「就活の最大の難関」といわれる二次面接は、一次面接と雰囲気が大きく異なります。独特の緊張感が漂う二次面接を通過するには、二次面接の役割や通過に必要な準備を知っておく必要があるでしょう。
そこで今回は、一次面接との違いや通過するコツなど、二次面接について詳しく解説します。面接を控えている学生は、ぜひチェックしておきましょう。
二次面接は就活の最難関!
二次面接は「就活の最大の難関」といわれており、一次面接を受けた時と同じような気持ちで臨むと通過は厳しくなります。
なぜなら、二次面接では仕事に対する適性の有無や、仕事をこなしていく能力を備えているかなど、企業が求める人物像に基づいた項目を徹底的にチェックされるからです。
二次面接が最終となることも!面接の回数を確認しよう
面接の回数は年々減少傾向にあり、二次面接が最終面接となる場合が大半を占めます。その理由は、面接後の合否判定をスピーディーに行い、内定辞退を防ぐためです。
従業員の人数が多い大企業は3~4回の面接を行うこともありますが、二次面接が最終の場合は、十分に準備して臨みましょう。
ちなみに「二次面接を通過できたらほぼ内定」という噂が流れ始めたのも、二次面接を最終面接とする企業が増えたためです。
そのため二次面接以降にも面接がある場合は、二次面接でどれだけ高評価を得ていても覆ることがあるので、この噂は嘘ということになります。
就活の二次面接と一次面接の違い3つ
比較的なごやかな雰囲気で行われる一次面接とは違い、二次面接では空気が張りつめたような緊張感が漂います。その理由は、二次面接と一次面接の違いを見れば明らかです。
そこでここからは、二次面接と一次面接の違いを3つご紹介します。
【二次面接と一次面接の違い1】面接担当者
就活の二次面接と一次面接の雰囲気が大きく変わる理由は、面接担当者の職位・年次が変わるからです。具体的にいうと、一次面接は人事部の社員や現場担当者が面接を行いますが、二次面接では現場責任者や部長クラスの社員、企業によっては社長や役員が面接を担当することもあります。
面接担当者の職位や年次が上がると、必然的に学生を見る目も厳しくなります。
現場責任者や部長クラスの社員は「本当に現場で活躍してくれるのか」「自社にとって学生を採用することがプラスになるのか」という目で見ているので、一次面接との雰囲気の違いにひるんでしまう学生も少なくありません。
【二次面接と一次面接の違い2】チェックされるポイント
二次面接と一次面接では、チェックされるポイントが変わります。企業は一次面接では学生のコミュニケーション能力や基本的なマナーなどをチェックし、二次面接では仕事に対する素質や志望理由をチェックしています。
つまり、一次面接では「入社が可能な候補者」を選び、二次面接では「入社してほしい候補者」を選んでいるのです。
二次面接は一次面接とは違うポイントをチェックされるだけでなく、回答の内容を深掘りされることもあるので、一次面接と同じ程度の準備では通過は難しいでしょう。
【二次面接と一次面接の違い3】質問内容
前述の通り、二次面接では一次面接より具体的なことを聞かれたり、回答を掘り下げた内容を質問されたりします。
以下に一次面接でよく聞かれる質問と、二次面接でよく聞かれる質問の例をまとめたので、面接対策の参考にしてください。
- あなたの強みを教えてください。
- 長所と短所を教えてください。
- 志望動機を教えてください。
- 学生時代に最も力を入れて取り組んだことは何ですか?
- 就活の軸(企業選びの基準)を教えてください。
- 数ある同業他社の中で自社を志望する理由は何ですか?
- 入社したらどんなことをやりたいですか?
- あなたは10年後どうなっていたいですか?
- 何か質問はありますか?
- 自社にどのような貢献ができると考えていますか?
