就活で健康診断書が間に合わない時の対処法や入手方法を紹介

企業のなかには、就活生に健康診断書の提出を求めるところもありますが、健康診断書のことを忘れていたり、提出が間に合わなかったりすることもあるでしょう。健康診断の内容は合否と関係ありませんが、期日までに書類を提出できなければマイナスの印象をもたれるかもしれないため、注意が必要です。

今回は健康診断書の提出が間に合わない場合の対処法をはじめ、期日までに間に合わせるために押さえておきたいポイントを解説します。

就活中に健康診断書が間に合わない時の対処法

健康診断書の提出が期限までに間に合わないと分かったら、すぐに企業の採用担当者に連絡しましょう。提出期限まで数日ほど時間がある場合はメールでも構いませんが、期限の当日・前日などに連絡する場合は電話で伝えます。

ここではメールと電話それぞれの例文をまとめたので、いざという時の参考にして見てください。

【就活で健康診断書が間に合わない時の対処法1】メールの例文

まずは人事担当者に送るメールの例文を紹介します。提出期限の当日や前日となる場合は、メールよりも電話で連絡しましょう。

件名:健康診断書の提出に関して/○○大学 ○○○○(氏名)

本文:
株式会社○○○○
人事部 ○○○○(担当者名)様

お世話になっております。
○○大学の○○○○(氏名)と申します。

健康診断書が提出期限の10月15日(月)に間に合いません。
誠に申し訳ございません。

医療機関からの郵送期間を把握しておらず
もう少し日数を頂戴したくご連絡いたしました。

受け取り日が10月18日(木)のため
最短で10月19日(金)の提出となるかと存じます。

今後は提出の遅れがないよう十分に留意してまいります。

ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。
何卒よろしくお願い申し上げます。

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○○大学 ○○学部 ○○学科
○○○○(氏名)
電話:xxx-xxxx-xxxx
Mail:*************@***.***
=============================

【就活で健康診断書が間に合わない時の対処法2】電話の例文

提出期限ギリギリになって連絡する場合は、人事担当者に電話で伝えます。以下は電話で伝える場合の例文なので、健康診断書が間に合わない場合の参考にしてみてください。

就活生就活生

お世話になっております。○○大学の○○○○(氏名)と申します。お忙しいところお電話いたしまして申し訳ございません。

ご指示いただいておりました健康診断書が提出期限に間に合わないことが分かり、取り急ぎご連絡いたしました。

ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。健康診断書の再発行にかかる日数を確認しておりませんでした。10月17日に医療機関から受領予定ですので、翌日の18日に提出できるかと存じますが、よろしいでしょうか。

企業への電話は、窓口の人に自分から名乗り出る必要があります。企業に電話をかける際の細かい流れや電話をかける時間帯など、細かいマナーについては以下の記事を読んでおきましょう。

就活の電話は「これだけわかればOK」人事に悪印象を与えない3つの基本を解説

就活で健康診断書が必要な場合もある

就活時に企業から健子診断書の提出を求められることがありますが、健康診断書の内容が就活の合否を左右することはありません。というのも、「雇い入れ時健康診断」という法律によって、企業は就活生に健康診断書の提出を求めているためです。

ただ、4月の入社以降に企業が実施する健康診断を受ける場合は、提出を求められないこともあります。健康診断の提出が必要かどうかは企業によって異なるため、気になる方は事前に調べておきましょう。

就活では「健康診断証明書」が望ましい

健康診断書ではなく「健康診断証明書」の提出を求められる場合もあります。健康診断書はあくまで受診結果を自分が確認するためのもので、公的な文書とは言えません。一方、健康診断証明書は提出用に発行された公的な文書であるため、就活で提出する書類として適しています。

しかし、企業によっては健康診断書を提出すれば問題ない場合もあります。企業からの指示に従って必要な書類を用意しておきましょう。

就活で健康診断書が必要なタイミング

健康診断書の提出が求められるのは、選考の終盤となるケースがほとんどです。というのも、健康状態で選考結果が決まると採用の公平性を欠くため、エントリー時に健康診断書を提出させないよう厚生労働省から指示されています。

