人事に評価されるガクチカの書き方!魅力的に書くポイントを徹底解説

最近就活でよく聞かれるようになった「ガクチカ」ですが、書き方が分からないという就活生が続出しています。「自己PRや自己紹介と何が違うのか?」や「書く時のコツは?」といった皆さんが気になっている情報を本記事では詳しく解説していきます。

就活において「ガクチカ」は自己PRと肩を並べるくらい重要な項目です。人事に評価されるガクチカを作り、就活を有利に進めていきましょう。

ガクチカとは?

『ガクチカ』とは「学生時代に力を入れたこと」の略語です。面接やエントリーシートおいて避けて通れない就活のキーポイントであり、多くの就活生が苦戦するところでもあります。『学生時代に力を入れたこと』というのは、自分なりに何かしらあると感じている方が多いとは思いますが、それを企業に魅力的だと思ってもらえる伝え方をするのは難しいことです。

「好成績をとり続けた」という経験があるとして、それを伝えるのに「予習復習を行い、常に最前列で授業を聞いていた」といった内容では不十分です。同様に「サークルで代表を務めていた」という経験に対して「意見が割れてもめることがあっても、腹を割って話す場を設けるなどして運営してきた」のような内容では十分に魅力は伝わりません。ではどのように書いていけば人事に評価してもらえるガクチカが書けるのでしょうか。

そのためにはまず、ガクチカと自己PRの違いについて明確に理解しなければなりません。同じように見えますが、実はアピールする内容が全く違うのです。

ガクチカと自己PRの違いとは?

ガクチカと自己PRは全く別物です。どのように違うかは、この2つを聞く人事側の目的を整理することで明確になります。

【ガクチカと自己PRの違い】①自己PRを聞く理由は「あなたの強みを知るため」

自己PRは企業から見たあなたの強みを売り込む場です。自分の魅力が相手に響けば、“内定”を掴み取ることができるでしょう。自己PRの成功にはあなたの魅力と企業の求めているものが合致してる必要がありますし、その魅力の水準が求めるレベル感ほどまで高まっている必要もあります。

【ガクチカと自己PRの違い】②ガクチカを聞く理由は「思考回路が知りたいから」

人事がガクチカを聞いてくるのは、あなたがどんな思考回路の持ち主なのかを理解するためです。あなたが課題に対してどのような方法で改善しようとしているのかを見定め、その思考回路が会社でいかせるものかどうかを見極めています。

そうすることで、できるだけ実際に会社で活躍できる人材を獲得しようとしています。だからこそ重要なのは頑張っていたものの結果よりも、目標に対してどんな考えで行動していたかという「過程」の部分なのです。

自己PRとガクチカの違いを具体的にまとめると、

【自己PRで伝えること】
「企業から見たあなたの強み」(ex.「行動力」「継続力」)

なのに対して、

【ガクチカで伝えること】
「経験とそれにおける心情や思考」(ex.「アルバイト」「サークル活動」)

というような違いがあります。伝える目的も企業が質問する意図も異なるため、エントリーシートや面接の準備をする際は、必ずこの違いのことを思い出すようにしてください。

人事に評価されるガクチカを書くポイント

ガクチカと自己PRの違いが理解できたら、次に人事に評価されやすいガクチカを作るポイントを解説します。

【ガクチカを書くポイント】①行動に明確な理由がある

まずあなたのエピソードでは、おそらく自分が何かしらのアクションをとった話をすることになるでしょう。そこで認識していてほしいことは、「その行動には明確な理由があるべき」ということです。

例えば、考えなしにその行動をしたとしても、「考えなしに行動する理由」があるはずです。あなたが選択した行動に対し、その理由を必ず盛り込んで下さい。なぜならそこに思考回路が現れるからです。

