志望動機で企業理念をアピール!作り方やポイントを解説【例文付き】

志望動機で企業理念に共感したことをアピールする学生は少なくありません。しかし、企業理念への共感は他の企業の志望動機に使い回しできるので、意欲や志望度が低いと思われる可能性があります。

そこで本記事では、企業理念で志望動機を作成する方法や注意点を解説します。例文を参考にイメージを膨らませて、志望度の高さが伝わる志望動機を作りましょう!

志望動機で企業理念への共感をアピールするのはアリ!

企業ホームページの採用ページや、会社説明会で配布されるパンフレットなどに記載されている企業理念。企業理念とは、企業の存在意義や目的を言語化したものであり、企業理念を見ればどのような考えでビジネスを展開しているのかが一目で分かります。

そんな企業理念をテーマに志望動機を作成しても問題ありませんが、伝え方には注意が必要です。なぜなら企業理念は調べれば誰でも分かる情報であり、他の企業にも使い回しできる志望理由だからです。志望度の高さをアピールするには、企業理念を深掘りしたり、実体験を盛り込んだりするといいでしょう。

企業理念をテーマにした志望動機の作り方4ステップ

志望動機で企業理念への共感をアピールする学生は多いので、差別化を図るためにもきちんと段階を踏んで志望動機を作る必要があります。
企業理念をテーマにした志望動機を作る際は、以下の4ステップを参考に文章を組み立ててみてください。

【企業理念を用いた志望動機の作り方1】企業理念を調べる

企業理念は企業ホームページの採用ページや、会社説明会で配布されるパンフレットに記載されていることがほとんどです。しかし、それで満足していては評価される志望動機は作成できません。企業理念に関してより詳しく知るために、インターンシップに参加したり、OB・OG訪問を行ったりして確認してみましょう。

企業理念を調べる際に、具体的に知りたいのは以下の情報です。

【企業理念を調べる際に知りたい項目】
  • 企業理念(経営理念・方針・社是など)
  • 企業理念が設定された経緯
  • 創業者の生い立ちや考え
  • 企業の歴史
  • 企業理念が生かされている場面

【企業理念を用いた志望動機の作り方2】同業他社の企業理念と比較する

志望動機で重要なのは「同業他社ではなく、この企業を選んだ理由」です。志望動機を読んだ人事に「自社でなくてもいいのでは?」と思われてしまったら、選考通過は難しくなります。そのため志望企業だけでなく、同業他社の企業理念も調べて他社との違いを明確にしましょう。

この段階で必要な作業は、業界・企業研究です。企業理念とともに、企業概要や求める人物像、抱えている課題や将来の展望など、ノートやルーズリーフに一覧にしてまとめておくのがおすすめです。この作業を行うと、同業他社ではいけない理由や、逆に同業他社の方が自分に適していることが分かってきます。

企業研究ノートの作り方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

今さら聞けない企業研究とは?就活に欠かせない理由や手順を徹底解説

【企業理念を用いた志望動機の作り方3】企業理念に共感する理由を明確にする

次は、あなたがなぜその企業の企業理念に共感したのかを挙げましょう。具体的にどういう点に共感したのか、どんなところが自分の価値観と重なったのかなど、共感理由を掘り下げていきます。

この段階では、自己分析が必要不可欠です。これまでの経験や大切にしている価値観、性格の傾向などを理解し、企業選びの軸を明確にするために徹底的に自己分析を行いましょう。そうすれば、自ずと企業理念に共感する理由が浮かび上がってきます。

キミスカでは「当たる」と評判の自己分析ツールを公開しています。自己分析が心配な方はぜひ利用してみてください。

「適性検査」の受け方・結果の見方!自己分析ツールの使い方を解説

【企業理念を用いた志望動機の作り方4】PREP法をマスターする

志望動機の文章の組み立てには、「PREP(プレップ)法」と呼ばれる方法を用いるのがおすすめです。PREP法とは、「結論→根拠→具体的なエピソード→結論」の順番で考えを述べる文章構成方法をいいます。

結論から始めるPREP法は、アピールしたいことを簡潔かつ明確に伝えられます。相手に伝えたいことを論理的に説明できるので、ビジネスシーンでも役立つ構成方法です。ちなみに就活のエントリーシートや面接における質問は、すべてPREP法で回答してOKです。

