就活がつらい時におすすめの対処法6つとNG行動を解説

なかなか出ない内定、連日の面接、どうしても抱いてしまう劣等感…。そんな就活をつらいと感じているのはあなただけではありません。

本記事では就活がつらい時に試したいおすすめの対処法や、避けるべきNG行動について解説します。今すぐ取り組めることを中心に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ就活がつらいと感じるのか?

就活をつらいと感じる理由は、人それぞれです。例えば「なかなか内定を貰えず、自分だけ置いていかれているような気がする」という人もいれば、「そもそもやりたいことが見つからない」という人もいるでしょう。

また、面接への苦手意識を払拭できずにいる学生や、選考に落ちるたびに自分自身が否定されたようなネガティブな気持ちを抱いてしまう学生もいるのではないでしょうか。

就活をつらいと感じる理由がどうであれ、つらいと感じた時は自分を責めず、一旦休息をとって気分転換を図りましょう休んでいる暇なんてないと思うかもしれませんが、この休息は意味のあるもので、怠けているわけではありません。

【理由別】就活がつらい時の対処法

ここからは、就活がつらい時の対処法を理由別に紹介します。就活をつらいと感じる理由が明確な場合は、その理由に合った対処法を試してみてください。

【就活がつらい時の対処法1】やりたいことがない時

やりたいことが見つからず、つらい気持ちを抱えている学生も少なくありません。自分が何をしたいのか、どんな企業に就職したいのか分からない時は、ゴールが見えず苦しいでしょう。

そんな時は焦って企業探しをするのではなく、まず自己分析を深めるのがおすすめです。キミスカでは質問に答えるだけで自己分析ができる適性検査ツールを提供しているので、ぜひ試してみてください。

キミスカ適性検査の受け方と結果の見方!自己分析ツールの使い方を解説

【就活がつらい時の対処法2】緊張から抜け出せない時

プレッシャーに弱く緊張しやすい人は、就活を進めるなかで常にドキドキしていて、心身ともに疲れてしまうこともあるでしょう。その場合は自分に合うリラックス方法を見つけることと、繰り返し面接練習を行うことをおすすめします。

【就活がつらい時の対処法3】不採用が続いた時

不採用が続くと、まるで自分自身を否定されたようなネガティブな気持ちになってしまいます。そんな時は一旦休息をとり、自己分析をやり直したり、過去のES(エントリーシート)や面接を振り返ったりすることが重要です。

自己分析のやり方はこちらの記事で詳しく解説しているので、あわせて確認してみましょう。

自己分析の簡単なやり方7つ!簡単だと思えない時の対処法も解説

【就活がつらい時の対処法4】周りとの差を感じた時

友だちが内定をもらっていたり、次々と選考を通過していたりするところを見ると、自分だけが取り残されたような気がしてしまうのも無理はないでしょう。

同年代のほとんどが就活をするため、周囲の状況が気になるのは仕方ありませんが、周囲と比較して落ち込んだり、焦ったりする必要はありません。就活のゴールは人それぞれなので、自分のペースで歩みましょう

就活がつらい時におすすめの行動6つ

就活がつらく、どうしようもない時は休息をとるべきです。その後、少しでも前向きな気持ちが生まれてきたら以下の中から取り組めそうな行動を選び、改めて就活を進めていきましょう。

【就活がつらい時におすすめの行動1】自己分析をする

自分の適性や強みの理解度が低いことが原因で、就活をつらいと感じてしまうことがあります。その場合は自己分析に取り組むことで、自己理解を深めましょう。

自己分析の目的は、自分だけの人生の「目的」と「手段」を知ることです。就活のために自己分析をしていた人は、視野を広げて自分の人生を見つめ直すところから始めてみるといいかもしれません。

【就活がつらい時におすすめの行動2】キャリアセンターで相談する

就活がつらい時は、大学のキャリアセンターで就活状況を相談するのもおすすめの手段です。自分では上手くいっていないと感じていても、第三者から見ると順調に進んでいるというケースも少なくありません。一人で抱え込まずに、専門的なアドバイスやサポートを受けられるキャリアセンターを積極的に頼りましょう。

【就活がつらい時におすすめの行動3】就活ノートを書く

就活の状況や面接の感想などをまとめた就活ノートを作ることで、「自分が努力できている証」を視覚的に把握することが可能です。また、つらい気持ちや不安なことを紙に書き出すだけでも、頭と心を整理でき、すっきりすることもあります

就活ノートの作り方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

就活ノートとは?作るべき理由や記載したい情報、注意点を解説

【就活がつらい時におすすめの行動4】リラックス方法を探す

自分なりのリラックス方法があれば、不安や緊張を手放しやすくなります。面接前や移動中など、ストレスを感じた時に試せる手軽なリラックス方法を探してみましょう。

例えば、深呼吸をしたり、温かい飲み物を飲んだり、ハンカチにアロマを数滴垂らせたりする方法もおすすめです。

【就活がつらい時におすすめの行動5】友だちに会う

気分転換に友だちと会い、他愛もない話をするのもおすすめの行動です。また、就活の相談をすると不安な気持ちを共有できたり、具体的な解決策を教えてもらえたりすることもあるでしょう。

遊んでいる暇なんてないと意固地にならず、たまには気心の知れた友だちと笑い合うことも必要だと覚えておいてほしいところです。

【就活がつらい時におすすめの行動6】趣味の時間をとる

趣味がある人は、趣味の時間を確保して気分を変えてみてはいかがでしょう。趣味がない人はお気に入りの場所を散歩したり、ゆっくり湯船に浸かったりするだけでも気分転換になります。

就活がつらくなった時は、就活から離れる時間を作って自分をいたわりましょう。

就活がつらい時のNG行動

学生の中には、就活がつらいあまりに極端な行動をとってしまう人もいます。疲弊している状態で行動に移してしまうと、後悔することになりかねません。

これ以上、自分を追い詰めないためにもNG行動は控えましょう。

【就活がつらい時のNG行動1】やみくもにエントリーする

就活を早く終わらせたい気持ちは分かりますが、やみくもにエントリーするのは控えるべきです。エントリー数が増えすぎてしまうと、対策が間に合わず望まない結果を招いてしまうことがあります。

志望企業が見つからない場合や、なかなか内定を貰えない場合は、自己分析や企業研究を深めることが大切です

【就活がつらい時のNG行動2】就活をやめてしまう

就活がつらく、心身に悪影響が及んでいる場合は就活をやめてしまうのも一つの手です。しかし、後先考えずに就活をやめてしまうと、新卒ではなくなり余計に就職が難しくなったり、就活浪人することでさらに周囲との差を感じてしまったりする可能性があります。

就活をやめるという選択肢もありますが、安易に決断するのは避けるべきでしょう。

【就活がつらい時のNG行動3】自己分析をせずに就活する

何度も説明してきましたが、自己分析が足りていない状態で就活を進めてしまうと自分に合う企業と出会いにくくなったり、ESや面接で自分の魅力をアピールできなかったりします。

就活がつらい時は自己分析に取り組むことさえ苦痛に感じるかもしれませんが、まずは自己理解を深めて就活の軸を作っておくべきでしょう。

就活がつらい時は一度リフレッシュしよう

就活中は心身ともに緊張状態が続くため、つらいと感じるのは当然です。つらいとか、やめたいとか感じることは逃げではないので、一旦休息をとってリフレッシュしましょう。

つらい気持ちを抑え込み、無理に就活を続けたところで良い結果は得られません。誰かに話を聞いてもらったり、改めて自己分析をして自分を見つめたりしながら、あなたなりの就活との向き合い方を探してみてください。