志望動機で企業理念をアピール!作り方やポイントを解説【例文付き】

この記事では、志望動機で企業理念についてアピールする方法やあなたらしい志望動機の作り方、他の就活生と差をつける方法などを例文付きで解説していきます。

皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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志望動機で「企業理念に共感したこと」をアピールする就活生は少なくありません。しかし、企業理念への共感は他の企業の志望動機に使い回しできるので、意欲や志望度が低いと思われる可能性があります。志望度が高いことや「志望企業でなくてはいけない理由」を人事にしっかりと伝えていきましょう。

企業理念の基本!就活前に確認しよう

就職活動を進める中で、多くの企業が就活生に「自社の企業理念への共感」があるのかを知りたいと思っています。では、志望動機において企業理念への共感はなぜ重要なのでしょうか。

 そもそも企業理念とは?

企業理念とは、その会社が「社会の中でどのような役割を果たし、何を実現するために存在するのか」という、最も根本的で大切にしている考え方や価値観のことです。

この企業理念を深く理解することは、その会社の本質を見抜き、自分が本当にその会社で情熱を持って働けるのかを判断するための非常に重要な第一歩と言えるでしょう。

「企業理念への共感」が重要な理由

企業が選考の場で、特に志望動機を通じて企業理念への共感を重視するのは、あなたと会社の価値観や目指す方向性が合致しているかを見極めたいからです。

お互いの価値観が深く共鳴していれば、入社後にあなたが生き生きと能力を発揮し、長期的に会社へ貢献してくれる可能性が高いと考えるためです。

また、企業理念に共感している人は、日々の業務において高いモチベーションを維持しやすく、困難な状況に直面しても企業の成長に向けて主体的に行動してくれると期待されています。

ミッション・ビジョン・バリューと企業理念の違い

企業理念と共によく耳にする言葉に「ミッション」「ビジョン」「バリュー」があります。これらは企業理念と密接に関連しています。

一般的に、企業理念が会社全体の普遍的な存在意義や根本的な価値観を示します。それに対して「ミッション」「ビジョン」「バリュー」は下記のような意味を持っています。

ミッション:日々果たすべき具体的な使命
ビジョン:中長期的に目指すべき理想の将来像
バリュー:ミッションやビジョンを達成するために、社員が共有すべき行動指針や価値観をより具体的に示したもの

これらは企業理念という大きな傘の下で、それを実現するための具体的な道筋や手段として位置づけられることが多いです。

これらの用語をセットで理解することで、企業の全体像や目指す方向性について一層深い理解が得られます。

企業理念と経営理念の違いとは

企業理念と似たような言葉で「経営理念」があります。しかしこの言葉には意味や役割が異なります。

企業理念:会社全体で大切にしている考えや教え
経営理念:経営者が大切にしている考えや教え

企業によっては使い分けていることもあるので、ホームページなど気を付けて確認しましょう。また、他にも社是や社訓という言葉もあります。

社是と社訓

社是(しゃぜ):会社の経営方針や価値観を示すもの
社訓(しゃくん):従業員が業務内で守るべき心構えや実践すべき行動指標

言葉が似ているものも多いですが、目的や役割が異なることもあるので引用する際は気を付けてください。

志望動機に活かす!企業理念の見つけ方と理解のコツ

企業理念を効果的に志望動機に盛り込むためには、まずその理念を正確に見つけ出し、その言葉の背景にある想いまで深く理解することが不可欠です。

ここでは、企業理念を探し出し、あなた自身の言葉で語れるレベルまで理解を深めるための具体的な方法とコツを紹介します。

1. 企業の公式ウェブサイト・パンフレットから企業理念を見つける

最も基本的な企業理念の探し方は、企業の公式ウェブサイトを確認することです。通常、「企業情報」「会社概要」「私たちについて」といったセクションに、企業理念や経営理念、ミッション・ビジョン・バリューなどが明記されています。その他には、会社説明会などで配布される会社パンプレットにも書かれていることがあります。