基本的に健康診断書は内定後に提出を求められますが、最終面接や選考の途中で企業から指示される場合もあります。急な指示に慌てることがないよう、あらかじめ準備しておくのも良いでしょう。

就活の健康診断書に必要な項目

健康診断で必須の項目は企業ごとに異なりますが、一般的に必要とされるのは以下の11項目です。

【健康診断書に必要な項目】

1.既往歴および業務歴の調査
2.自覚症状および他覚症状の有無の検査
3.身長、体重、視力および聴力の検査、腹囲の測定
4.胸部エックス線検査
5.血圧の測定
6.尿検査
7.貧血検査
8.肝機能検査
9.血中脂質検査
10.血糖検査
11.心電図検査

場合によっては、このほかの検査も受診するよう指示が出されることもあります。企業から指定された項目を受けているのか、よく確認しておきましょう。

就活生の手元に健康診断書がない場合の入手方法

企業に提出を求められることのある健康診断書ですが、どのようにして入手すれば良いのでしょうか。入手方法は健康診断を受けているかどうかで異なるため、自分の状況に合った方法を確認しておきましょう。

【就活の健康診断書の入手方法1】健康診断を受けている場合

すでに大学内で健康診断を受けている場合は、数百円ほどで健康診断書を発行できます。保健管理センターの窓口あるいは証明書発行機で発行できるため、キャンパス内のどこで発行できるのか確認しておきましょう。

病院や保健所などで健康診断を受けていた場合、発行の費用が1,000円を超えることがあるほか、健康診断書の発行に1週間近くかかる可能性もあります。また、再検査が必要な場合はさらに1週間近く時間がかかる場合もあるため、提出期限まで2週間以上は余裕を持っておくのが無難です。

【就活の健康診断書の入手方法2】健康診断を受けていない場合

まだ健康診断を受けていない場合は、総合病院や保健所、クリニックなどで受診しましょう。就活の準備や学業などで忙しくなっている可能性もあるため、できるだけアクセスしやすいところや、診療時間内に行けるところがおすすめです。

なお、保健所のなかには就活生向けの健康診断を行ってくれるところもあり、診断にかかる費用が病院よりも安くなる場合もあります。保健所では5,000円前後、病院では1万円以上かかる場合があることは把握しておきましょう。

「健康診断書が間に合わない!」と就活生が慌てないためのポイント

健康診断書を期日までに提出するためにも、ここで紹介するポイントを押さえておきましょう。

【健康診断書で慌てないために1】提出日まで1ヶ月ほど余裕を持たせる

健康診断書は発行までに2〜7日ほどかかるため、時間に余裕を持っておくことが大切です。また健康診断を受ける場合は2週間以上かかることもあるため、提出期限の1ヶ月前から準備しておきましょう。

【健康診断書で慌てないために2】予備に何通か発行しておく

最終面接など選考の後半で提出を求められることの多い健康診断書ですが、予備に何通か発行しておくのも慌てず用意するためのポイントです。というのも、就活では複数社の選考を並行してすすめる学生も多く、それぞれの企業から健康診断書を求められることがあるためです。

もちろん足りなくなった場合でも再発行できますが、就活忙しい時に慌てないためにも3枚ほど余裕を持って発行しておきましょう。

【健康診断書で慌てないために3】原本を提出する

健康診断書の提出は、原則として原本を提出する必要があります。企業によってはコピーでも問題ないと場合もありますが、労働安全衛生法の観点から原本の方が企業にとっても都合が良いため、コピーよりも原本の提出がおすすめです。

【健康診断書で慌てないために4】有効期限を確認しておく

転職者や第二新卒の場合、健康診断書の有効期限は受診から3ヶ月ですが、新卒の場合は年度内に受けた健康診断書であれば受理される場合もあります。いつ発行された健康診断書を企業に提出すれば良いか、あらかじめ確認しておくのが無難です。

就活の健康診断書が間に合わない場合も落ち着いて対応しよう

就活を進めるなかで健康診断書の提出を求められることがありますが、提出が間に合わないからといって慌ててはいけません。基本的には選考の終盤で求められるため、提出期限に間に合わなくとも選考の結果に影響を及ぼすことはないでしょう。

ただ、連絡せずに遅れて提出することは避けたいので、メールあるいは電話で送れる旨を伝えてください。