面接の合否連絡は夕方?待ち期間の目安や連絡が遅い理由&対処法を紹介!

面接を受けてから合否の連絡が届くまでの期間は、企業によって異なります。早ければ面接を受けた日に合否の連絡が来る場合もありますが、数日後に合否の連絡をもらうケースがほとんどです。

学生からすると合否の結果は少しでも早く知りたいものですが、どれくらい待てば良いのでしょうか。今回は企業から合否連絡が届くまでの期間や、夕方に連絡が来やすい理由、連絡が遅い場合の対処法を紹介します。

面接の合否連絡は夕方以降が多い?

面接の合否結果を夕方以降に連絡する企業は少なくありません。面接官や人事担当者は午前中や日中に面接をおこない、社内で話し合ったうえで合否を決めることもあるため、合否を知らせる連絡は夕方になることもあります。

ただ、合格者を決める話し合いが夜遅くまで続くこともあり、翌朝に合否の連絡がくることもあります。午前の場合は朝礼や朝の業務などを済ませた10時以降、夕方の場合は社内調整や会議を終えてからが連絡時間の目安です。

面接の合否を知らせる時間帯は、企業や担当者の忙しさなどによって変わるため、9時から19時など企業の営業時間にかかってくることを前提に考えておきましょう。

面接の合否連絡はメールか電話のいずれか

合否の連絡は電話もしくはメールで届きますが、基本的にはメールで知らされる場合がほとんどです。電話の場合は相手につながらない可能性もありますが、メールであれば相手の忙しさに関係なく結果を伝えられるためです。

ただ、企業によっては少しでも早く合格を知らせるために電話をかけてくるケースもあります。この場合は合格の可能性が高く、電話では次の選考について日程調整することになるでしょう。携帯電話を肌身離さず持つ必要はありませんが、できるだけ企業からの連絡を受け取れるように意識しておくのが無難です。

合否連絡の電話に出られなかったら不採用?

学生のなかには、日中に就活をして夕方から夜にかけてアルバイトをする人もいるでしょう。ただ、アルバイト中に企業から電話がかかってくることもあり、「出られなかったら不採用?」と心配に思うかもしれません。

電話に出られなかったからといって、不採用になることはありません人事担当者は大学での勉強やアルバイトなど学生の忙しさに対して理解しています。もしも企業からの電話に出られなかったら、営業時間外であれば翌営業日の午前中に折り返しの電話をかけましょう

電話のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

就活の折り返し電話が翌日になる場合の時間帯や流れを徹底解説!

面接の合否連絡はいつまで待つ?期間目安を紹介

面接を受けてから合否の連絡が届くまで、1週間ほどかかる場合も少なくありません。しかし、企業によっては当日あるいは数日で合否の結果を知らせてくれることもあります。

それぞれどういった違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。

【面接・合否連絡の期間1】1週間ほどで届くことが多い

「いつまでに合否の連絡をするか」を企業から伝えられていない場合は、1週間以内を目安にしましょう

社会人になると「○営業日」という数え方をすることもありますが、5営業日が目安になります。例えば、月曜日に面接を受けた場合は同じ週の金曜日、火曜日に面接を受けた場合は翌週の月曜が5営業日です。

ただ、大手企業や人気の高い企業などは応募者の数が多くなる傾向にあるため、合否連絡が届くまで1週間以上かかることもあります。連絡が届くまでの期間は企業ごとに異なるので、あくまでも目安として捉えておきましょう。

【面接・合否連絡の期間2】中小企業なら数日で届くことも

ベンチャー企業をはじめ、中小企業は面接実施から2~3日で合否連絡をする場合もあります。というのも、大手や有名企業よりも応募者が少なかったり、意思決定までのスピードが大手よりも早かったりするためです。

また、選考を早めに進めて内定を出し、早期に学生を囲い込もうとする企業も少なくありません。もちろん、中小企業のなかには1週間ほどで合否連絡をするところもあるので、こちらも目安にしておきましょう。