書かれている言葉だけでなく、その理念がどのような想いで設定されたのか、背景にあるストーリーや創業者の言葉なども併せて読むと、より深い理解に繋がります。すみずみまで丁寧に確認しましょう。

2.事業内容や活動内容を知る

企業理念とともに、応募先の企業がどんな活動をしているか確認します。企業理念を理解したうえで活動内容をみていくと、どんな目的でサービス展開されてきたのかがより分かりやすくなります。

3.会社の沿革・歴史を調べる

志望企業が歩んできた歴史も合わせて確認してみてください。企業の歴史を学べば、社長を含め社員の方々がどう奮闘して今の企業を作り上げてきたのかを知ることができます。

どんな経験を経て企業理念が作られたのかも分かるので、より共感・理解しやすくなります。

4. 会社説明会やOB・OG訪問で企業理念の背景を探る

会社説明会やインターンシップ、OB・OG訪問は、企業理念について生の声を聞ける貴重な機会です。社員の方々が企業理念をどのように捉え、日々の業務にどう反映させているのかを具体的に質問してみましょう。

ウェブサイトだけでは分からない、社員の方々の言葉で語られる企業理念への想いや具体的なエピソードはあなたの理解を深めるだけでなく、共感ポイントを見つける上で大きなヒントになります。

3. ニュース記事や社長のインタビューから理解を深める

企業のトップである社長や経営陣のインタビュー記事、企業の取り組みに関するニュース記事なども、企業理念を理解する上で非常に役立ちます。社長の言葉からは、企業理念に込められた情熱や将来への展望を直接的に感じ取ることができます。

また、企業が社会的な課題にどのように取り組んでいるか、どのような新しい価値を提供しようとしているかといった具体的な活動事例を知ることで、企業理念が実際どのように表れているのか把握できます。

4. 企業理念を自分なりに解釈し共感ポイントを見つける

企業理念は時として抽象的な言葉で表現されることもあります。大切なのは、その言葉を鵜呑みにするのではなく、あなた自身の経験や価値観と照らし合わせ、「自分にとってはどういう意味を持つのか」「自分のどの部分と響き合うのか」を考えることです。

例えば、「社会貢献」という理念があった場合、あなたが過去のボランティア活動で感じた「誰かの役に立つ喜び」と結びつけると良いでしょう。

具体的なエピソードを交えながら自分なりの解釈を加えることで、よりパーソナルで説得力のある共感が生まれます。

企業理念を志望動機に効果的に盛り込む3ステップ

企業理念への共感を効果的に志望動機へ盛り込むためには、いくつかの重要なステップがあります。これらのステップを踏むことで、あなたの志望動機はより具体的で、説得力のあるものになります。

ここでは、そのための簡単で実践的な3つのステップを解説します。

ステップ1:共感した企業理念を具体的に特定する

まず、企業の理念の中から、あなたが最も強く共感した部分を具体的に特定しましょう。企業理念全体に漠然と共感するのではなく、「〇〇という価値観」「△△を目指す姿勢」というように、どの部分に特に心が動かされたのかを明確にします。

企業理念が複数の言葉で構成されている場合は、その中でも特に自分の経験や考えと重なるキーワードやフレーズを選び出せると、今後の選考などで活かすことができます

ステップ2:企業理念に共感した理由を自分の経験と結びつける

次に、ステップ1で特定した企業理念のどの部分に、なぜ共感したのかを、あなた自身の具体的な経験やエピソードと結びつけて説明します。過去の体験やそこから得た学び、価値観などが、企業の理念とどのように繋がっているのかを明確にしましょう。

「貴社の『挑戦を恐れず革新を続ける』という理念に共感しました。私も大学時代に〇〇という困難な目標に挑戦し、粘り強く努力して達成した経験があり、その際に大きな成長を実感したからです」

のように、具体的なエピソードを交えることで共感の根拠が明確になり、説得力が増します。

ステップ3:入社後どのように企業理念の実現に貢献できるかを示す

最後に、共感した企業理念を踏まえ、入社後にあなたがどのようにその理念の実現に貢献できるのかを具体的に述べます。自分の強みやスキルを活かして、企業のどのような活動や目標達成に貢献したいのかを明確に伝えましょう。

