SPIの模擬試験を受けたい!就活生におすすめの無料Webサイト7選

SPIの試験を通過するためには、さまざまな準備・対策が必要です。問題集を何度も解いて問題のパターンを把握したり、苦手な問題も答えられるよう解法を理解したりといったことは、必須の対策といえます。

しかし、本番できちんと答えられるか不安に感じている就活生は少なくありません。そこで本記事ではSPIの模擬試験を無料で受けられるWebサイトをご紹介します。自分の力試しにも活用してみてください。

SPIの模擬試験が無料で受けられるWebサイト【7選】

適性検査の一つ「SPI」は、採用活動を行っている企業の多くが採用しています。問題は中学〜高校レベルなので「勉強しなくても大丈夫だろう」と考えていると、本番で解き方がわからず選考に通過できなかったというケースも珍しくありません。

きちんと対策した人はもちろん、SPIでどんな問題が出るのか把握したい方は、ここで紹介する無料の模擬試験サイトを利用してみてください。

なお、SPIの対策方法について以下の記事で詳しく紹介しています。SPIの選考を確実に通過するためにも不安な方はチェックしておきましょう。

SPI対策は何をすればいい?おすすめの方法や手順、よくある質問を紹介

【SPI模試の無料サイト1】SPI対策問題集

はじめに紹介するのは、SPI対策ナビ produced by CareerMineの「SPI対策模試」です。模擬試験の受け方は大きく2パターンが用意されており、「5分でサクッと受験する」「本番を意識して本格的に受験する」に分かれています。

また、言語分野・非言語分野・英語の3科目を受検できるので、使い勝手も申し分ありません。さらに、実際に模擬試験を受検する画面には設問と選択肢だけでなくタイマーや回答状況も表示されており、SPI本番と同様の環境で問題に臨めます。

なお、模擬試験を受け終わったら、偏差値や合格判定、ランキング、問題の回答・解説を確認できるのも特徴的です。

無料の会員登録が必要ですが、自分が受けた問題の正解・不正解が一目でわかるため、SPIの振り返りにも役立ちます。

【SPI模試の無料サイト2】SMART SPI-G

続いて紹介するのは、「SMART SPI-G」です。こちらはテストセンター形式の体験版なので、それほど問題数が多いわけではありません。模擬試験の制限時間は全18分。言語分野から8問、非言語分野から7問が続けて出題されるので、サクッとSPIの雰囲気を確かめたい人におすすめのサイトです。

また、模擬試験を受け終わったあとは、設問ごとの正解・不正解と解説を確認できるため、SPIの勉強をしているなかで腕試ししたい場合に活用してみましょう。

【SPI模試の無料サイト3】大人塾

大人のための算数・数学教室を謳うWebサイト「大人塾」では、さまざまな種類の適性検査を模擬試験の形式で受けることができます。SPIであればペーパーテストをはじめ、WEBテスティングやテストセンター形式があるので、受検方式に合わせた対策をしたい人におすすめです。

このほか、玉手箱やGAB、TG-WEBといった適性検査の練習問題もあるので、SPI以外の対策も進めたい人はぜひ活用してみましょう。

注意点としては、本番よりも問題数と制限時間が少ないことが挙げられます。例えば、テストセンターの本番は制限時間が約35分ですが、大人塾の場合は10分です。模擬試験というよりも、受検形式に慣れるために活用してみるのも一つの手です。

【SPI模試の無料サイト4】SPIオンライン

登録不要でSPIの模擬試験が受けられる「SPIオンライン」。こちらの特徴は、言語分野・非言語分野それぞれの頻出問題をカテゴリー別に受検できる点です。例えば、非言語分野であれば「速度算」「損益算」「場合の数」などがあり、それぞれ制限時間と問題数が決まっています。

ただし、SPIの頻出問題を全て網羅しているわけではありません。また、全体の制限時間は決まっている一方で、1問ごとに制限時間が設定されていないことに注意が必要です。そのため、「確率の問題が苦手だから、模試形式で練習しよう」のように苦手な科目や問題がある人は、こちらのWebサイトでじっくりと練習してみるのがおすすめです