【ガクチカを書くポイント】②自身が能動で関われている

また、自身が能動で関われていることも重要です。能動とは受動の対義語で、要は自らの意思でその行動を起こせているかが非常に重要になります。例えばガクチカにおいて「ビジコンで優勝」といった内容だったとして、自分がそこに貢献できたものがすべて指示待ちの受動で行ったものだったとしたら評価対象としては厳しいものにならざるを得ません。

もしガクチカが「居酒屋でバイト」だったとしても、あなたが自分で考えて行動したことであればそれを表現すれば評価されるでしょう。逆に、そういった耳障りの良い経歴をもっているとしても、受動でしか動けていなかったと感じたなら、多少地味でも他に能動的に動けた経験を探すことをおすすめします。

【ガクチカを書くポイント】③会社で活躍できそうなイメージを与える

そしてここが最も本質的な部分ですが、その経験・思考回路が会社で活かせそうだとイメージできる必要があります。なぜなら、そもそも企業は目の前の就活生に対して「会社で活躍してくれる人を採用する」という目的を持って採用活動を行っています。あなたにどんな素晴らしい長所があろうと、それを上手く伝えられていたとしても、結局会社で活躍できそうかどうかをイメージさせられていなくては意味がありません。その方法として、

  • 行動に明確な理由がある
  • 自身が能動で関われている 

という内容のガクチカを考えるのです。これはガクチカに限った話ではなく、そもそも面接での言動はすべてこの「会社で活躍できそうなイメージを与える」という目的であることを認識し、ずれてしまわないようにしましょう。

人事に評価されるガクチカの書き方

ガクチカについての理解も進んだのでガクチカの書き方について解説していきます。上記までで解説したようなポイントをしっかりと捉えたガクチカを作成するには、以下の表のような流れで作業をしていくと良いでしょう。順に解説していきます。

ガクチカの書き方フローチャート

【ガクチカの書き方】①まずはアピールする能力を設定する

まずは企業に対してアピールする能力を設定しましょう。自分には上手く言った経験や上手く行かなかった経験があると思いますが、そのなかで企業で活かすことができそうな部分を抽出して伝えていく必要があります。

アピールする項目を考えるには自己分析をしていく必要があります。「自分が過去の経験の中で楽しかったこと」「自分の過去の経験の中で辛かったこと」などを振り返りながら自分について見つめ直すことで、自然とガクチカは見つかることでしょう。

自分のアピールするポイントを見つけるための自己分析としては、以下の自己分析ツールがおすすめです。自分で考えられるのなら不要ですが、もし「何をアピールすればいいかわからない」といった状態になってしまっているのだとしたら、キミスカが無料で提供している自己分析ツールを使ってみてください。

このツールは毎年2万人以上の就活生が受検している人気のコンテンツです。15分程度で受けることができ、その後的確な結果を得ることができるため自己分析をする時に非常に役立ちます。詳しい使い方は以下の記事をご覧ください!

自己分析ツールは就活が捗るから使え【Twitter就活界隈で話題】

【ガクチカの書き方】②その能力を証明できたエピソードを決める

ガクチカを探るための自己分析としてはモチベーショングラフという手法がおすすめです。

モチベーショングラフ

モチベーショングラフとは、自分の過去の経験から「どんなことを感じたか」を書き出していくことで、自分の今までの経験と価値観を明らかにするやり方です。モチベーショングラフを使うことで、自分が過去にどんなことをやってきたの振替いながら、同時に自分がその時何を考えてどう行動したのか振り返ることが出来、ガクチカの作成につながります。