「これまでの〇〇の経験で培った課題解決能力を活かし、貴社の△△という理念の実現に向けて、新しい視点から貢献していきたいです」

のように入社後の具体的な行動イメージを示すことで、あなたの熱意と企業への貢献意欲を効果的にアピールできます。

企業理念への共感を伝える志望動機の書き方

企業理念への共感を効果的に伝えるためには、志望動機の構成も重要です。企業理念を盛り込んだ志望動機は、一般的に次の流れで構成すると伝わりやすくなります。

結論:企業理念に共感した部分
具体例:具体的なエピソード
結論:入社後にどう貢献していきたいか

基本的な構成は上記の3つの軸です。まず結論として、どの企業の理念に共感し、なぜその企業を志望するのかを述べます。次に具体的なエピソードとして、共感した理由を自身の経験と結びつけて説明します。最後に入社後の貢献として、その企業理念の実現に向けてどのように貢献したいかを伝えます。

この構成を意識することで論理的で説得力があり、あなたの熱意が伝わる志望動機を作成できます。

共感した点を伝える時のポイント

「企業理念に共感しました」という言葉だけでは、あなたの熱意や理解度は十分に伝わりません。大切なのは、企業理念の「どの部分に」「なぜ」共感したのかを具体的に示すことです。

貴社の企業理念の中でも特に『挑戦を奨励する文化』という点に強く共感します。なぜなら、私自身も大学時代の〇〇という経験を通じて、困難な目標にあえて挑戦し乗り越えることで大きな成長を実感してきたからです

例えば上記のように具体的な言葉で、かつ自分の経験と結びつけて語ることができれば他の就活生との差別化に繋がります。共感を「魅力を感じた」「価値観が一致すると感じた」「目指す姿だと確信した」など、自分の言葉で言い換えるのも効果的です。

他にも「入院時の経験から食の大切さと喜びを知った」などの実体験もアピールポイントに入れられます。企業理念に関係している実体験を入れ込んでいきましょう。

【例文4選】企業理念への共感を伝える志望動機

業界別に企業理念に基づいた志望動機の例文を3つ紹介します。

これらの例文を参考に、あなた自身の言葉で、心からの共感を伝えられる志望動機を作成しましょう。

例文1:IT業界「挑戦と創造」を理念とする企業

例文

私が貴社を強く志望する理由は、「現状に満足せず、常に新しい価値の創造に挑戦し続ける」という企業理念に深く共感したためです。
大学時代に所属していたアプリ開発サークルでは、仲間と共に数々の困難を乗り越え、世の中にまだない新しいサービスを企画・開発することに情熱を注ぎました。
その過程で、失敗を恐れずに挑戦することの重要性と、チームで創造する喜びを肌で感じ、これが私の行動指針となりました。
貴社の一員として、これまでの経験で培った発想力と実行力を活かし、貴社の『挑戦と創造』の精神を体現しながら、人々の生活をより豊かにする革新的なITソリューションの開発に貢献したいと強く願っております。

例文2:メーカー「地域社会への貢献」を理念とする企業

例文

私が貴社を志望したのは「事業を通じて、地域社会の持続的な発展に貢献する」という企業理念が、私の長年の想いと合致すると感じたからです。
私は幼い頃から、地元商店街の活性化イベントにボランティアとして参加しており、地域の人々が笑顔になる瞬間に立ち会うことに大きな喜びを感じてきました。
その経験から、企業活動が地域社会に与える影響の大きさと、そこに貢献できる仕事の尊さを学びました。
貴社は、高品質な製品提供のみならず、地域の環境保全活動や文化支援にも積極的に取り組まれており、その姿勢に感銘を受けました。
入社後は、持ち前のコミュニケーション能力と企画力を活かし、地域社会との連携を深めながら、貴社の製品を通じて地域貢献をさらに推進していく一翼を担いたいです。

