インターンというと、筆記や面接などの選考を経て参加するイメージを持つ方もいるでしょう。しかし、インターンの中には選考試験なしで、先着順で参加できるものも少なくありません。ただし、先着順のインターンは1Day仕事体験や短期インターンがほとんどです。 皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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本記事では先着順のインターンに参加したい学生のために、1Day仕事体験や短期インターンの特徴などを解説していきます。この記事を読んで、先着順のインターンに魅力を感じた人はぜひ参加しましょう。
先着順のインターンは1Day仕事体験がほとんど
インターンには1日単位で行われる「1Day仕事体験」や、1週間~1ヶ月ほどの期間で行われる「短期インターン」、数ヶ月~年単位で行われる「長期インターン」があります。
このうち、先着順のインターンは「1Day仕事体験」がほとんどですが、短期インターンでも先着順で参加できるケースがあります。先着順のインターンは、その名の通り先着順のため、「面接の自信がない」という人でも安心して申し込めるのが魅力です。
企業や開催期間によってプログラムの内容は異なりますが、以下にプログラムの傾向をまとめました。
期間別 | プログラムの傾向 |
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1Day仕事体験 |
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短期インターン |
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長期インターン |
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実施期間が長いインターンほど、企業はコストをかけています。そのため、長期インターンでは面接やESといった選考を設け、「より自社にマッチした人材に参加してほしい」と考えていることも把握しておきましょう。
先着順の短期インターンや1Day仕事体験に参加する3つのメリット
先着順で参加できる短期インターンや1Day仕事体験には、長期インターンにはない魅力があります。学生はどんなメリットが得られるのか、以下にまとめました。
【先着順インターンのメリット】数多くの業界・企業を知れる
1Day仕事体験・短期インターンは期間が短いため、数多くのプログラムに参加できるのがメリットです。長期インターンは年単位で実施されることもあり、複数のインターンに参加するのは難しいでしょう。
短期インターンや1Day仕事体験ならば、複数のインターンに参加しやすいため、自分の興味のある企業や業界探しに最適です。ただし、期間が短いために業界・企業研究を深めるのには不向きです。就活開始まで余裕がある方は短期インターンに参加してから、興味のある企業の長期インターンに臨んでみても良いでしょう。
【先着順インターンのメリット】幅広い人脈を持てる
わずかな期間で数多くのインターンに参加しやすい一方で、参加するほどに人脈を広げられるのもメリットの一つに挙げられます。就活が始まった時に、同じ業界の選考を受ける元インターン生と情報交換ができたり、社会人になってから取引先になったりすることも珍しくありません。
ただし、短期間のインターンでは他の学生とのコミュニケーションが取りづらい傾向にあります。そのため、「仲良くなろう」と積極的に話しかけに行く姿勢は必要になるでしょう。
【先着順インターンのメリット】社員と交流できる
1Day仕事体験・短期インターンの中には座談会形式で行うところもあり、その場で社員と話すことも珍しくありません。もちろん、長期インターンでも社員との交流はできますが、1Day仕事体験・短期インターンは幅広い業種や企業の社員から話しを聞くのに適しています。
業界・企業によって雰囲気や社風、働く人の考え方などが異なります。幅広い業界・企業の特徴を知ることで、自分によりマッチした企業が何なのかが見えてくるでしょう。
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先着順の短期インターンや1Day仕事体験に参加する3つのデメリット
一方、先着順の短期インターンや1Day仕事体験には、期間の短さやプログラム内容から生じるメリットもあります。デメリットにも目を通し、自分のインターンの参加目的と照らし合わせてみましょう。
【先着順インターンのデメリット】企業・業界を深く知れない
先着順で参加できるインターンの中には、会社説明会のみで終了するプログラムもあり、1Day仕事体験に多く見られます。社員と同じように働く長期インターンに比べると、業界・企業の深いところまでは知ることができません。
そのため、先着順のインターンに参加する際は、自身の視野を広げたり興味を持てる仕事や企業を探すために望んだ方が良いかもしれません。
【先着順インターンのデメリット】スキル向上はあまり望めない
1Day仕事体験や短期インターンは、会社説明会や社内見学のように受け身のプログラムが実施されるケースが多いため、スキル向上は望めません。たとえ、ワークショップ型のものでも、短期間で得られるものは少ないでしょう。
しかし、インターン先の企業で必要なスキルが見えてくることもあります。先着順のインターンは、社員に求められるスキルを確認したり、自分の将来とすり合わせたりするために参加してみましょう。
【先着順インターンのデメリット】就活で話すネタとしては弱い
もし、就活のネタにするためにインターン参加を考えているのであれば、短期間のインターンはアピールポイントとしては弱いです。逆に「1Day仕事体験・短期インターンしかアピールすることがないのでは?」とマイナス評価になるかもしれません。
「業界・企業を知る」「人脈を広げる」といった目的で1Day仕事体験・短期インターンに臨み、さらに理解を深めたい企業があれば長期インターンに参加してみてください。
先着順のインターンシップに関するQ&A
最後に、先着順のインターンに関するよくあるQ&Aをまとめてみました。気になる質問だけで良いので、チェックしてみましょう。
【先着順のインターンシップに関するQ&A】服装は何を着ていけばいい?
企業が指定する服装で参加しましょう。特に指定がなければ「スーツ」、私服と指定された場合には「オフィスカジュアル」が無難です。
オフィスカジュアルは、男性であれば上はジャケットにシャツ、下はチノパンやスラックス、靴は革靴がおすすめ。女性の場合は、上はシャツかブラウス、下はスカートもしくはパンツ、靴はパンプスが基本です。女性できちんと感を出したい場合にはジャケットも着用しましょう。
インターンの服装については、以下の記事で詳しく解説しています。
【先着順のインターンシップに関するQ&A】名刺交換はするべき?
必須ではありませんが、名刺交換をすることで「社員に覚えてもらえる」「社員の連絡先を入手できる」などのメリットもあります。
ただし、「社員の連絡先をゲットしたあと、特に連絡しない」など名刺交換のメリットを活かさない場合には、特に名刺を交換する必要はないでしょう。
【先着順のインターンシップに関するQ&A】面接でアピールポイントとして話せる?
企業に興味を持ったきっかけなどで話すのはありかもしれませんが、アピールポイントとして話すネタとしては弱いかもしれません。
もしアピールポイントとしてインターンを活用したいのであれば、長期インターンに参加して、実務経験を積むのがおすすめです。
先着順のインターン「1Dayインターンシップ」をうまく活用しよう!
先着順の1Day仕事体験・短期インターンには、数多くの業界や企業を知ることができるなどのメリットがあります。一方で「就活のネタにするには弱い」などのデメリットもあります。
インターン参加を検討している学生は、まずは自分が求めているものや目的を明確にしましょう。それが1Day仕事体験・短期インターンに参加することで得られそうなら、ぜひ参加してみてください。