インターンのプレゼンで成功するコツとは?資料作成のポイントを徹底解説!

本記事では、インターンプレゼン準備のポイントや成功するためのコツなどを徹底解説しております。

皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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インターンのプログラム最終日に行われることの多いプレゼンですが、準備や発表に苦手意識を持っている方は少なくありません。しかし、プレゼンが原因でインターンを避けていては、自分に合った企業と出会えるチャンスが少なくなってしまうでしょう。

人の前で発表するプレゼンは緊張の伴うものですが、話す内容や伝え方を事前に練習しておけば、苦手意識も克服できます。また相手に伝わりやすい資料の作り方も解説するので、ぜひ参考にしてください。

インターンのプレゼンは選考に影響する?

プレゼンの内容が評価に影響する可能性はあるインターン最終日に開催されるプレゼン。このプレゼンを成功させるかどうかでインターンでの評価が大きく変わる可能性があります。なぜなら、審査員はインターン中の学生の様子を常に見ているわけではないからです。

そのため、プレゼンでの発表がインターンでの評価に直結してしまうことがあります。インターンで早期内定の獲得を狙っている学生は、最後のプレゼンまで気を抜かないよう注意しましょう。

企業がインターンでプレゼンを求める理由

職業体験の場であるインターンですが、企業は何を目的に学生にプレゼンを行わせるのでしょうか。以下で紹介する理由を把握し、効果的に伝えるための参考にしてください。

【インターンでプレゼンを求める理由】インターンでの学びや成果を知るため

企業がインターン生にプレゼンを課す理由の一つは、インターンを通じて学生がどのように成長したのかを確認するためです。真面目にプログラムに取り組んでいたとしても、中身のないプレゼンをしてしまうと評価に繋がらない可能性があります。インターン参加前に自分が得たいものを明確にし、参加中は気づきや学んだことをメモしておくと良いでしょう。

【インターンでプレゼンを求める理由】学生のプレゼン力を見るため

仕事をしていく上で、プレゼン力は重要なスキルです。学生のプレゼンを見ることで、以下の能力が確認できます。

【プレゼンで判断されるスキルの例】
  • コミュニケーション能力
  • 提案力
  • 分かりやすく話す力

インターンを採用活動の一環と考えている企業では、上記のスキルが評価対象になる場合もあります。入社後も活躍できる人材であることをアピールするために、プレゼン力は高めておきたいスキルです。

【インターンでプレゼンを求める理由】限られた時間の中での作業力を見るため

社会人にとって、期日までに成果を出すことは重要なポイントです。インターン生にプレゼンを課すことで、定められた日時までに学生がどのように行動し、作業を進めていくのかを企業は見ています。

また、グループでプレゼンの準備を進める際は、チームと協力できているか、リーダーシップを発揮できているかといった部分が評価されることも。発表当日に高評価を得られるプレゼンをするために、必要な準備を洗い出し、逆算してスケジュールを立てましょう。

次のインターン先が簡単に見つかる方法

夏インターンの平均参加社数は3~4社とされているため、この時期にインターンを複数見つける必要がありますが、理想の企業や興味のあるインターンを見つけるのは中々難しいですよね。また、学業やサークル活動、アルバイトなどで忙しかったりするため、就活に時間を割けないという方もいるのではないでしょうか?

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インターンのプレゼンで成功するためのコツ【準備~本番まで】

プレゼンの事前準備から本番までの意識まで紹介インターンのプレゼンで成功を収めるためには、本番だけでなく事前の準備が欠かせません。事前にやるべきことや当日に意識しておきたいことなど、5つのポイントに分けてご紹介します。

【インターンのプレゼンで成功するコツ】準備:叩き台のスライドを作ってから議論する

まずは、プレゼンを行うグループで話し合う前に、大まかなスライドを作っておきましょう。叩き台となるスライドを用意しておけば、議論の場では話しが逸れにくくなります。また、事前に作っておくスライドは簡単なタイトルのみで構いません。例えば、インターン先の企業から出す新商品を提案する場合は、以下のようなタイトルのスライドを用意しましょう。

【叩き台のスライドに入れるタイトル例】
  • サービスで狙う市場規模
  • ターゲット層のニーズ
  • ニーズを満たす方法
  • 展開する新商品の詳細
  • 実現するために必要な予算・仕組み
  • 想定できるリスク・課題点

どんなスライドを用意すればいいか分からない方は、議論が始まる前にチーム内で相談してから決めても良いでしょう。本番までの時間は限られているため、いかに議論をスムーズに運ぶかが重要なポイントです。

【インターンのプレゼンで成功するコツ】準備:台本を準備しよう

プレゼンの内容が決まったあとは、話すことをまとめた台本を作りましょう。当日までの練習だけでなく、本番で話す内容を忘れたり、話し過ぎで発表時間を超過したりすることを防ぐためにも役立ちます。

ただし、本番ではスライドの内容を読み上げるだけの発表や、台本を読みながらの発表にならないよう注意してください。あくまでも台本は当日までの準備の一つと捉え、スムーズに話せるよう練習しておきましょう。また、本番では聞いている人に目線を配りながら話すことも上手なプレゼンのコツです。