例文3:サービス業界「顧客第一主義」を理念とする企業

例文

貴社の「常にお客様の期待を超える感動を提供し続ける」という顧客第一主義の理念に強く惹かれ、志望いたしました。
私は大学時代にレストランのホールスタッフとしてアルバイトを経験し、お客様一人ひとりの表情や言葉に注意を払い、細やかな気配りを心掛けることで「ありがとう、また来るね」という言葉をいただくことに最高のやりがいを感じてきました。
この経験から、お客様の満足を追求することが、結果として自身の成長や喜びにも繋がることを確信しました。
貴社の一員として、この経験で培った傾聴力とホスピタリティ精神を発揮し、お客様に最高の満足と感動を提供することで、貴社の理念の実現に貢献していきたいと考えております。

例文4:アパレル業界「より良い社会を作ること」を理念とする企業

例文

私が貴社を志望した理由は、ファッションで常識や世界を変えていくという企業理念に感銘を受けると同時に、ファッションの可能性を見出す姿に共感したからです。
貴社は世界中に店舗を展開し、「ファッションは難しい」「お金がかかる」といった常識を覆しています。
私自身そうした常識に囚われていましたが、友人の勧めで貴社のジーンズを購入して以来、ファッションに対する価値観がガラリと変わりました。
入社後は以前の私のようにファッションに興味はあるものの、一歩踏み出せずにいるお客様に寄り添った接客を行いたいです。

要注意!志望動機で企業理念を語る際のNGポイント

企業理念への共感を志望動機でアピールすることは非常に有効ですが、伝え方を間違えると逆効果になってしまうこともあります。

ここでは、就活生が陥りがちなNGポイントを具体的に解説します。これらの点に注意して、あなたの誠実な想いが正しく伝わるようにしましょう。

企業理念をそのまま引用するだけ

企業のウェブサイトに書かれている企業理念の文言を、ただそのまま引用したり、丸暗記して述べたりするだけでは、採用担当者には響きません。それは、あなたが本当にその理念を理解し、共感しているのかが伝わらないからです。

企業理念は、あなた自身の言葉で解釈し、なぜそう思うのか、自分の経験とどう結びついているのかを具体的に語ることが重要です。表面的な理解ではなく、あなた自身のフィルターを通した言葉で表現しましょう。

どの企業にも当てはまるような薄い共感

「社会に貢献したいという理念に共感しました」といった、どの企業にも当てはまりそうな抽象的な共感の表明は、具体性に欠け、あなたの個性が伝わりません。採用担当者は、「なぜうちの会社の理念なのか」を知りたいと考えています。

その企業ならではの理念の独自性や特徴を捉え、なぜあなたがその点に特に惹かれたのかを明確に伝える必要があります。そのためには、徹底した企業研究と自己分析が不可欠です。

 自分の言葉で語れていない、表面的な理解

難しい言葉を無理に使ったり、どこかで聞いたようなありきたりの表現を繰り返したりすると、自分の言葉で語っていない、表面的な理解しかしていないと見なされてしまう可能性があります。

背伸びをする必要はありません。あなた自身の素直な言葉で、等身大の経験に基づいて語ることが、誠実さや熱意を伝える上で最も大切です。自分の言葉で話せているかを確認しましょう。

企業理念と矛盾する自己PRや経験

例えば、「チームワークを重んじる」という企業理念に共感したと述べながら、自己PRでは個人プレーでの成果ばかりを強調するなど、企業理念とあなたの語る経験や強みが矛盾していると、話全体の信憑性が失われてしまいます。

志望動機と自己PR、ガクチカなど、あなたがアピールする内容は一貫性を持つように心がけましょう。企業理念への共感が、あなたの他のアピールポイントとどう繋がっているのかを意識することが重要です。

企業理念に深く共感できない時の志望動機作り方

就職活動を進める中で、企業の事業内容や社風には魅力を感じるものの「企業理念にはいまひとつピンとこない」「心から共感できるとまでは言えない」という状況に直面することもあるかもしれません。

そんな時、どのように志望動機を考えれば良いのでしょうか。以下で解説していきます。

1. 企業理念の一部でも共感できる部分を探す

企業理念全体には共感できなくても、その中の一部分や、理念が目指す方向性の一部に、あなたの価値観と重なる点が見つかるかもしれません全てに100%共感する必要はありません。

