
顔のバランスを引き立て、親しみやすい印象を与えるセンターパートは、大学生にも人気の髪型の一つです。ただ、就活において「センターパートって大丈夫なの?」と心配する学生は少なくありません。
今回は就活でセンターパートがOKなのかどうかを解説するほか、就活におすすめの髪型や身だしなみのポイントについて解説します。就活中は髪型以外の部分にも気を配る必要があるので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
就活でセンターパートはOK?
結論からお伝えすると、就活中の髪型をセンターパートにしても問題ありません。人はシンメトリーなものに対して安心感を覚える傾向にあるため、前髪を左右対称に分けるセンターパートであれば、相手から好印象を持ってもらいやすいでしょう。
ただ、就活においては髪型をはじめとする全体の身だしなみがチェックされています。どういった点を意識すれば良いのか、企業にマイナスの印象を持たれたくない就活生は、本記事で紹介するポイントを押さえておきましょう。
センターパートで就活に臨むメリット
これまで、男性の定番就活ヘアといえばショートヘアでした。しかし、近年はセンターパートの髪型をしていても違和感を持たれるケースが少なく、むしろメリットの多い髪型の一つと言えるでしょう。
センターパートの髪型は、就活においてどのようなメリットがあるのか、以下を詳しく見ていきましょう。
【センターパートで就活に臨むメリット1】清潔感を演出できる
ショートからロングまでさまざまな長さ・スタイルのある髪型ですが、センターパートは清潔感を演出することが可能です。もちろんショートヘアのほうが清潔感がありますが、センターパートでも耳まわりの髪をすっきりと整えることで、清潔感のある印象に仕上がります。
就活では髪型を含む身だしなみの清潔感が重視されるため、ある程度の髪の長さと清潔感を両立させられるのはセンターパートならではのメリットです。
ただし、就活における清潔感は髪型以外にも気をつける必要があるため、以下のポイントも押さえておきましょう。
パーツ | 整え方のポイント |
眉毛 | 目の幅の2/3程度を目安に眉の太さを整える。 |
髭 | 必ず剃っておくこと。面接当日は剃り残しや青髭に注意。 |
肌 | 顔まわりや指先など、見える部分はできるだけ保湿しておく。 |
服装 | 企業指定のものを着用するのが基本。服や靴の汚れやシワには注意。 |
【センターパートで就活に臨むメリット2】相手に表情が見えやすい
センターパートの髪型にすると、自身の表情が相手から見えやすい点もメリットです。前髪を下ろしている状態ではおでこや眉毛が隠れてしまうため、明るい表情をしていたとしても、暗い印象を持たれてしまうかもしれません。
その点、センターパートであれば基本的におでこや眉が出るので、面接官に明るいイメージを与えられます。
【センターパートで就活に臨むメリット3】若さをアピールできる
センターパートは近年流行している髪型なので、就活生らしい若さをアピールすることも可能です。中途採用とは違い、新卒採用では学生のポテンシャルが重視されるため、若さをアピールできればポジティブな印象につながるでしょう。
また、センターパートは幅広いシーンにマッチする髪型なので、業界を問わず馴染みやすい点もメリットといえます。
就活生がセンターパートで好印象を与えるコツ
センターパートは表情が見えやすく、清潔感や若さをアピールできる髪型ですが、ただセンター分けにすれば良いという訳ではありません。
ここでは、センターパートで好印象を与えるコツを3つ紹介しているので、センター分けで就活を進める場合の参考にしてみてください。
【就活で好印象なセンターパートのコツ1】髪色は黒がベスト
センターパートで就活に臨んでも問題ありませんが、髪色は黒がベストです。その理由は、アパレルやファッションといった見た目も評価される業界・企業を除き、就活では髪を染めないことがマナーだからです。
ただ、学生のなかには地毛が明るい色をしている人も少なくありません。そのような場合は、地毛が明るすぎなければ無理に黒染めする必要はありませんが、心配な方は黒染めしておきましょう。
【就活で好印象なセンターパートのコツ2】眉毛は見えるように
センターパートで意識しておきたいのは、前髪の分け方です。眉毛が前髪で隠れてしまうと、相手に暗い印象を持たれる可能性があるためです。前髪が長い場合は、前髪を横に流したり短く切ったりと、眉毛にかからないように整えましょう。
眉毛が見えるように前髪を整えると、自然とおでこも広く見せられます。
眉・おでこを見せることで、相手に明るい印象を持ってもらえるので、面接前に何度か練習しておくと良いでしょう。
【就活で好印象なセンターパートのコツ3】全体をワックスで整える
センターパートで就活を進める場合は、ワックスやスプレーを使って髪型を整えましょう。というのも、就活中は移動することが多く、自宅でセットした髪型が移動中に崩れる可能性があるためです。
ただ、ワックスをつけすぎると髪がベタついてしまい、清潔感が損なわれる可能性があります。前髪が落ちないようにスタイリングしつつ、全体のバランスを保てるよう適量のワックスを使って髪型を整えましょう。
なお、就活生におすすめのワックスやスタイリング方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。あわせて確認してみてください。
センターパート以外なら?就活でOK・NGな髪型とは
ここまでセンターパートについて解説してきましたが、ほかにも就活向きの髪型があります。反対に、就活に不向きな髪型もあるため、髪型で悩んでいる人はそれぞれ確認しておきましょう。
就活生におすすめの髪型
就活中の男性におすすめの髪型は以下の3つです。
ショート
ベリーショート
ツーブロック
ショートヘアは会社員になってからも使える髪型で、スタイリングの手軽さや万人受けしやすい点が魅力です。さらに短いベリーショートはヘアセットに時間がほとんどかからず、快活さあふれる印象に仕上がります。
また、ベリーショートのツーブロックであれば、顔の形や髪質に関係なく本人に馴染みやすいため、就活中の髪型に悩んでいる人は試してみても良いでしょう。
このほか、就活におすすめな髪型のセット方法やよくある疑問については、以下の記事にまとめています。気になる人はぜひチェックしてみてください。
就活に向かない髪型
就活中の髪型に悩んでいる人は、おすすめの髪型だけでなく不向きな髪型についても把握しておきましょう。
ロン毛
パーマ
坊主
「長髪が気に入っているから」「髪の毛を切るのが面倒だから」など理由はさまざまですが、ロン毛は不潔さやだらしない印象につながりやすいため、就活では避けましょう。
また、パーマは縮毛矯正やストレートパーマなどであれば問題ありませんが、クルクルと丸まった髪を見た面接官に不真面目な印象を持たれる可能性があります。
なお、内勤や肉体労働系の職種を志望している場合は、坊主でも問題ないケースもあります。以下の記事では、坊主が不向きな職種や注意点についてまとめているので、坊主にするかどうか考えている方は参考にしてみてください。
センターパートで就活はOK!全体の身だしなみも意識しよう
センターパートで就活を進めていいかどうか悩む学生は少なくありませんが、注意点にさえ気をつけていればセンター分けの髪型でも問題ありません。センターパートで就活に臨む際は、眉毛やおでこを出して清潔感を意識しましょう。
なお、髪型や髪色、身だしなみを気にせず「自分らしく就活をしたい」という方は、逆求人サイトのキミスカを活用してみてください。キミスカでは、学生に興味を持った企業からオファーが届くため、学生自身の魅力を重視しています。
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