就活で行う性格診断は2種類 おすすめ自己分析ツールと回答するコツを紹介

就活を進めるなかで「性格診断」という言葉を目にする機会は多々あるでしょう。性格診断は、その名の通り学生の性格や特性を知るための診断です。一口に性格診断と言っても、自己分析のために学生自身が行う性格診断と、企業が選考のために実施させる適性検査の2種類に分類できます。

今回は、就活で必ず押さえておきたい2種類の性格診断について解説します。おすすめツールや選考を受けるときのポイントについてもお伝えするので、就活対策として目を通しておきましょう。

就活で行われる性格診断の種類と目的

まずは、就活で行われる性格診断の種類と目的について見ていきましょう。
先述したように、性格診断には自己分析の際に行う性格診断と、選考の際に行われる適性検査の2種類があります。それぞれでは目的が異なるため、双方についてしっかりと理解しておいてください。

【就活性格診断の種類と目的】①自己分析のための性格診断

自己分析のために行う性格診断は、自分の強みや弱みを見つけることで、効果的な自己PRやガクチカを作成して選考を有利にすることを目的に行います。客観的な診断をしてもらえるため、自分では気づかなかった意外な側面や深層心理などに気付ける点が、性格診断を行う大きなメリットです。

また性格診断で得られた結果は、自分にとって適正度が高い企業や職種を選ぶときの参考になります。得意・不得意、性格、思考から自分の向いている企業や職種を根拠に基づいて診断してもらえるため、「自分にこの仕事は向いているんだ」と自信を持って就活が進められるようになるでしょう。

【就活性格診断の種類と目的】②選考のための適性検査

選考時に行われる性格診断の一種である「適性検査」では、「企業が求める水準の思考力を持っているのか」「性格の傾向はどうなのか」などといったことを判断しています。面接ではわからない学生の内面を診断結果として得ることで、入社後のミスマッチを防ぐことがおもな目的です。

有名なテストとしては、「玉手箱」がよく使われています。適性検査では学生の行動特性や意欲、情緒について重点的に見ています

就活生におすすめの自分でできる性格診断テスト5選

就活を始めるときは、エントリーシートの作成や面接対策などやるべきことがたくさんあります。

何から手を付ければいいかわからず焦ってしまう学生も多いかもしれませんが、具体的な就活対策の前に、自分でできる性格診断テストを受けておくことをおすすめします。性格診断テストでは、選考対策の軸となる考え方が得られるためです。

この章では、就活生におすすめの自分でできる性格診断テストについて紹介します。

【就活生におすすめの性格診断】①キミスカの適性検査

キミスカの適性検査は、150問の質問に答えていくことで、9つの観点で学生の性格を診断できるテストです。キミスカの適性検査でわかるのは、以下の項目です。

【適性検査で分かること】
  1. 性格の傾向
  2. 意欲の傾向
  3. 思考力の傾向
  4. ストレス耐性
  5. 価値観の傾向
  6. 職務適性
  7. 戦闘力
  8. 虚偽回答の傾向
  9. 人物像及び人材活用に関するコメント

とにかく質問数と分析項目数が多いため、非常に細かい部分まで診断できる点が特長です。適性検査の結果に魅力を感じた企業からオファーをもらえる「逆求人型サイト」なので、自分に合った企業を探しやすいところが、ほかのツールとは一線を画す大きなメリットです。

自己分析に役立つ適性検査なので、ぜひ受けてみてくださいね。

「適性検査」の受け方・結果の見方!自己分析ツールの使い方を解説

【就活生におすすめの性格診断】②OfferBoxの適性診断「AnalyzeU+」

OfferBoxの適性診断「AnalyzeU+」は、251問の質問に答えることで、学生の性格を6タイプ25項目で診断してくれるテストです。累計100万人の診断結果に基づいた検査をしてくれるところが、OfferBoxの特長です。

とにかく問題数が多く、選考のときに受験するWebテストの性格診断と同じくらいの量があるため、選考の練習としても役立ってくれます。質問数が多いぶん、診断結果も精度の高いものが得られます。なお、OfferBoxもテストを受けることで企業からのスカウトが受け取れるタイプの求人サイトです。

【就活生におすすめの性格診断】③マイナビの適職診断「MATCH」

マイナビの適職診断「MATCH」は、マイナビが運営する性格診断テストです。「CAB」「GAB」「玉手箱」などといった、実際の採用テストを作成している日本エス・エイチ・エル(SHL社)がロジックを作成したテストであるため、選考時に受ける適性検査と近い結果が得られます

パーソナリティはもちろんのこと、社会人基礎力や向いている業界・職種、キャリアプランニングや今後のアドバイスなども知れます。

1970年代後半からイギリスで導入された歴史あるテストを改良したものなので、とにかく信頼性が高い点が特長。世界40カ国、1,000万人にも登るデータベースからあなたの適性をしっかりと導き出してくれます。

