは履かない
どんなに寒くても、男性は革靴、女性はパンプスを履くことが基本です。ブーツはカジュアルな印象になってしまうので、就活では履くのを控えてください。
雨や雪の時期は靴が汚れやすいです。汚れたまま企業を訪問するのは不潔で印象も悪いため、しっかりとメンテナンスをして清潔な状態を保ちましょう。汚れた時のためにサッと靴を拭ける靴クリーナーをカバンに入れておくと、雨や雪の日でも安心です。
コートのマナーを理解して冬も快適に就活しよう!
細かいことになってしまいますが、面接官によっては面接の内容と同じくらいマナーも重要視します。第一印象で損をしないためにも、身だしなみのマナーを守って面接に挑んでくださいね。
正しい就活のコートマナーを理解して、冬も快適に就活を進め