【SPI模試の無料サイト5】適性検査対策WEBテスト

多くの学生が就活で利用しているマイナビでも、「適性検査対策WEBテスト」で模擬試験を受けることが可能です。言語・非言語・一般常識・時事問題の4分野が出題範囲であり、模試を受検することで自分の全国順位や偏差値を把握できます。テスト実施のスケジュールは年に10回で、4分野から10問ずつ出題されます。

しかし、受検するには会員登録が必要で、テストの問題がSPIに特化していない点には注意しましょう。SPIの出題パターンを把握したり本番さながらの状況で対策したりといったことよりも、自分に基礎的な学力があるかどうかを確認したり、一般常識や時事問題を受けたりしたい人におすすめです。

【SPI模試の無料サイト6】言語・非言語Webテスト

マイナビの模擬試験と同様に、リクナビの「言語・非言語Webテスト」でも模擬試験を受けられます。こちらもSPIに特化した模試ではありませんが、言語分野と非言語分野の問題に挑戦することが可能です。

また、制限時間が言語系15分・非言語系35分の計50分あるので、時間配分の練習として活用してみても良いでしょう。会員登録が必要ですが年に2回受検できるので、集中できる環境を整えて受検してみてください。

【SPI模試の無料サイト7】キャリタス模試

キャリタス就活が運営している「キャリタス模試」では、SPIをはじめ玉手箱や一般常識などの模試を受検できます。ただし、開催スケジュールが決まっている点には注意が必要です。例えば、2024年の1月11〜21日は玉手箱、2月9〜19日はSPI、3月11〜21日は一般常識となっているので、受けたい模試がある人はよく確認しておきましょう。

なお、SPI形式の問題は30分のうち言語15問、非言語10問が出題されます。較的本番に近い問題を作成しているので、本番と同様の気持ちで受験してみてください。

SPI模擬試験に関するよくある質問

最後に、SPIの模試について就活生のよくある質問についてお答えしていきます。

【SPI模擬試験に関する質問1】必ず受けたほうが良い?

模試を必ず受ける必要はありません。就活生のなかには模試を受けずにSPIを受検し、面接など次の選考に進んでいる人もいます。ただ、心配な方はSPIの模試を受けてみても良いでしょう。というのも、SPIは回答方法や問題の形式などに慣れていないと、スムーズに回答できない可能性があるためです。

できるだけ本番に近い模試を受けることで、SPIを受検する当日も落ち着いて答えるようになるでしょう。

【SPI模擬試験に関する質問2】模試の注意点は?

近年はWebで模試が受けられることも多くなりましたが、サイトによっては古い問題が出題される可能性もあります。せっかく模試を受けても本番に近い問題が出なければ、効率の良い対策ができない可能性もあるでしょう。

また、SPIは多くの企業で採用されている適性検査ですが、このほかにも玉手箱やTG-WEBなどの種類があります。志望企業で実施される適性検査が本当にSPIなのかどうかを確認しておくことも大切です。

【SPI模擬試験に関する質問3】何点取れれば合格?

合格点は企業によってさまざまです。大企業や人気企業は足切りのためにSPIを実施している場合があり、合格点は8割以上など比較的高い傾向にあります。
もちろん中小企業などでは合格ラインが低めに設定されていたり、性格検査の内容が重視されたりするケースもありますが、能力検査は7割以上を目標に対策しておきましょう。

SPIの模擬試験を受けて本番に備えよう!

全く対策せずにSPIを受検するのは危険です。WEBテスティングやテストセンターなどの形式ごとに出題パターンが異なるほか、電卓が使用できるかどうかも異なります。SPI受検時に慌てないためにも、自分が受検するSPIの形式や特徴などを押さえたうえで、本番に近い模試を受けるのが効果的です。

SPI対策ができているか不安な方は、キミスカのSPIアプリを活用してみてください。コースは1日5分・12分から選ぶことができ、自分のペースに合わせてSPI対策の勉強ができます。また1問あたりの制限時間も再現しているので、本番を意識した緊張感を持って回答できるのもポイントです。