就活を目前に控えているものの、就活のはじめかたが分からず、そわそわした気持ちを抱えている学生も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、就活のはじめかたを5ステップで分かりやすく解説します。何から始めればいいか頭を悩ませている学生は、5つのステップに沿ってさっそく準備を進めましょう。
就活は何から始めればいい?
大学3年生の3月1日になると、就活が解禁されます。就活解禁日には企業へのエントリーが可能になり、会社説明が始まるなど、就活に関する情報が飛び交うため驚く就活生も少なくないでしょう。
大学3年生頃になんとなく就活が始まり、流れに身を任せていると自然と就活生になっているような気がしますが、実際は自分が行動を起こさなければ就活は始まりません。それでは、一体何から始めればいいのでしょうか?
就活のはじめかたを5ステップで解説
ここからは、就活のはじめかたを5ステップで分かりやすく解説します。就活といっても何から始めればいいのか分からないと悩んでいる就活生は、以下のステップに沿って就活を進めていきましょう。
【就活のはじめかた1】就活スケジュールを把握する
まずは、就活スケジュールを把握することから始めましょう。就活はいかに効率的に行動できるかがポイントとなるので、あらかじめスケジュールを把握して、いつ何をするべきか考えることが大切です。
就活は大学3年生の3月に始めるのが一般的ですが、それよりも前に将来について考えたり、周囲の社会人から就活エピソードを聞いたりしておくと、より効率的に就活を進められます。就活スケジュールの詳細は、こちらの記事を参考にしてみてください。
【就活のはじめかた2】自己分析をする
就活スケジュールを把握した後は、自己分析に取り掛かりましょう。自己分析とは自分のことを知る作業のことで、自分の人生の「目的」と「手段」を知るために行います。
自己分析というと難しいイメージがありますが、キミスカが提供する無料の自己分析ツール「適性検査」なら簡単にできるので、自己分析に初めて取り組む就活生にもおすすめです。自己分析の簡単なやり方や、キミスカの自己分析ツールに関しては、こちらの記事でご確認ください。
【就活のはじめかた3】業界研究をする
自己分析をして興味のある業界が見つかったら、業界研究の段階へと移りましょう。業界とは企業を産業・商業別に分類したもので、サービス業界や金融業界をはじめ複数の業界が存在します。
業界研究は業界の特徴や規模を調べる作業を指し、合同説明会や書籍を活用して行うのがおすすめです。また、キミスカが提供する無料のオンライン学習機能「Workschool」の業界研究コースも活用してみてください。
業界研究のやり方やポイントは、こちらの記事で解説しています。
【就活のはじめかた4】企業研究をする
業界研究に続き、企業研究を始めましょう。企業研究とは企業理解を深める作業のことで、企業の公式サイトや会社四季報などを活用して情報を収集します。
企業研究には入社後のミスマッチを防止する役割があるので、就活には必要不可欠です。こちらの記事で企業研究の正しいやり方を理解し、理想の就活を実現しましょう。
【就活のはじめかた5】職種について調べる
職種とは仕事の種類を表すもので、営業職や事務職をはじめ世の中には多数の職種があります。企業研究をした後は職種について調べてみて、自分に向いている職種を見つけましょう。
仕事を長く続けるためには、自分に合う職種選びが重要です。業界・企業研究とあわせて職種についても調べ上げ、やりたい仕事や向いている仕事を探してみてください。
一歩進んだ就活準備にも取り組もう!
就活のはじめかたを解説しましたが、5つステップを進めた後は一歩踏み込んだ就活準備に取り掛かりましょう。以下の就活準備に取り組むことで、将来のビジョンをより具体的に描けるようになります。
【一歩進んだ就活準備1】インターンシップに参加する
インターンシップに参加すると、企業の雰囲気や仕事に取り組む社員の姿を見られます。長期インターンの場合は実際に業務を任せてもらえるので、入社後の日々をイメージしやすくなるでしょう。
インターンシップは理想と現実のギャップを埋める役割があり、入社後のミスマッチの防止に役立ちます。また、選考直結型のインターンもあるので、早期内定を獲得したい就活生は積極的に参加しましょう。
【一歩進んだ就活準備2】OB・OG訪問をする
OB・OG訪問とは、大学の卒業生の元を訪れて企業の雰囲気や仕事内容を伺うことです。会社説明会やインターンシップ以上に生の声を聞ける貴重な機会であり、社会人と話す練習にもなるので、OB・OG訪問を活用して情報収集しましょう。
OB・OG訪問は知り合いのOB・OGに依頼しても構いませんが、大学のキャリアセンターで紹介してもらうことも可能です。メールや電話で依頼したり、質問したりする一連の流れは面接対策にもなります。
【一歩進んだ就活準備3】ES対策をする
ES(エントリーシート)は企業に自分をアピールする書類であり、面接を受けるにはES選考を通過する必要があります。ESには自己PRや志望動機を記入する欄があり、評価されやすい文章構成や守るべきマナーがあるので、早い段階からES対策を講じておくべきでしょう。
就活生の平均ES提出数は30枚となっており、とにかく書き慣れることが大切です。こちらの記事を参考に、ESの基本的な書き方をマスターしましょう。
【一歩進んだ就活準備4】面接対策をする
面接で実力を発揮するには、場慣れすることが必須です。面接マナーを押さえたり、頻出質問の回答を準備したりとやることがたくさんあるので、余裕をもって面接対策を進めることをおすすめします。
面接対策で最も大切なことは、模擬面接を繰り返し行うことです。家族や友人、大学のキャリセンのスタッフなどに面接官役をお願いして、実際に話す練習をしましょう。
【一歩進んだ就活準備5】WEBテスト対策をする
WEBテストとは、就活生の能力や人柄を知るために行われるテストのことです。基本的にはES提出後から面接前までに実施され、選考の足切り目的で導入している企業も少なくありません。
WEBテストには複数の種類があり、1問あたりの回答時間が短いものや、独特の回答を求められるものがあり、受検前の対策は必須です。WEBテストの概要や準備方法については、こちらの記事でご確認ください。
就活を始める前にやっておきたいことは?
就活をスムーズに進めるために、就活前にやっておきたいことをまとめました。就活が本格化すると途端に忙しくなるので、今できることから取り組んでおきましょう。
3年生の間に卒業単位を取得する
就活資金を貯める
就活に必要なアイテム(スーツや靴、コスメなど)を準備する
就活で有利になる資格を取得する
ガクチカのテーマになる事に打ち込む
就活の第一歩はスケジュールと流れの把握から!
就活のはじめかたが分からない場合は、就活スケジュールの把握から始めましょう。そこから自己分析や業界・企業研究に取り掛かり、志望業界・企業を絞っていくのがおすすめです。さらに就活準備を進める場合は、インターンシップやOB・OG訪問の機会を活用しましょう。
就活はなんとなく始まるものではなく、自分で始めるものです。この記事をきっかけに、できることから始めてみてください。