就活が解禁し、合同説明会や会社説明会に行き、就活が始まったことを実感した人も多いのではないでしょうか。業界を絞れている人、いくつかの業界で悩んでいる人、はたまた何がやりたいのかもまだ明確になっていない人もいると思います。
「自己分析も、企業業界研究もしないといけないし、SPIもまだまだ不十分…!」と焦っている人も多い時期かもしれません。ですが焦っても業界が絞れるわけでもなく、やりたいことも見えてこないですよね。
それではまず、「どのように働きたいか」に重点を置いて考えてみませんか?
「将来何になりたいか」ではなく「どんなライフスタイルを描きたいか」
漠然とでも、社会人になると、学生とは全く違う生活スタイルになるイメージってありますよね。ですが、そのライフスタイルは職種や業界によっても大きく異なってきます。
今はまだなかなか想像がつかないかもしれませんが、どのような働き方をしたいかを考えることは、今後の人生を左右する一つになると思うので、じっくり考えてみることも大切ですよ!
一部ではありますが、働き方の選択肢を幾つか紹介していきます!
「土日休み」or「平日休み」
基本的に社会人は土日休みの人が多いイメージがあるかもしれません。しかし企業が基本的には土日休みだとしても、職種によっては平日休みの場合もあります。逆に土日や昼夜問わず顧客がある業種であれば、シフト制勤務になっていたり、平日休みになることもあります。
- 絶対に土日休みがいい!
- シフト制勤務の方がいい!
- フレックスで働きたい
といういう希望があれば、それが企業や業界選びの基準の一つになるかもしれません。
「全国勤務」or「地域限定勤務」
例えば総合職で入社した場合、企業や職種によっては最初の何年かは地方勤務になったり、最初は本社勤務でも、地方に行くことになる可能性はあります。
もちろん企業によって転勤のスパンや年数も異なるため、転勤の詳細を知らないまま入社してしまった場合に「首都圏で働きたかったのに…」「実家の近くで働きたかったのに…」なんてことになりかねません。
また、海外で働きたいという場合、住んででも働きたいかどうかという点は重要になるかもしれませんね。
「いろんな仕事をしたいか」or「一つのことを突き詰めたいか」
専門的に一つのことを突き詰めたいか、あるいは様々な部署に行き、ローテーションで色々な仕事を経験したいか。また、いろんな仕事をしたいと思った時に自ら手を挙げて動ける会社なのかどうかなど。
これは業界選びや、あるいは業界を絞ったあとの企業選びの際の判断材料になるかもしれません。やりたい仕事内容が具体的に決まっていなくてもどのように仕事をしていきたいかを考えることで業界が少しずつ絞れることもありますよ。
まとめ・その他
これらはまだまだほんの一部で、
他にも、
- 若いうちから裁量のある仕事を任せてもらえる
- アットホームで面倒見のいい企業が良い
- 風通しの良い企業がいい
- 女性にやさしい福利厚生があるのか
女性であれば、結婚して子供を産んでも働けるかという面で「福利厚生」を重視する人もいますよね。どのように働きたいかは考えれば考えるほど多く出てきてしまうと思います。
そんな時は、中でも自分が一番譲れないのはなにかを考えて、絶対に曲げない働き方の軸を自分の中で作っておくことも大切ですよ。業界が絞れなかったり、何がやりたいのかわからない人、働き方のイメージができない人などは、仕事でもライフスタイル全般でもいいので、まずはどのような社会人生活を送って行きたいかを考えてみるのもいいかもしれませんね。