詳しいやり方は以下の記事にありますので、こちらをみながら自分のアピールポイントをさがしてみるといいかもしれません。

モチベーショングラフで自己分析!やり方解説【10分で終わるテンプレ付き】

ここまで紹介したような自己分析を通して、自分のアピールしたいガクチカを決めていきましょう。

【ガクチカの書き方】③打ち込んだ理由を明確にする

アピールするガクチカの題材が決まったら、そこの深堀りをしていく必要があります。深堀りをしていく上で重要なのがこの3点。

  • 行動に明確な理由がある
  • 自身が能動で関われている
  • 会社で活躍できそうなイメージを与えられている 

人事が評価しているこの3点を意識しながら深堀りをしていくことが重要です。なぜ自分がそれに取り組んだのか、どういう考えで動いていたかについて明確にしましょう。

【ガクチカの書き方】④打ち込んだ結果の変化を示す

自分が能動的にそれに関わったことによって、物事がどのように変化したのかを整理しましょう。重要なのは因果関係を示すことです。

「自分がどのような目的を持って関わった事象が、自分の手によってどのような結果を遂げたのか」

これを明確に誰にでも伝わるように表現できるようになっていれば、そのガクチカは説得力のあるものになっているでしょう。

【ガクチカの書き方】⑤能力を同会社で発揮できるかを明示する

そして、重要なのは自分の発揮してきたものが、目の前の企業で活かすことが出来るものなのかどうかです。結局の所、企業がそれをイメージできるのならあなたはガクチカで落とされることはありません。

ここが十分でない場合は、以下のケースが考えられます。

  1. 発揮した能力が企業の求めるものとあっていない
  2. 伝えたい能力とエピソードが結びついていない
  3. 自分のエピソードに自分自身が自身を持てていない 

1の場合は企業研究が足りていない恐れがあります。

2の場合は自己PRの作り方が身についていない恐れがあります。下記の記事を参考にして、どのような伝え方をすれば相手に伝えたいことがしっかり届くのかを学び、ガクチカをブラッシュアップしましょう。

【就活】絶対に落ちない自己PRの書き方と例文!就活のプロが徹底解説

3の場合は、自己分析が足りていない恐れがあります。自分がどんな人間なのか、価値観や人生観を見つめ直し、自信を持ってガクチカを伝えられるようアイデンティティの確立を図りましょう。

ガクチカで派手な経験は無くても平気

このような『ガクチカ』を作っていく上で、よく「留学やボランティアのような華やかな経験がないけど大丈夫なのか?」と心配する声を目にします。しかし、先述したように大切なのはその行動における思考回路です。

たとえ学生時代に力を入れて取り組んだことが留学やヒッチハイクであろうとコンビニ店員であろうと人事にみられる部分は変わりません。そこに対して自分が何を考えて行動していたか。そこに魅力があれば、遊び惚けてただけでも勉強しかしていなくても間違いなく評価してくれる企業が現れます。

逆に言えば、仮に留学のような華やかな経験があろうとアルバイト経験の方が思考して行動していたのであれば、そちらをアピールしたほうが評価に繋がることもあります。

ガクチカで困った時は自己分析

    とはいえ、上記をふまえても思うようにガクチカはできない場合もあります。それは自分への理解が不十分だからかもしれません。自分がどんな人間なのか、どんな風にいきていきたいのか、そういった部分から自分への理解が進むとガクチカも作りやすくなるかもしれません。

    自己分析のやり方がわからなくても大丈夫です。以下の記事にて、私が推奨する最も本質的な自己分析を解説しています。

    【就活】自己分析の最適なやり方はコレだ!逆算型自己分析を徹底解説

    自己分析がなぜ必要かについてはもちろん、すぐに実践できる自己分析シートを公開しています。もしあなたがこの記事を読んでみて自己分析をする価値を感じることができたなら、是非とも【逆算型】の自己分析を実践してみてください。

    人事に評価されるガクチカ【まとめ】

    ガクチカがある程度固まってくると、自己PRという形で自分を表現することができるようになっているはずです。そんなときに就活を10倍効率的にするのが『キミスカ』
    偽らない就活

    キミスカは、作った自己PRを登録しておくだけで、自分を魅力的に思った企業からスカウトが来る新しい就活です。企業に合わせて作った自己PRではなく、偽らない自分を表現することで、ありのままの自分を好きだと思ってくれる企業と出会うことができます。

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