志望動機に企業理念への共感を入れるポイント3つ

志望動機で企業理念への共感をアピールしても構いませんが、ただ「企業理念に共感しました」と伝えたところで、人事の興味を引くことはできません

そこでここからは、企業理念をテーマに志望動機を作成する際のポイントを3つ解説します。

【志望動機に企業理念を入れるポイント1】実体験を盛り込む

企業理念に共感したことを志望動機でアピール際のポイントは、あなたの実体験を入れることです。

以下の例のように「あなたの経験から生まれた価値観」を伝えましょう。

【企業理念と実体験の例】
  • 江崎グリコ株式会社の『おいしさと健康』
    「入院した時に食の大切と喜びを知った」
  • 株式会社資生堂の『BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(ビューティーイノベーションでよりよい世界を)』
    「ダブルである私の肌の色を肯定してくれた」

【志望動機に企業理念を入れるポイント2】入社意欲をアピールする

企業理念をテーマにした志望動機は使い回しできるため、「他の企業でも同じような志望理由を述べているのでは?」「志望度が低い」と思われる可能性があります。
それを防ぐために、入社後の展望や自分が入社するメリットを盛り込み、入社意欲をアピールしましょう。

【志望動機に企業理念を入れるポイント3】同業他社ではいけない理由を述べる

前述の通り、企業は学生の志望動機から「同業他社ではなく自社を志望する理由」をチェックしています。これには内定を出したら本当に入社してくれるかどうかを確認するとともに、入社後のミスマッチを回避する目的があります。

入社後のミスマッチは学生にとっても大きなデメリットがあるので、志望動機を考える段階で同業他社ではいけない理由を明確にしておきましょう。

【業界別】企業理念を用いた志望動機の例文

企業理念への共感を伝える志望動機の作り方やポイントを解説しました。続いて、企業理念を用いた志望動機のイメージをより具体的にするために、例文を2つ紹介します。

以下の例文を参考に、あなたの実体験を盛り込んだ唯一無二の志望動機を作ってみましょう!

【志望動機に企業理念を入れた例文1】アパレル業界

【アパレル業界の志望動機の例】

私が貴社を志望した理由は、ファッションで常識や世界を変えていくという企業理念に感銘を受けると同時に、ファッションの可能性を見出す姿に共感したからです。
貴社は世界中に店舗を展開し、「ファッションは難しい」「お金がかかる」といった常識を覆しています。私自身そうした常識に囚われていましたが、友人の勧めで貴社のジーンズを購入して以来、ファッションに対する価値観がガラリと変わりました。
入社後は以前の私のようにファッションに興味はあるものの、一歩踏み出せずにいるお客様に寄り添った接客を行いたいです。

【志望動機に企業理念を入れた例文2】食品業界

【食品業界の志望動機の例】

私は「食があなたと私をつくる」という企業理念に共感し、貴社を志望しました。
私の母は私を妊娠するまで、食に関心がなく、ほとんど自炊をしてこなかったそうです。しかし、私を妊娠したことで食の大切さに気付き、自炊を心掛けるようになったと聞きました。
そこから料理家となった母の姿を見ながら育った私は、貴社の企業理念を知った時に母の愛と重なって見え、衝撃を受けました。私を採用していただけるのなら、安心して食べられる食品の開発に勤しみ、すべての世代のお客様に健康的な食事の重要性を伝えていきたいです。

学生が共感するテーマを掲げるスカウトサービスはこれだ!

企業の存在意義や目的を言語化した企業理念は、いわば企業の核となる部分です。どれだけ興味深い商品やサービスを提供していたとしても、企業理念に共感できなければ入社後にミスマッチが起こるリスクがあります。これは今話題の新卒者向けスカウトサービスでも同じことがいえます。

逆求人型の就活サイト『キミスカ』は、“企業と学生の双方がありのままでいられる就活”を目指しており、「偽らない就活を。」をテーマに掲げるスカウトサービスです。
就活において内定率やスカウト数は大切ですが、キミスカは企業と学生のマッチ度を重要視しています。この考えに共感した学生は、この機会にキミスカに登録して“あなたが知らない良い会社”からのスカウトを待ちましょう!

志望動機で企業理念への共感をアピールするなら実体験を盛り込もう!

志望動機で企業理念に共感したことをアピールする際は、オリジナリティを出すために実体験を盛り込み、同業他社ではいけない理由を明確に示しましょう。これを怠ると、志望動機の内容が薄くなり、志望動機の使い回しを疑われる可能性があるので注意が必要です。

また、志望動機に企業理念を入れる場合は、業界・企業研究や自己分析が欠かせません。同業他社の企業理念を一覧化してまとめたり、自己分析からブレない企業選びの軸を見つけたりして、納得いく志望動機に仕上げましょう!