【インターンのプレゼンで成功するコツ】本番:大きな声で堂々と発表しよう

どれだけ素晴らしい内容のプレゼンを用意していても、声が小さくては発表した内容が相手に伝わりません。見る人によっては「自信がないものを発表しているのでは?」と受け取られることもあるでしょう。

自分やチームメンバーが入念に準備し、自信を持って発表していることを伝えるために、大きな声でハキハキと話すよう意識してください。また、緊張して顔が強張ってしまわないよう、明るい表情で話す練習もしておきましょう

【インターンのプレゼンで成功するコツ】本番:結論から述べる

話しのゴールを先に話すようにしておくと、周りくどくならずに話すことができます。結論から話す際は「結論→理由→具体例→結論」の順番で伝えるPREP法を活用してみてください。

最初に結論を伝えておくことで、聞き手は話しの道筋が理解しやすく、話し手もプレゼン内容をコンパクトにまとめられます。PREP法は就活やビジネスの場でも活躍する手法です。インターンのプレゼンを機にマスターしていても良いでしょう。

【インターンのプレゼンで成功するコツ】本番:最後にまとめを話そう

プレゼンでは、最後にまとめを伝えることで聞き手の理解を深められます。プレゼンで話してきた要点を簡単におさらいし、冒頭で話した結論を再び伝えましょう。

ただし、まとめの内容が長くなり過ぎてしまうと、相手が聞き飽きてしまう可能性もあります。発表内容の中でとくに重要なポイントを抽出し、端的に分かりやすいまとめに仕上げることが肝心です。

インターンで発表するプレゼン資料の作り方|4ポイント

プレゼンの時は4つのポイントを意識しようプレゼンでは、話しの内容以外にも評価されるポイントがあります。視覚的に相手を惹きつけるためには、プレゼン資料にもこだわるのがおすすめです。どのようなパワーポイントが高評価を得られるのか、4つのポイントを確認しておきましょう。

【インターンのプレゼン資料で成功するポイント1】パワポの色は3色まで

文字や背景などに色をつければ、鮮やかな印象に仕上がるかもしれません。色が多く使われるほど、需要なポイントや伝えたいことが分かりにくくなります。

伝えたいことを明確にするために、パワーポイントで使う色は3色までに留めましょう。強調したいデータは赤にし、そのほかの文字は黒に統一するだけでも見やすさは格段に良くなります

【インターンのプレゼン資料で成功するポイント3】アニメーションはシンプルに

色だけでなく、アニメーションの使い過ぎにも注意しましょう。「プレゼン内容にインパクトを出そう」と、さまざまなアニメーションを使う学生もいますが、これは逆効果です。

スライドや文字が大きく動くと、見づらくなったり相手に不快感を与えたりしてしまうかもしれません。アニメーションの有無が評価に関わることはほとんどありませんが、使う場合はシンプルなものがおすすめです。

【インターンのプレゼン資料で成功するポイント4】1スライド・1メッセージにしよう

プレゼンで評価されるのは、話している内容とあなたの姿です。台本としてスライドに文章を書き込む学生もいますが、これだと伝えたいことが分かりづらくなってしまいます。

台本はプレゼンまでに用意しておき、スライドに入れるメッセージは「強調したいこと」や「重要なポイント」に絞りましょう。1スライドに1つのメッセージを入れることを意識しておけば、相手に伝わりやすい資料に仕上がります。

【インターンのプレゼン資料で成功するポイント5】文字だけでなくグラフや写真も入れよう

スライドの中に写真や比較グラフなどを入れることで、視認性を高められる場合もあります。比較の話しや数値については、言葉で説明するよりもグラフの方がひと目で理解できるためです。

具体的な数値は、プレゼン内容に説得力を持たせるために重要なことですが、データばかりにならないよう注意してください。適所にグラフや写真を入れ、聞き手にとって分かりやすいスライドになるよう心がけましょう。

インターンのプレゼンで失敗したら?

「インターンで高評価を得よう」と積極的にプログラムに参加していても、プレゼンで失敗してしまうこともあるでしょう。とくにインターン先の企業に就職したいと考えている学生にとっては、大きな不安が残るかもしれません。

確かにプレゼン内容が評価に影響することもありますが、それだけで就職の道が断たれるわけではないのです。たとえプレゼンで失敗しても、それまでのプログラムに臨む姿勢も評価されるほか、プレゼンの結果が就活の時に影響することはありません。

また、あなたに合った企業が一社だけとも限らないので、過ぎたことを後悔せず、その後の就活を成功に導けるよう失敗を生かしましょう。

インターンのプレゼンは準備を整えて堂々と発表しよう

インターンのプレゼンは、自分がどんなことを学んできたのか話す場です。この記事で紹介したポイントを押さえて発表に望めば、きっと企業からの印象も良くなるでしょう。

プレゼンで重要なのは、事前準備です。限られた時間の中で用意するのは簡単なことではありませんが、悔いの残らない結果を出すため、一つ一つの準備を丁寧に進めてください。