面接の合否連絡が遅いときの理由

面接を受けたあとは結果が気になるものですが、何日もかかると心配になる学生もいるでしょう。ここからは企業からの連絡が遅くなる理由について紹介します。

【面接の合否連絡が遅い理由1】応募者の数が多いから

企業の選考を受けている就活生が多いと、企業からの合否の連絡が遅くなる可能性があります。というのも、企業は限られた人員で選考をおこなっており、それに対して応募者の数が多いと、面接や合格者選びに時間がかかるためです。

そして、合否の連絡は1週間が目安とお伝えしましたが、応募者の数があまりにも多いと、1週間以上かかる場合もあります。特に学生一人ひとりをきちんと見たいと考えている企業ほど時間がかかるため、面接の結果が気になったとしても合否の連絡まで時間がかかるものだと把握しておきましょう。

【面接の合否連絡が遅い理由2】人事担当者が忙しいため

企業によっては、人事担当者の数が少ないために採用活動で慌ただしく動いている場合もあります。面接や選考の準備などで人事担当者が忙しいと、連絡が遅くなってしまうのも無理はないでしょう。

また、人事担当者が忙しいために、不合格者への連絡が後回しになっている可能性もあります。合否の結果は気になるものですが、結果待ちの期間は次の選考や他社の選考の準備を進めておくのがおすすめです。

期日になっても面接の合否連絡が来ない時は?

面接から10日以上経っていたり、企業から伝えられていた期日まで待っていたりしても、合否の連絡が来ない場合があります。このようなときは企業側に問い合わせても問題ありません。

ただ、学生が気づいていないだけで連絡が届いていることもあるので、企業に問い合わせる前に留守番電話や着信履歴、迷惑メールを確認しておきましょう

ここからは、合否について問い合わせる際のポイントについて紹介します。

【面接の合否連絡を問い合せる際のポイント1】メールで問い合わせる

面接の結果を企業に問い合わせる際は、メールがおすすめです。人事担当者は毎日のように採用活動で慌ただしくしており、電話をかけても不在だったり離席中と伝えられたりする可能性が高いでしょう。

メールであれば相手の都合に関係なくやり取りができるため、スムーズに確認できます。ただ、メールの内容によっては失礼な印象を持たれる可能性があるので、以下の記事で紹介している例文を参考にして問い合わせてみましょう。

面接の合否メールはいつ届く?連絡が来ない時の問合せメールを例文付きで紹介

【面接の合否連絡を問い合せる際のポイント2】結果を聞くのは避ける

学生からすれば面接の結果を一番に知りたいと思うかもしれませんが、問い合わせメールで結果を尋ねるのは避けましょう。企業側に面接結果に関する問い合わせをする際は、合否の連絡をいつもらえるのかを尋ねることが重要です。

また、急かすような聞き方をすると、相手に不快感を与えてしまう可能性もあります。この記事で解説したように、企業側にも連絡が遅くなる事情があるため、落ち着いて対応するようにしましょう。

【面接の合否連絡を問い合せる際のポイント3】営業日の午前~夕方に送る

メールのマナーとして、営業時間内に送ることも意識しましょう。企業によっては土日も営業をおこなっている場合もあるので、営業日や業務時間などを確認したうえで問い合わせることが大切です。

また、問い合わせのメールを送るタイミングは、期日が伝えられている場合なら翌営業日、期日が伝えられていない場合は面接から10日ほど経ってからを目安にしましょう。

面接の合否連絡が夕方に来ても丁寧に対応しよう!

就活では面接ばかりに気をつけてしまいがちですが、メールや電話でのやり取りで失礼な態度を取ってしまうと、マイナスの印象を持たれる可能性があります。就活をしていない夕方の時間帯は気が緩んでしまうかもしれませんが、企業から電話がかかってきた場合は、静かな場所で丁寧に対応しましょう。

また、期日の夕方になっても合否の連絡が来ない場合もありますが、落ち着いて対応すれば大きな問題になることはありません。連絡を待っている間に他社の選考を進めるなど、時間を有効活用するのもスマートな就活のポイントです。