- 他社の選考状況を教えてください。
就活生必見!二次面接を通過するコツ5つ
ここでは、就活の最大の難関といわれる二次面接を通過するコツを5つご紹介します。二次面接と一次面接の違いを踏まえ、きちんと準備した状態で二次面接通過を目指しましょう!
【就活で二次面接を通過するコツ1】説明会や一次面接の内容を整理して確認する
二次面接では説明会で聞いた会社情報についての考えを聞かれたり、一次面接で答えた内容を掘り下げて質問されたりすることがあります。
そのため二次面接を受ける前に、説明会や一次面接の内容を整理して確認しておくことが大切です。
そこで、おすすめしたいのが「企業研究ノート」を作成しておくことです。企業研究の結果や一次面接の内容をノートにまとめて、随時アップデートしておけば簡単に見返すことができます。企業研究ノートの作り方は、こちらの記事を参考にしてください。
【就活で二次面接を通過するコツ2】回答に一貫性をもたせる
就活で重要視されるのは、学生の回答する内容に一貫性があるかどうかです。もし回答に一貫性がなければ、主張に信憑性がないと判断されてしまいます。
そのため、二次面接前にエントリーシートや一次面接の回答を見直して、一貫性のある回答を心がけましょう。
【就活で二次面接を通過するコツ3】入社後に活躍できる人材であることを示す
二次面接では「入社後に活躍してくれる人材か」「学生を採用することにメリットがあるか」など、一次面接よりもシビアな視点でチェックされます。
実際に入社後のキャリアに関する質問をされることもあるので、入社後に活躍できる人材であることを示す必要があります。
そこで活用したいのが、キミスカの自己分析ツール「適性検査」です。適性検査は質問に答えていくだけで、職務適性をはじめとする9つの項目を確認できる無料ツールです。
入社後に活躍できることを示すために、まずは自身のことを理解しましょう。
【就活で二次面接を通過するコツ4】キャリアプランや将来のビジョンを明確にする
キャリアプランや将来のビジョンを明確にしないことには、二次面接の通過は困難です。
5年後・10年後・15年後にどうなっていたいか、入社したらどんなことをしたいか、何歳までにどんな成果を上げたいかなど、具体的に考えてみましょう。
【就活で二次面接を通過するコツ5】ビジネスマナーや正しい言葉遣いを身につける
一次面接が終わっても、引き続きビジネスマナーや正しい言葉遣いなど、あなたの立ち居振る舞いもチェックされています。その場だけ取り繕おうとしても、二次面接のような緊張した場ではふいにがさつな動作や、普段使っている言葉が出てしまうことがあります。
今日からでも社会人として働けるという意欲を見せるためにも、こちらの記事を参考に面接対策をしておきましょう。
二次面接を控えた就活生におすすめのスカウトサービスって?
二次面接は就活の最大の難関といわれている選考ステップで、企業によっては二次面接が最終面接となります。そんな二次面接を控えて、極度に緊張している学生もいるでしょう。
そんな学生におすすめしたいのが、企業から学生にアプローチをかける「逆求人」を採用しているスカウトサービス「キミスカ」です。
キミスカに登録すると企業からスカウトが来るのはもちろんのこと、先ほど紹介した自己分析ツール「適性検査」も利用できます。
学生は完全無料で利用できるので、さっそく登録に進みましょう!
就活の二次面接はきちんと対策をして臨もう!
就活の二次面接は、一次面接とは面接担当者もチェックされるポイントも質問内容も異なります。そのため一次面接が上手くいったから大丈夫だろうと高をくくらず、きちんと準備して臨むことが大切です。
中でもおすすめの二次面接対策は、随時アップデートした企業研究ノートを見直すことです。企業ホームページで調べてこと、説明会で聞いたこと、一次面接での質問や回答などをまとめておけば、安心して二次面接を受けられるでしょう。
さらにキミスカの自己分析ツールで自身の強みや職務適性を知り、スカウト待ちをしておけば、より安心した状態で二次面接に臨めるはずです!