インターンに参加するメリット・デメリットとは?企業側の意図も理解しよう

できれば参加したいと思いながらも、インターンの参加を迷っている学生も多いのではないでしょうか?一般的にインターンは選考に有利になると言われていますが、学業に支障をきたす可能性がないとは言い切れません。

皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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そこで本記事では、インターンに参加するメリットとデメリットを解説します。メリットとデメリットの両方を理解してから、インターンに参加するべきか考えてみましょう。

インターンに参加するべき?

インターンとは、企業や業務、社会への理解を深めることを目的とした職業体験のことです。正式にはインターンシップと言い、近年では就活生の9割が参加していると言われています。インターンは社会人に必要不可欠なビジネスマナーを学んだり、就活に関する情報を収集したりできる貴重な場です。業界・企業研究にも役立つ制度なので、就活の第一歩として参加しておきたいところです。

そうは言っても、一度もインターンに参加することなく内定を獲得している先輩もいます。社会人の先輩の中には、「短期インターンでは企業の実情を見ることはできない」「参加しなくても就活に支障はなかった」と答えている人もいるので、絶対に参加しなければならないというわけではありません。

重要なのはインターンに参加することではなく、明確な目的があるかどうかです。インターンへの参加を検討している学生はやみくもに参加するのではなく、知りたいことや得たいスキルなど、目的を持って参加することが肝心です。

インターンに参加する6つのメリット

ここからはインターンに参加するメリットを紹介します。後ほどインターンに参加するデメリットも紹介するので、どちらも確認しておきましょう。

【インターンに参加するメリット】業界・企業研究に役立つ

インターンに参加するメリットは、業界・企業研究に役立つことです。1Day仕事体験や短期インターンから長期インターンまで、どんなインターンでも業界・企業研究を深める材料になります。

業界・企業研究を深めていくと、就活の軸が定まり、企業選びの視野を広げることができます。就活の軸や企業選びの軸が定まっていない学生の中でインターンに参加するべきかどうか悩んでいる人は、参加してみても良いでしょう。

【インターンに参加するメリット】自己PRや志望動機のアピール材料になる

とくに3ヶ月以上の長期インターンは、自己PRや志望動機のアピール材料になります。長期インターンは実際に業務を担い、業務スキルを身につけられるので、エントリーシートや面接でアピールすることで人事の興味を引けるでしょう。

【インターンに参加するメリット】入社後のミスマッチを防ぐ

インターンに参加すると、企業や業務への理解が深まります。これは入社後のミスマッチ防止にもつながるので、就活の一環として積極的に参加したいものです。入社後のミスマッチによる早期離職は、企業にとっても学生にとってもメリットはありません。企業側は採用にかかったコストを回収できず、学生側は「すぐに辞める」「プライドが高い」といった印象がつきまとい、転職に響く可能性があります。インターンはこうした入社後のミスマッチを防ぎ、早期離職のリスクを減らす役割を担っているのです。

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【インターンに参加するメリット】選考に向けた練習になる

企業によっては、インターンの参加者を決めるためにエントリーシートや履歴書の提出を求めたり、面接を行ったりする場合があります。この過程は就活の本選考に向けた練習になります。とくに面接は回数をこなすほど慣れてくるので、インターン選考を就活の本選考の面接対策に役立ててみてはいかがでしょうか?

【インターンに参加するメリット】早期内定を獲得できる可能性がある

インターンの最大のメリットは、早期内定を獲得できる可能性があることです。インターンの中には選考直結型のインターンもあり、インターンへの参加が内定に直接つながる場合もあります。

また、インターンで高評価を得ることができたら、エントリーシートの提出やグループワークが免除される特別選考ルートに案内してもらえる可能性もあります。その他、インターン参加者限定イベントに招待されたり、リクルーターがついたりと、選考に有利に働く優遇が受けられることも珍しくありません。

【インターンに参加するメリット】インターンによっては報酬を受け取れる

インターンの中にはお給料が発生する「有給インターン」があります。有給インターンは報酬を得ながら企業で職業体験する制度を指し、基本的には出社するまでにかかる交通費も支払われます。

有給インターンは収入を得ることを目的とするアルバイトとは違い、企業や業務、社会への理解を深めることを目的とした制度です。報酬を得ながらスキルアップや実務経験を積める有給インターンは、就活に有益な制度と言えるでしょう。