例えば、「革新」という言葉にはピンとこなくても、その背景にある「顧客の課題解決への真摯な姿勢」には共感できる、といったように理念を構成する要素やキーワードを分解して考え、少しでも共感できる部分を探してみましょう。

2. 企業理念以外の魅力から志望動機を構成する

どうしても企業理念に共感ポイントが見いだせない場合は、無理に理念に結びつける必要はありません。その企業の事業内容の将来性、独自の技術力、社員の方々の魅力、風通しの良い社風など、あなたが本当に魅力を感じている他の側面から志望動機を構成しましょう。

正直に、なぜその企業で働きたいのか、何に貢献したいのかを具体的に伝えることが大切です。ただし、企業理念を完全に無視するのではなく、理解はしている姿勢を示すと良いでしょう。

3. なぜ共感できないのかを自己分析に繋げる

企業理念に共感できない、あるいは違和感を覚えるということは、あなた自身の価値観や仕事選びの軸を再確認する良い機会かもしれません。「なぜこの理念には共感できないのだろうか」「自分は仕事を通じて何を大切にしたいのだろうか」と深く掘り下げてみましょう。

その企業が合わないという結論に至るかもしれませんが、それはより自分に合った企業を見つけるための重要なステップであり、自己分析を深めることに繋がります。

「志望動機と企業理念」に関するよくある質問(Q&A)

ここでは、「志望動機と企業理念」というテーマに関して、就活生の皆さんからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。面接対策や企業選びの参考にしてください。

細かい疑問点を解消し、自信を持って就職活動に臨みましょう。

Q1. 面接で企業理念について深掘りされたらどう答える?

面接で企業理念について深掘りされた場合は、単に「共感しました」と繰り返すのではなく、具体的なエピソードを交えながら、あなたが企業理念をどのように理解し、自身の経験や価値観とどう結びつけているのかを伝えましょう。

例えば、「企業理念の〇〇という部分について、私は△△という経験からこのように解釈し、貴社で働く上でこのように体現していきたいと考えています」といった形で、自分の言葉で具体的に説明することが重要です。日頃から理念について自分なりの考えを深めておきましょう。

Q2. 複数の企業の企業理念を比較する際のポイントは?

複数の企業の企業理念を比較する際は、それぞれの言葉の違いだけでなく、その理念が生まれた背景や、実際にどのような企業活動に反映されているのかまで見ていくと良いでしょう。

また、それぞれの理念が、あなた自身のキャリアビジョンや大切にしたい価値観とどの程度合致しているのかという視点で比較検討することが、自分に合った企業を選ぶ上で非常に重要になります。単に「良い理念だ」と感じるだけでなく、自分との相性を見極めましょう。

Q3. 企業理念は時代によって変わることもあるのですか?

企業理念は時代や社会情勢の変化、企業の成長ステージに応じて見直されたり、表現が変更されたりすることがあります。ただし、企業の根幹となる基本的な価値観や存在意義は、簡単には変わらないことが多いです。

もし企業理念に変更があった場合は、なぜ変更されたのか、新しい理念にどのような想いが込められているのかを調べることで、その企業の現状や将来の方向性についてより深く理解することができます。

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企業の存在意義や目的を言語化した企業理念は、いわば企業の核となる部分です。どれだけ興味深い商品やサービスを提供していたとしても、企業理念に共感できなければ入社後にミスマッチが起こるリスクがあります。

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志望動機で企業理念への共感をアピールするなら実体験を盛り込もう!

志望動機で企業理念に共感したことをアピールする際は、オリジナリティを出すために実体験を盛り込み、同業他社ではいけない理由を明確に示しましょう。これを怠ると、志望動機の内容が薄くなり、志望動機の使い回しを疑われる可能性があるので注意が必要です。

また、志望動機に企業理念を入れる場合は、業界・企業研究や自己分析が欠かせません。同業他社の企業理念を一覧化してまとめたり、自己分析からブレない企業選びの軸を見つけたりして、納得いく志望動機に仕上げましょう!