専門商社と総合商社のちがい
以前、お役立ちコンテンツでは総合商社についてご紹介をしました。
商社は人気業界ですが、そう簡単に入社できる企業はありません。
きちんと業界の分析を行い、自分に合った企業をみつけることが
内定への第一歩なのです!
というわけで今回は専門商社についても
ちょっとした紹介をしていきたいと思います。
専門商社とは
専門商社は、売上比率の50%以上が特定の商品である商社を指し、
業務内容は限定されます。
総合商社が担う業務は多様で説明しきれないと前回述たように、
総合商社は同じ会社に勤めていても
業務全体を把握するのが困難といわれています。
専門商社は総合商社の1つの部署が持つ商品を特化したものを
主な業務にしているといえます。
また、総合商社の二本の柱は卸売と事業投資と述べましたが、
専門商社は総合商社と比較すると投資額が少なく、
卸売を主な業務内容としているところが多いです。
新卒で商社への就職を考えている人は、
総合商社の場合は下積み時代が長く、
入社後3年程度は本業に関わる機会は少ないこと
専門商社は人も多くないので
若いうちから本格的なプロジェクトや仕事に関わる機会が多いこと
を頭に入れておきましょう。
どちらが向いているかは自己分析をして考えていきましょうね。
専門商社の強み
専門商社の最大の特徴はこの会社にお願いしよう、
と思わせる付加価値を生み出そうとしているところです。
大手総合商社に比べるとネームバリューがありませんので、
お客様との信頼関係を築くために積極的に営業をかけます。
専門商社ならではのノウハウや情報をお客様に提供できることが
専門商社の強みであるといえるでしょう。
その他・まとめ
いかがでしたでしょうか?ざっくりとお分かりいただけましたでしょうか?
まとめとして、
- 特定の商品に強い
- 若いうちからバリバリ働ける
- お客様との信頼関係を大切にする
というのが専門商社ということです。
専門商社の会社説明会やインターンシップに言った際には
- 国内外に独自の情報網を持っているか
- 取引先企業にどんなお得意さんがいるか(長年取引している企業はあるか)
- 営業の仕方(頻度や営業に対する考え方)
- 新入社員への教育方法(研修プログラムの有無など)
- 他の総合商社の部門に負けていない点はなにか
などを見て、企業の方に質問してみると良いでしょう。
たとえ上場していない会社であっても優良企業をみつけられるかもしれませんよ。
就職活動頑張りましょう!