この記事では、エントリーシート(ES)でよくある質問項目の例や注意点などを解説していきます。
皆様こんにちは。累計1万人以上の学生にセミナーを通して就活ノウハウを発信している蛭牟田(ヒルムタ)と申します。
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エントリーシートの質問項目は6タイプに分けられる
エントリーシートの質問項目は、大きく以下の6タイプに分類されます。
- あなた自身について
- 学生時代について
- 就活について
- 就職後について
- 業界特有のもの
- その他の内容
このように企業がたくさんの質問項目を用意している理由は、応募者の人物像を詳細に把握するためです。そうして採用基準に沿った人材を採用することで、入社後のミスマッチを防止しているのです。
ここからはエントリーシートの質問項目をタイプ別にまとめて、質問の例や注意点などを解説していきます。
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【エントリーシートの質問項目】あなた自身について
まずは、あなた自身に関する質問項目を15個まとめて紹介します。
- 自己PR
- あなたのキャッチフレーズ
- 性格
- 特技
- 趣味
- あなたの強み・弱み(長所・短所)
- 受賞歴
- 保有資格
- 挫折した経験
- これまでの人生で辛かったこと
- 失敗から学んだこと
- アルバイトの内容
- 日頃から心掛けていること
- 周りから見たあなたの印象
- 将来の夢
「あなた自身について」の項目で企業が見ているポイント
あなた自身にまつわる質問項目では、「自分自身をどこまで理解できているか」が見られています。自己PRや強み・弱みに関する質問に回答するには、徹底した自己分析が必要になります。
「あなた自身について」の対策法
あなた自身にまつわる質問項目では、具体性がポイントになります。人事に印象を残すために、具体的な出来事から学んだことや、克服するために実行したことを整理して記入しましょう。
【エントリーシートの質問項目】学生時代について
次に、学生時代に関する質問項目を15個まとめて紹介します。
- 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
- とくに大変だったこと
- 達成感を得た出来事
- 学生時代に打ち込んだこと
- 部活動
- サークル活動
- ゼミの内容
- 課外活動の内容
- 一番印象的だった授業
- 卒論のテーマ
- 研究内容
- 今の大学を選んだ理由
- インターン経験
- アルバイト経験
- 休学・留年した理由
「学生時代について」の項目で企業が見ているポイント
学生時代にまつわる質問項目では、「あなたのポテンシャル」が見られています。リーダーシップや最後までやり遂げる力、チャレンジ精神など、自身の可能性の高さをアピールしましょう。
「学生時代について」の対策法
学生時代にまつわる質問項目では、いかに簡潔にまとめられるかがポイントになります。まずは結論から記入し、人事に一番伝えたいことをはっきりさせましょう。
【エントリーシートの質問項目】就職活動について
続いて、就職活動に関する質問項目を15個まとめて紹介します。
- 志望動機
- 就活の軸
- この業界を選んだ理由
- 当社の志望順位
- 他にエントリーしている企業について
- 同じ業界でも当社を選んだ理由
- 当社に魅力を感じた点
- 企業選びにおいて大切にしていること
- 就職活動を行う上で重要視していること
- あなたが面接官なら自分自身を採用するか
- 当社が内定を出したら就活を辞めるか
- 当社のホームページを見た感想
- 当社に求めるものや期待していること
- 新商品の提案
- 当社に関心を持つきっかけになったニュース
「就職活動について」の項目で企業が見ているポイント
就職活動にまつわる質問項目では、「就活の軸」を見られています。就活の軸というと、すでに苦手意識を持っている就活生もいるかもしれませんが、しっかりと自己分析をすることで自ずと浮かび上がってくるでしょう。
しかしなかなか言葉にできない、どんな軸があるのか分からないという方もいると思います。そんな方はキミスカでどんな就活の軸があるのか確認し、仮でもいいので自分の就活に軸を設定しませんか?
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「就職活動について」の対策法
就職活動にまつわる質問項目では、どれだけ一貫した考えを述べられるかがポイントになります。主張が曖昧になったり、印象が薄くなったりしないように、基本的には1つの項目に対して1つの主張を心掛けしょう。
【エントリーシートの質問項目】就職後について
次は、就職後に関する質問項目を15個まとめて紹介します。
- 当社で具体的にやってみたいこと
- 当社で実現したい夢や目標
- 3年後のキャリアプラン
- 10年後のキャリアプラン
- 理想の人物像
- 理想の社員
- 勤務地について
- 一生のうちに必ず成し遂げたい夢
- あなたにとって仕事とは?