【就活生におすすめの性格診断】④キャリタスQUEST

ゲームのようなストーリーや画面で性格診断を進められるユニークなテストが、キャリタスQUESTです。「黙々と100問以上の質問に答えるなんてつまらない」と考えている学生でも、楽しみながら就活の準備が進められます。

設問はたった21問と、空き時間にサクッと受けられる点がうれしいメリット。学生の性格や就活力、人間力だけではなく、恋愛力もわかるところがほかのテストにはない面白みです。また、似たような性格の先輩の体験談を見られるのも、キャリタスQUESTならではの機能です。

【就活生におすすめの性格診断】⑤dodaキャンパスの「適性検査GPS」

dodaキャンパスの「適性検査GPS」は、23問の設問からあなたの強みや弱みを洗い出せる性格診断テストです。結果はグラフやランク形式で表示されるので、自分について視覚的かつ客観的に理解できるところが特長です。

質問数が多くて時間のかかる検査をやることに抵抗がある学生、診断結果を長文で読むことが面倒だという学生には、非常におすすめのツールです。dodaキャンパスも、適性検査に魅力を感じた企業からオファーが受けられるサイトになっています。

就活の選考で性格診断を行うときのポイント

次に、就活の選考で性格診断を行うときのポイントについて見ていきましょう。

自己分析のために行う性格診断とは異なり、選考の性格診断には合否があります。この章では、あなたらしさを企業に知ってもらいつつ、選考で有利になる性格診断のコツをお伝えします。受験前に必ずチェックしておきましょう。

【就活性格診断のポイント】①嘘をつかない

先述したように、選考で行われる性格診断には合否があるため、いい結果を出そうと嘘をつきたくなってしまうこともあるかもしれません。しかし、性格診断には嘘の回答を判断する「ライフスケール」という項目があり、矛盾などがある場合はバレてしまう可能性が高いです。

どれほど取り繕った回答をしても、嘘をついているとバレた時点で落とされる可能性が高いです。そもそも嘘の性格や特性で入社できたとしても、入社後にミスマッチが起きれば早期退職につながるため、意味がありません。マイナスになる回答をあえて選ぶことはありませんが、嘘にならない範囲で回答することが大切です。

【就活性格診断のポイント】②スピーディーに答える

選考の性格診断では、限られた時間内で膨大な質問に回答する必要があるため、時間が足りなくなる学生も多いです。未回答が多いと正しい検査結果が出ませんし、決断力がないと思われて不利になることがあります。

性格診断のときは、できるだけスピーディーな回答を心がけましょう。迷ったときは深く考えず、直感で選んでしまっても問題ありません

【就活性格診断のポイント】③求める学生像意識して答える

企業によって求める人物像は異なるため、事前にそれを確認しその点を意識して回答することは重要です。ただし、先述したように嘘は禁止です。嘘をつくと入社後性格が全く合わず後悔する可能性もあるので、自分の性格も把握したうえで「ここは合っているな」と思う箇所は漏らさずに回答するようにしましょう。

求める学生像を知るためには、企業研究を行うことが欠かせません。企業研究の方法については、こちらの記事を参考にしてください。

知らないと損する企業研究のやり方

【就活性格診断のポイント】④面接の質問だと思って回答する

性格診断を受けるときは、企業の面接だと思って極端な回答を避けるようにしましょう。たとえば、「自分の意志を曲げないタイプだ」という項目に「よく当てはまる」と回答する、「嘘をついたことがある」という項目に「まったく当てはまらない」と回答するなどといったことは好ましくないです。

こういった極端な回答は「嘘をついている」「自分の意志を曲げない性格だ」と思われる可能性が高く、マイナスイメージになってしまう危険性があります。

明らかに極端な回答をしてはいけない質問がいくつか存在しているので、嘘にならない範囲内で相手に与える印象を考えながら答えていくことも大切です。

2種類の性格診断を押さえて就活を制そう!

就活で行う性格診断には、自己分析の一環として行う性格診断と、選考のために行われる適性検査の2種類があります。今回おすすめしたツールなど使って性格診断で出題される質問の内容や自分の特性を知っておくと、選考で行われる適性検査もスムーズに進められるでしょう。

性格診断でいい結果を出そうと嘘をつきたくなることもあるかもしれませんが、嘘や矛盾は必ずバレてしまうため、正直に答えることが大切です。ただし、自分の性格に企業が求める人物像と共通する部分があれば、それに合わせた回答をしても問題ありません。今回紹介したポイントを押さえて、就活を有利に進めるために性格診断を活用していきましょう。