面接に準備を全くせずに挑むのはオススメできません。質問の対策や持ち物の準備などは前日までに必ず行ってください。
この記事では就活の面接を受けるためにやっておくべき準備を解説していきます。
面接の準備を怠ると危険!絶対にしておきたい事前準備とは?
面接を受ける上で、絶対にやっておいたほうが良い3つの準備があります。これらを怠ると、面接の通過率が低くなってしまうため、必ず事前に済ませておくようにしてください。
【面接の準備1】自己分析
自分がどういった人間でどんなものに興味関心があるのか、将来的にどんな大人になっていきたいのかを明確にするのが自己分析です。これができていないと、就活の軸や企業選びの軸が決まりません。
また、自己分析が済んでいない人が自己PRや志望動機を作成すると、抽象的であまり面接官に刺さらないものになってしまいます。
自己分析のやり方ですが、自分でノートを作成し、今までのにあった出来事や感情を書き出していくのが一般的ですが、最初からすらすらできる人は中々いません。そのため、自己分析を始める第一歩として、試していただきたいのが適性検査です。
適性検査は質問に答えるだけで、あなたがどういった性格であるか、また適している職業はなんなのかなどを出してくれるツールになります。もし受検してみたいという方は、下記の記事に受け方をまとめているので参考にしてください。
【面接の準備2】業界・企業分析
次にやっておきたい準備は業界研究と企業研究です。面接で必ず聞かれる志望動機を作成するには、この研究が必要不可欠になります。
また、志望している業界や企業の立ち位置や事業計画を見ていく中で、本当に自分のやりたいことがその会社で達成できるかを再確認する機会にもなります。業界研究のやり方についてはこちらにまとめましたので参考にしてください。
【面接の準備3】志望動機の作成
志望動機は面接でほぼ確実に聞かれます。子供のころから夢だったから、平均年収が高いから、といった動機では十分とは言えません。
志望動機には、その会社でなければならない明確な理由が入っていないといけません。
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志望動機の詳しい作り方はこちらの記事をご覧ください。
面接に頻出する質問の準備も忘れずにしよう
自己分析や業界分析が完了したら、次に面接に頻出する質問の対策を立てていきましょう。今回はよくでる質問を5つ取り上げて解説していきます。
【面接に頻出の質問1】自己PR
まずは自己PRです。面接の序盤に、「では自己PRをお願いします」と聞かれることが多いです。企業が自己PRを聞く理由は主に3つで、「人柄や性格の把握」「熱意の確認」「ポテンシャルの見定め」になります。
自己PRは自己分析が完了してから作成するようにしてください。また、自己PRはPREP法という手法で構成をするのが良いとされています。詳しい解説は下記の記事でしていますので、自己PRを作成する際は参考にしてください。
【面接に頻出の質問2】ガクチカ
ガクチカとは、「学生時代に力を入れて頑張ったこと」の略です。自己PRとガクチカは内容が似てしまいがちですが、実は企業が見ているポイントが違います。
自己PRはあなたの強みや長所を見ており、ガクチカはあなたがどのような考えで物事に取り組んできたのかを見たいと考えています。そのためガクチカには、なぜその行動に至ったのかなど、あなたの思考回路が見えてきやすい回答をするのがベストです。
こちらの記事でガクチカの作り方を解説しています。作成するときの参考にしてください。
【面接に頻出の質問3】趣味・特技
趣味・特技もよく聞かれます。基本的に素直に答えて問題ない質問ですが、ギャンブルやアダルトなものに関しては、控えるのが無難です。
また、業界によっては良く思われないものもあるので、こちらの記事を見ながら自分の趣味・特技は問題ないかを確認してみましょう。
【面接に頻出の質問4】キャリアプラン
「5年後、10年後はどうなっていたいですか?」という質問もよく聞かれます。この質問に答える際は、志望動機との一貫性が大切です。詳しい対策方法についてはこちらの記事をご覧ください。
【面接に頻出の質問5】逆質問
逆質問とは「最後になにか質問はありますか?」という質問のことです。これは単に人事の親切心から聞いているわけではありません。この質問を通して、あなたの志望度や積極性を見ているのです。そのため、しっかりと対策をするのが良いでしょう。逆質問の対策についてはこちらの記事にまとめてあります。
面接の前日準備でやっておきたいこと
面接前日に必ずやっておきたい準備を3つ紹介します。
【面接の前日準備1】持ち物の準備
面接当日の朝に準備をするのは危険です。焦って準備をすると忘れ物をする可能性が高くなりますし、必要なものが家になかった場合、対処ができなくなってしまうこともあるでしょう。
下記記事に持ち物チェックリストがあるので、それを見ながら前日までに準備を完了させておきましょう。
【面接の前日準備2】アクセスルートの再確認
当日乗る電車やバスの出発時間や、乗り換えの確認をしておきましょう。電車が遅延したり止まってしまうことも考慮し、少し早めに到着できるようにするのが安全です。
【面接の前日準備3】ノートを見返す
もし就活ノートを作っていたら、前日に見返すことを推奨します。自己分析や企業研究を振り返り、翌日に向けて再確認をしましょう。
面接の準備は入念に行おう
本記事で紹介したように、面接の準備はやるべきことが沢山あります。特に自己分析や企業研究は面接対策だけでなく、ESを作成する時にも役立つ作業です。そのため、面接の準備をおこなう学生は時間に余裕を持って取り掛かりましょう。