簡単にインターンを見つける方法

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インターンに参加する4つデメリット

続いて、インターンに参加するデメリットを紹介します。メリットがあれば、必ずデメリットもあるもの。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、あらかじめデメリットも把握しておきましょう。

【インターンのデメリット】長期インターンは学業との両立が難しい

3ヶ月以上の長期インターンには、学業との両立が難しいというデメリットがあります。基本的に長期インターンは、「週に〇日以上」「1日○時間」といったように勤務時間が定められています。そのため授業との兼ね合いからスケジュール管理ができなくなり、辛い思いをする学生は少なくありません。

【インターンのデメリット】短期インターンは倍率が高くて参加できない可能性がある

気軽に参加できる短期インターンですが、実は倍率が高くて参加できないこともあり得ます。とくに大手企業や有名企業の短期インターンは人気が高く、インターン選考を突破することは容易ではないのです。

短期インターンに参加したい学生は、企業に関するリサーチを行い、インターンの志望動機や自己PRを作成するなど、早めに準備しなければなりません。

【インターンのデメリット】目的がなければ無意味な時間を過ごすことになる

インターンは参加することに意味があるのではありません。例えば、スキルやビジネスマナーを身につける」「先輩社員と交流を図るなど、なんらかの目的を持って参加しないことには無意味な時間を過ごすことになります。

インターンでは、学生生活とはまったく違う経験ができるでしょう。もしかしたら辛いことや苦しいことにぶち当たるかもしれません。そのときに明確な目的があれば頑張ることができますが、なんとなく参加しているだけならただ辛いだけの日々を送ることになるでしょう。

【インターンのデメリット】悪印象を持たれてしまう可能性がある

一部の企業ではインターンを本選考に結び付け、インターンに参加した学生の言動を評価している場合があります。とくに選考直結型のインターンは評価されれば早期内定を獲得できる可能性がありますが、場合によってはマイナスな印象を与えてしまう危険性もあるので気を付けたいところです。

企業側にも利点がある?企業がインターンを実施するメリット

ここまで学生側のメリット・デメリットを紹介してきましたが、じつは企業側にもインターンを実施するメリットがあります。

【企業がインターンを実施するメリット】学生とのミスマッチを防ぐ

先ほど、入社後のミスマッチによる早期離職は企業にとっても学生にとってもメリットがないと解説しました。新入社員が早期離職してしまうと、企業は採用にかかったコストを回収できず、大きな損失を被ることになります。

そこで入社後のミスマッチを防ぎ、早期離職のリスクを減らす効果が期待できるインターンを実施するのです。

【企業がインターンを実施するメリット】早い段階で優秀な学生を確保できる

どの企業も早い段階で優秀な人材を確保したいと考えており、企業が求める人物像に近い学生をインターンの時期から囲い込んでおきたいという狙いのから、インターンを実施しています。このようにインターンを実施して優秀な学生と早期から接点を持っておけば、採用活動にプラスに働くことは間違いないでしょう。

【企業がインターンを実施するメリット】企業PRになる

インターンを企業PRの絶好の場と考え、イメージアップを図る企業も少なくありません。企業は社会貢献のイメージが強いインターンを実施することによって、ホワイト企業であることをアピールできます。

【企業がインターンを実施するメリット】学生ならではの意見を集められる

とくに若い世代に向けた商品やサービスを取り扱う企業にとって、学生の斬新な意見は大変貴重な声となります。商品開発や企画立案といったプロジェクト型のインターンを実施している企業の中には、学生の意見や反応を参考にしているところも少なくありません。

インターンに参加する前にメリットとデメリットを確認しておこう!

インターンは多くの学生が言っているだけあって、参加すれば業界・企業への理解を深められ、入社後のミスマッチを防げます。場合によっては選考に有利に働いたり、報酬を得られたりすることもあります。

ただし、長期インターンに参加すると学業との両立が難しくなるので、スケジュール管理は必須です。またインターンで悪印象を持たれてしまうと、選考に悪影響を及ぼすことになりかねないので注意しましょう。

インターンへの参加はメリットだけではなく、デメリットもあります。メリットとデメリットの両方を理解した上で、インターンへの参加を今一度検討してみましょう。