- 仕事で大切だと思うこと
- 仕事のやりがい
- 仕事とプライベートはどちらが大切か
- 残業や土日出勤はできるか
- あなたを採用したら当社にどんなメリットがあるか
- あなたが入社したら当社は何が変わるか
「就職後について」の項目で企業が見ているポイント
就職後にまつわる質問項目では、「将来的に活躍してくれるか」を判断されます。そのため、キャリアプランや会社に貢献できること、理想とする社員の質問には具体的に答える必要があります。
「就職後について」の対策法
就職後にまつわる質問項目では、どれだけ具体的に答えられるかがポイントになります。就職できるかどうかだけでなく、就職後の自身の在り方まで具体的に考えてみましょう。さらに、自身が立てた目標を達成するための工夫も説明できると、人事に好印象を残せます。
【エントリーシートの質問項目】業界特有のもの
今度は、業界特有の質問項目を15個まとめて紹介します。
- 最近のCMで一番印象に残ったもの
- 日本の教育の課題
- 理想の教育とは
- 現在の日本の経済状況について
- 今まで受けたサービスの中で最も印象に残っているもの
- 若者の自動車離れの原因とは
- どんな職人になりたいか
- 何に共感したか
- 営業に対して強い希望を持つ理由
- 新しいビジネスモデルやサービスの提案
- 大企業のメリット・デメリット
- ベンチャー企業のメリット・デメリット
- TOEICの点数
- あなたにとってのエンターテインメントとは
- コミュニケーションを取る際に心掛けていること
「業界特有のもの」の項目で企業が見ているポイント
業界特有の質問項目では、「論理的思考能力」を見られています。数ある業界の中で、なぜその業界を選んだのかを論理的に説明しなければなりません。
「業界特有のもの」の対策法
業界特有の質問項目では、徹底した業界研究がポイントになります。その業界の慣習的なことを尋ねられることも多いので、的外れな回答をしないためにも業界や企業を詳しく分析しましょう。
【エントリーシートの質問項目】その他の内容
最後に、少しユニークな質問項目を15個まとめて紹介します。
- 最近のニュースで気になったこと
- あなたを漢字一字で表現するなら?
- あなたを物に例えるなら?
- あなたの地元をPRしてください
- 今までで忘れられない味とは
- リーダーになるために必要なもの
- 本日の面接で学んだこと
- 本日の面接は何点だったか
- ひとつ夢が叶うとしたら何を願うか
- 今後、日本が解決すべき問題とは
- 最近読んだ本
- 1年の期限付きでやってみたい仕事
- 1,000万円あるとしたら何に使うか
- 日本の伝統的な価値観に対する考え
- 最後に(逆に)何か質問はあるか
「その他の内容」の項目で企業が見ているポイント
その他の質問項目では、「話題を広げる発想力や瞬発力」を見られています。これはあらゆることに興味・関心を持っていなければ、答えに詰まることもあるでしょう。
「その他の内容」の対策法
その他の質問項目では、いかに世の中を観察できているかがポイントになります。なかには突拍子もない質問もありますが、自分の回答に自信を持つためにも日常からあらゆることに興味を持ち、好奇心や発想の豊かさをアピールしましょう!
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エントリーシートの質問項目の代表格といえば、自己PRです。しかし、自己PRに苦手意識を抱いている就活生も多く、エントリーシートを前に手が止まってしまう人も少なくありません。
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エントリーシートでよく出る項目を確認したら、タイプごとに対策を!
エントリーシートの頻出項目を6タイプに分類して、質問の例や注意点を解説しました。エントリーシートは最初こそ難しいと感じるかもしれませんが、自己分析や業界・企業分析を繰り返しているうちに自ずと文章が完成していきます。そして、全体像が見えてきたら、今回紹介した質問ごとに見られているポイントや対策法を参考に練ってみてください。
最後になりましたが、エントリーシートにインパクトを求めるあまり、嘘を書いてしまうのはNGです。ありのままのあなたにこそ価値があるので、自分らしいエントリーシートが完成するまで、具体的なエピソードや経験から学んだことを洗い出してみましょう!