面接の合否の電話は、面接から1週間ほどでかかってくる場合がほとんどです。電話の受け方にはいくつかマナーがあるので、面接結果を待つ間にこの記事で電話の受け方のマナーやポイントを確認しておきましょう。
あわせて面接結果の問い合わせ電話のかけ方や、電話に出られなかった場合の折り返し電話のかけ方も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
面接結果の連絡は電話orメールor郵送
面接結果の連絡には、電話・メール・郵送の3つの方法が用いられます。連絡方法は企業から知らされる場合がほとんどですが、電話で連絡があった場合は合格の可能性が高いといわれているので、電話がかかってきたらすぐに出るよう心がけましょう。
面接の合否の電話はいつかかってくる?
基本的には、面接から一週間ほどで合否の連絡がくる場合がほとんどです。ただし、企業によっては2~3日で連絡がある場合もあれば、10日ほどかかる場合もあります。
10日を過ぎても面接結果の連絡がこない場合は、企業に問い合わせても構いません。なお、合否に関する問い合わせは電話ではなく、メールで連絡するのがおすすめです。
面接の合否の電話がある時間帯は?
面接結果の電話がかかってくる時間帯は、主に午前中もしくは終業時間頃です。ただし、電話をかける時間帯は企業によって異なるので、お昼にかかってくる場合もあれば、面接当日の夜にかかってくる場合もあります。
【例文付き】面接の合否の電話を受ける6つのポイント
ここからは、面接の合否の電話を受ける際のポイントを紹介します。まずは、面接結果に関する電話の会話例を見てみましょう。
はい、○○(氏名)です
お世話になっております。○○株式会社人事部の○○です。先日の面接の件でお電話したのですが、今お時間よろしいでしょうか
はい、ご連絡ありがとうございます
選考の結果、○○様に二次面接に進んでいただきたいと考えております
ありがとうございます。ぜひ二次面接を受けさせていただきたいと思います
ありがとうございます。では、二次面接の日程ですが、○月○日〇曜日の○時に弊社までお越しいただけますか?
はい、〇月〇日〇曜日の〇時からですね。かしこまりました。よろしくお願いいたします
では、当日お待ちしております
よろしくお願いいたします。本日はお電話いただきありがとうございました。失礼いたします
【面接結果の電話の受け方1】3コール以内に出る
企業から電話がかかってきたら、3コール以内に出るのが理想です。3コール以上待たせてしまった場合は、「お待たせいたしました」と伝えてから名乗りましょう。
3コール以内に電話に出るには、企業からの着信音と家族や友人からの着信音を変えるか、あらかじめ企業の電話番号を登録しておくのがおすすめです。
【面接結果の電話の受け方2】スケジュール帳と筆記用具を用意する
就活中は常にスケジュール帳と筆記用具を持ち歩きましょう。面接の合否の電話では、次の面接の日程や持ち物を確認する場合がほとんどなので、すぐに答えられる状況をつくっておきたいところです。
【面接結果の電話の受け方3】合否連絡の感謝を述べる
合格の場合も不合格の場合も、まずは合否連絡への感謝を述べましょう。「ご連絡ありがとうございます」と一言伝えるだけで、相手に好印象を抱いてもらえます。
【面接結果の電話の受け方4】面接日程や持ち物を確認する
合格の場合は、次の面接日程や会場、持ち物などを確認します。企業が指定した日程で構わない場合は、そのまま復唱してメモしてください。
もし企業が指定した日程にほかの企業の面接が入っていたり、別の用事があったりする場合は、「後ほどご連絡させていただいてもよろしいでしょうか」と伝えて、改めて電話をかけ直しても構いません。
【面接結果の電話の受け方5】改めてお礼を述べる
面接結果や次の面接の予定を聞いた後は、もう一度お礼を述べましょう。電話を切る前に「本日はお電話いただきありがとうございました」と伝えることで、丁寧な印象を残せます。
【面接結果の電話の受け方6】相手が電話を切るまで待つ
面接の合否の電話で重要なポイントは、受け方だけでなく電話の切り方にもあります。電話を切る際は、必ず相手が切るまで待ってください。自分から電話を切ってしまうと、配慮に欠ける印象を与えてしまいます。
電話におけるビジネスマナーでは、「電話をかけた方が切る」ことが基本です。なお、就活中は自分から電話をかけた場合でも、目上の人が相手となるので相手が切るのを待ちましょう。
【例文付き】面接結果の問い合わせ電話をかける場合
続いて、面接の合否の問い合わせ電話をかける場合の会話例を紹介します。企業が指定した日付までに電話がかかってこなかった場合や、面接から10日を過ぎても面接結果の連絡がこない場合は、メールで問い合わせた後に電話で連絡してみましょう。
お世話になっております。○月○日に面接をしていただいた、○○大学の○○(氏名)と申します。恐れ入りますが、人事部の○○様はいらっしゃいますでしょうか
お電話代わりました。○○です
お世話になっております。○月○日に面接をしていただいた、○○大学の○○(氏名)です。先日は面接のお時間を設けていただき、ありがとうございました。本日は面接結果についてお電話させていただいたのですが、お時間よろしいでしょうか?
いま大丈夫ですよ。失礼いたしました。面接の結果については…
電話の会話例とあわせて、合否メールが来ない場合に送るメールの例文も確認しておきましょう。
【例文付き】面接結果の折り返し電話をかける場合
次は、面接結果の電話に出られなかった場合にかける折り返し電話の会話例を見てみましょう。
お忙しいところ恐れ入ります。○○大学の○○(氏名)と申します。本日、○時○分頃にお電話をいただいており、折り返しお電話をさせていただきました。人事部の○○様はいらっしゃいますでしょうか
お待たせいたしました。○○です
お忙しいところ恐れ入ります。先日面接していただきました、○○大学の○○(氏名)と申します。本日、○時○分頃にお電話をいただいておりましたが、授業のため出られず申し訳ございませんでした。いまお時間よろしいでしょうか?」
面接結果の電話で不合格だと伝えられた場合は?
面接の合否に関する電話がかかってきた場合、合格の可能性が高いと述べました。基本的に不合格の場合はメールもしくは郵便での連絡となる場合が多いのですが、電話で結果を知らせてくれる企業もあります。
電話で不合格の連絡を受けた場合は、「どうせ不合格だから」「落ちたのだからどうでもいい」と無礼な態度をとるのはおすすめできません。社会人になった後にその企業と関わることになる可能性もあるので、面接の時間をとってくれたことや電話で連絡をくれたことに対するお礼の言葉を述べましょう。あわせて、「今後ご縁があった場合はよろしくお願いいたします」と一言添えると、より丁寧な印象を残せます。
面接の合否の電話は6つのポイントに沿って受けよう
面接の合否に関する電話がかかってきたら、3コール以内に出るのが理想です。授業や用事で出られなかった場合は、できる限り当日中に折り返し電話をかけるよう心がけましょう。
なかなか合否の電話がかかってこない場合は、連絡を待つ間にキミスカで自己分析をやり直してみるのもおすすめです。キミスカの自己分析ツールの使い方は、こちらの記事を参考にしてみてください。