「友人や先輩から”就活”というワードを聞くけど、実際いつ頃からはじめればいいの」と不安に感じている学生は少なくないでしょう。今回は、そんな悩みを持っている方に、就活のおおまかな流れを解説していきます。
また、就活に欠かせない準備や作業についても紹介しているので、今の自分に必要なことを把握し、進めていきましょう。
就活準備はいつから始めるべき?
就活準備は大学3年生の春から始めるのが一般的です。具体的には、インターンシップの情報が公開される4月を皮切りに、自己分析や業界研究をスタートするのが良いでしょう。
ただ、スタートが早くて損することは一つもありません。もしまだ始めていないのであれば、これを機会に始めてしまいましょう!
《時期別》就活準備期〜内定までの流れ
大まかな就活の流れを時期別に解説します。
時期 | 就活の流れ | やるべきこと |
大学3年5月〜6月 | 夏インターン申し込み | 自己分析/業界・企業研究 |
大学3年8月〜9月 | 夏インターン参加 | OB・OG訪問 |
大学3年11月〜1月 | 秋インターン参加 | ES作成 |
大学3年2月〜3月 | 会社説明会参加 | 面接対策/筆記試験対策 |
大学4年4月〜6月 | 面接/筆記試験 | 面接対策 |
大学4年6月〜9月 | 内定取得 | 面接対策 |
就活の準備でやるべきこと
具体的にどのような準備をすればよいのでしょうか。
【就活準備のやり方1】自己分析
自分の強みや適性を把握するために自己分析を行いましょう。これにより、自分に合った企業や業界を見つけやすくなります。周りの友人や先輩にも協力してもらい、フィードバックをもらうのも良い方法です。
もし自分だけでやるのが難しいと感じた方は、自己分析ツールを使ってみるのもおすすめです。こちらの記事で詳しく解説しているので、興味がある方はぜひ一度受けて見てください。
【就活準備のやり方2】業界・企業研究
志望する業界や企業の研究を徹底的に行いましょう。業界の動向や企業の特徴を理解することで、面接でのアピールポイントが明確になります。企業のホームページや就活サイトを活用して情報を集めましょう。
業界研究の詳しいやり方は下記記事にまとめてあるので、何をするか迷ったら参考にしてください。
【就活準備のやり方3】OB・OG訪問
先輩社員の話を直接聞くことで、リアルな業界情報や企業の内情を知ることができます。積極的に訪問を計画し、先輩たちの経験談を参考にしましょう。
先輩から話を聞くことで、実際に入社して働いた時のイメージを膨らませる事ができます。入社前と後のギャップがなくなるよう、気になる点はなるべく全て解決しておくようにしましょう。
【就活準備のやり方4】エントリーシートの作成
エントリーシートは企業への第一印象を決める重要な書類です。時間をかけて丁寧に準備し、複数回のチェックを行いましょう。就活塾やキャリアセンターでの添削もおすすめです。
もしエントリーシート作成に困ったら、こちらの記事を参考にしてください。エントリーシートの項目に使えるテンプレートを紹介しております。
【就活準備のやり方5】筆記試験の対策
筆記試験は多くの企業で採用選考の一環として実施されます。早めに対策を始め、試験の形式や出題傾向を把握しておきましょう。市販の対策本やオンライン講座を活用すると効果的です。
【就活準備のやり方6】面接対策
まずは頻出質問の対策から進めるのがおすすめです。ある程度対策ができたら、次は面接マナーを覚えましょう。
面接は経験を積めば積むほど、慣れて上達していくものです。初めから完璧にこなすのは誰であっても難しいことなので、ミスをしても落ち込むことはありません。次に活かせると前向きに捉えて、就活を進めていきましょう。
こちらに面接対策の流れをまとめました。面接対策を行う際は参考にしてください。
企業の選考スケジュールの違い
経団連加盟企業(大手日系企業)に関しては規定通りに選考が進んでいきますが、経団連非加盟の中小・ベンチャー企業や外資系・マスコミについては企業ごとに異なるため、事前に調べるのを忘れないようにしましょう。
油断すると募集が終わってしまう可能性もあるため、なるべく早く動き出しましょう。
就活を成功させるコツ
就活を成功させるには何が必要なのでしょうか。後悔をしないために今からできることは全てやるくらいの気持ちで取り組みましょう。
【就活を成功させるコツ1】とにかく早く始める
就活を成功させるには、なるべく早くスタートすることが大切です。就活っていつからやるんだろうと思ったその日から始めてください。よく、キリもいいし来月の1日から始めよう!となる人がいますが、今すぐに始めてしまうことをオススメします。
就活はやるべきことがとても多いです。自己分析や自己PRの作成、面接対策に企業研究など、やることが沢山あるため、時間があるに越したことはないのです。まだ始めていないという方は、今日この時から就活を始めてしまいましょう!
【就活を成功させるコツ2】早期から業界・業種を絞り過ぎない
絶対にこの業界に行きたいと決めることが悪いということではありません。早くから業界を絞り、一つの業界だけを見続けるのは、後々になって後悔する可能性があるので注意しましょう。
一通り業界研究を済ませ、少しでも興味が湧いた業界や企業については会社説明会に参加してみたり、インターンに参加してみたりするのがおすすめです。
一度社会に出て働いてしまうと、他業界のことを調べようとしても中々時間を取ることができなくなります。比較的時間の取りやすい学生のうちに、複数の業界に触れ、自分の可能性を確かめてみましょう。
【就活を成功させるコツ3】積極的にインターンや説明会に参加する
インターンシップ説明会に参加することで、企業の雰囲気や仕事内容を実際に体験することができます。積極的に参加しましょう。
また、インターンは活躍次第で選考に有利に働くこともあります。HPやナビサイトだけで企業研究を終わらせず、実際に自分の目で見て確かめてみましょう。
【就活を成功させるコツ4】スカウトサービスを利用する
学業やアルバイトで中々就活の時間を確保できないという方は、登録しておくだけで企業からスカウトが来る、逆求人型就活サービスに登録しておきましょう。
スキマ時間に携帯でスカウトが来ていないかを確認し、気になる会社があったらエントリーして話を聞きに行く、という流れで就活を進めていくと、時間を有効的に使うことができます。
就活はなるべく早い時期から始めるのがベスト
就活を後伸ばしにしても良いことはありません。思い立ったら、まずは自己分析からやりましょう。もし自分でやるのが難しいと感じたら、キミスカの適性検査を受検するのがおすすめです。
また、ここまで散々早く始めるべきと説明してきましたが、大前提として就活を始めるのが遅い=悪いというわけではありません。就活は自分にあったペースで進めていきましょう。