就活のネクタイの結び方5選!綺麗に仕上げるためのコツとは?

就活の身だしなみで気になるネクタイの結び方。就活生の中には、就活で初めてネクタイを手にした人もいるかもしれません。

そこで本記事では、就活におすすめのネクタイの結び方を5種類ご紹介します。社会人の必須アイテムであるネクタイをきれいに結び、良い印象を与えましょう!

就活のネクタイの結び方で印象は変わる!

就活において、実績や能力、人柄とあわせて重要視されるのが身だしなみです。身だしなみは就活生の第一印象を決める要素となるので、清潔感や入社意欲をアピールするためにも身だしなみを整える必要があります。

そこで男性の就活生が押さえるべきポイントは、ネクタイの結び方です。ネクタイの色や柄はもちろん、ネクタイの結び方によっても与える印象は変わります。

ここからは就活でおすすめのネクタイの結び方を5種類解説するので、ぜひ参考にしてください。

就活におすすめのネクタイの結び方5選

さっそく、就活におすすめのネクタイの結び方をチェックしましょう。ここではスタンダードな5種類の結び方を解説するので、キレイに結べるように繰り返し練習してみてくださいね!

【就活ネクタイの結び方】プレーンノット

ネクタイの結び方で最もスタンダードといわれているのが「プレーンノット」です。プレーンノットは、就活で用いるレギュラーカラーのシャツと相性抜群。ビジネスの場や結婚式などあらゆるシーンに対応できる結び方なので、今のうちに繰り返し練習しておきましょう。

  1. 大剣を長めにとり、ネクタイを首に掛けます
  2. 大剣を小剣の上にクロスさせ、大剣を小剣に巻きつけるように1周します
  3. 大剣を前にもってきたら、首元のループに大剣の先をくぐらせます
  4. 大剣でできたループに、剣先を上から下へ引き通します
  5. 大剣を引きながら、結び目が硬く小さくなるように形を整えます
  6. 小剣を引っ張りながら上げたら、完成です 

【就活ネクタイの結び方】ウィンザーノット

結び目が大きい「ウィンザーノット」は、ワイドカラーや襟が大きいシャツに合う結び方です。体格ががっちりとした人は、自然とバランスがとれるウィンザーノットがおすすめです。

  1. 大剣を長めにとり、ネクタイを首に掛けます
  2. 大剣を小剣の上から重ね、首元のループにくぐらせます
  3. 大剣を引き、小さい結び目を作ります
  4. 小剣の裏に大剣をまわし、大剣を首元のループに上から通します
  5. 大剣を引き、三角形の結び目を作ります
  6. 大剣を前からまわして、首元のループに下から上へ引き抜きます
  7. 大剣のループに上から下へ引き抜いたら、形を整えて完成です 

【就活ネクタイの結び方】セミ・ウィンザーノット

結び目が正三角形に近い「セミ・ウィンザーノット」は、ほとんどのシャツに合う結び方です。結び目はプレーンノットとウィンザーノットの中間の大きさに仕上がります。

  1. 大剣を長めにとり、ネクタイを首に掛けます
  2. ネクタイの縫い目を目印にして、大剣が前にくるようにクロスします
  3. 大剣の先を首元のループに、上から下へ引き抜きます
  4. 大剣を前からまわして、首の下から通します
  5. ループ状になったところに、大剣を上から通します
  6. 結び目の形を整え、小剣を引きながら結び目を上げれば完成です 

【就活ネクタイの結び方】ダブルノット

結び目に厚みが出る「ダブルノット」は、細めのネクタイや長めのネクタイにおすすめの結び方です。プレーンノットの次に簡単な結び方なので、ぜひマスターしておきましょう。

  1. 大剣を長めにとり、ネクタイを首に掛けます
  2. ネクタイの縫い目を目印に、上に重ねた大剣を小剣の裏側へまわします
  3. 上に重ねた大剣側を後ろから2周まわします
  4. できたループに大剣を上から通します
  5. 通した大剣を下へ引き、結び目が硬く小さくなるように形を整えます
  6. 小剣を引きながら結び目を上げれば、完成です 

【就活ネクタイの結び方】スモールノット

結び目が小さい「スモールノット」は、背が高い人や首が太い人に相性が良い結び方です。また、生地の厚いニットタイを使用する場合にもおすすめです。

  1. ネクタイを首に掛け、小剣を180度ねじります
  2. 小剣を大剣の下で交差させ、大剣に巻きつけるように小剣を前にもってきます
  3. 小剣を首元からくぐらせて上に出し、そのまま結び目に通します
  4. 小剣を引っ張りながら、結び目が襟元にくるように形を整えて完成です 

就活ネクタイをキレイに仕上げる結び方のコツ4つ

就活でおすすめのネクタイの結び方を紹介しましたが、結び目をキレイに仕上げるのは至難の業です。そこで、ここからはネクタイの結び方のコツを4つ紹介します。

【就活ネクタイをキレイに仕上げる結び方】ネクタイの縫い目を意識しよう

ネクタイの裏側には、生地をつないだ斜めの縫い目があります。ネクタイを結ぶ時は、この縫い目を目印にして大剣と小剣の長さを調整してみましょう。

ただし、ネクタイによっては縫い目の位置が異なることもあるので、あくまでも目安として意識してみてください。

【就活ネクタイをキレイに仕上げる結び方】結び目の大きさを襟角度に合わせよう

ネクタイの結び目が不格好に見える場合、結び目の大きさと襟角度の調整が必要かもしれません。一般的に、襟角度が広いほど大きめの結び目を作り、襟角度が狭いほど小さめの結び目を作るとよいとされています。

就活で用いるレギュラーカラーには、先ほど紹介した5種類の結び方の中でもとくにセミ・ウィンザーノットが適しているでしょう。

【就活ネクタイをキレイに仕上げる結び方】ディンプルの形を整えよう

ファッションにおいて「ディンプル」とは、ネクタイの結び目にできるくぼみを指します。このディンプルがあると、ネクタイに立体感が出て格好良く見えます。

【就活ネクタイをキレイに仕上げる結び方】大剣と小剣の差は1cm以内が理想

ネクタイの大剣と小剣の差は、1cm以内が理想だといわれています。この差が大きくなるとだらしない印象を与える可能性があるので、何度も繰り返し練習して理想的な結び方を実現しましょう。

就活にネクタイピンを用意するべき?

結論からいうと、就活にネクタイピンは必須ではありません。その理由は、就活中にジャケットを脱ぐ機会はあまりないからです。また、近年ネクタイピンはファッションとしての要素が強まっており、就活においてネクタイピンの有無が印象を左右することはありません。

ネクタイの結び方で他の就活生に差を付けよう!

就活でおすすめのネクタイの結び方を解説しました。

ネクタイの結び方に慣れていないとキレイに結ぶのは難しく、時間もかかってしまいます。面接で好印象を与えるために、そして就職した後にスムーズにネクタイを結ぶためにも、今のうちに繰り返し練習しておきましょう。