【自己分析シート配布】これ1枚で自己分析の土台が完成!使い方や見方も徹底解説

本記事では、自己分析シートを使って自己分析をする方法を詳しく解説していきます。

皆さんこんにちは。月間PV62万件を突破したメディア、『就活研究室』編集長の大舘(オオダチ)です。
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「就活準備を始めるならまずは自己分析から」という声をよく耳にしますが、一言に自己分析といっても目的ややり方は様々なので、結局何をすればいいのかわからず立ち止まっている就活生は多いかと思います。

自己分析を行う時に重要なのは、目的を明確にすることです。何を明確にするために何を深掘りするのか、目的を意識しながら自己分析をすれば、自分のことを深掘りする作業はそれほど難しいことではありません。

自己分析シートで自分の価値観や考え方などを分析して、面接官に具体的に魅力をアピールできるように準備していきましょう。

自己分析の目的

まずはじめに、皆さんは就活の目的は明確になっていますか?就職する理由は、人それぞれではありますが働く理由が見えていないと、なぜ就活をするのか道に迷いやすくなってしまいます。これを明確にする手段として、自己分析が存在します。就活においての自己分析の目的は下記の4点です。

自己分析の目的

1.今までの経験を振りかえり、身につけたスキルを知るため
2.性格や価値観を理解するため
3.今後のキャリアプランを考えるため
4.自分に合った企業と出会うため

就活では、企業と自分の相性を判断したり、自分の将来像と企業のビジョンをすり合わせをしたりする機会が増えるため、自分の価値観や考え方を一度整理しておく必要があります。

また、企業としても新卒入社社員に活躍してほしいと思っているので、面接でも自分の強みを聞き、入社後に活用していくビジョンが見えているかを確認することも多いです。面接対策のためにも、就活本番までに自己分析は深めておきましょう。

自己分析シートの種類

自己分析の手段のひとつとして自己分析シートがあります。今回は代表的な5つを紹介します。

【自己分析シートの種類1】自分史

自分史とは、これまでの人生を時系列順に書きまとめたものです。自分がどの時期にどんなことを考え、何を頑張ってきたのかをまとめることで、自分の価値観やターニングポイントなどが明確にできます。

【自己分析シートの種類2】モチベーショングラフ

モチベーショングラフとは、自分の人生を振り返り、時系列順に自分のモチベーションの高さをグラフで表したものです。モチベーションの高さをグラフで表すことで、今までの人生で自分のモチベーションがどのように変動してきたのかを可視化できます。数値やグラフで表記できるため、自分の人生を客観視しやすくなるメリットがあります。

【自己分析シートの種類3】ライフラインチャート

ライフラインチャートとは、自分の人生の幸福度や充実度を振り返り、点数を付けて評価するグラフのことです。モチベーショングラフ同様に自分の幸福度を数値で可視化できるので、自分のモチベーションや幸福度が上がる要因を考えやすくなります。幸福度が変動と要因を追及していくことで、自分にとって何が幸福なのかを振り返ることができます。

【自己分析シートの種類4】マインドマップ

マインドマップとは、1つのテーマを挙げて自分の頭の中がどのように思考が広がっているのかを地図のように広げることで整理していく方法です。マインドマップを活用すると、ぼんやりとした考えや感情が少しずつ経験と結びついていくので思考が整理しやすくなります

【自己分析シートの種類5】SWOT分析

SWOT分析とは、内部要因のプラスの面とマイナスの面、外部要因のプラスの面とマイナスの面に分類して思考の整理・分析をする方法です。SWOTとは4項目の頭文字を取ったもので、それぞれStrengths(強み)Weaknesses(弱み)Opportunities(機会)Threats(脅威)になります。各項目で自分を取り巻く環境と自分自身の強み弱みを客観視していき、自分にとって最適な環境や適職を分析できます。

自己分析シートのおすすめはこちら!

上記で説明した「自分史+モチベーションマップ+ライフラインチャート」の3つの要素が入った【キミスカオリジナルの自己分析シート】が、下記リンクから無料でダウンロード可能です。シート形式はPDFになるので、各ページを印刷して記入してください。

各項目を埋めていくだけで自分の性格や価値観、努力してきたことなどが整理できるので、面接対策やエントリーシート(ES)対策におすすめです。

自己分析シートをダウンロードする

自己分析シートの書き方

自己分析シートの書き方について解説していきます。記入例も含めながらひとつずつ解説していくので、ぜひ一緒に書き進めてみてください。

【自己分析シートの書き方1】自分史を書いてみよう

キミスカの自己分析シートをダウンロードしたら、まずシート1の自分史から進めていきましょう。時系列に沿って記入していくことで、年齢を重ねるごとに少しずつ変化していく心情や価値観に気づきやすくなるのでおすすめです。

記入例を画像で添付していますが各項目の記入方法は自由なので、文章で書いても箇条書きで書いても問題ありません。自分に合った方法で自分史を書き進めていきましょう。

【自己分析シートの書き方2】幸福度を10段階で評価しよう

自己分析シートの一番右欄には、自分の幸福度を表記しましょう。-5から+5までの10段階で幸福度に点数をつけていきます。明確な評価基準はないので、自分の心に素直に点数をつけます。一言でなぜその点数をつけたのかを一言で書いておくと、振り返りをする時に役立つのでおすすめです。

【自己分析シートの書き方3】キーワードをチェックしよう

シート1の自分史が書き終わったら、繰り返し出てくるワードや共通点がないかを探しましょう。何度も繰り返し出てくる言葉は、強い思想から生まれる無意識の行動・思考であることもあるので、積極的に拾っていくと自分の価値観を見つけやすくなります。

記入例を参考にする
自己分析シート記入例を見ていくと、下記の点が見えてきます。

繰り返し登場する言葉:上記画像の場合、人前に出ることが苦手という言葉が繰り返し書かれている
共通点:仲間や友達と何かを成し遂げると充実度が高い/人や生き物の世話をするのが好き

【自己分析シートの書き方4】モチベーショングラフを書いてみよう

シート1の記入が完了したら、シート2のモチベーショングラフに移ります。縦軸がモチベーションの高さ、横軸が年齢になっているので、各時期のモチベーションを考えながら記入します。幼少期など記憶があいまいな時期ほどモチベーションの評価は難しくなりますが、モチベーションの高さは厳密である必要はないので深く考え込まず、感覚的に記入しましょう。

また、モチベーションが大きく上下している箇所は、その要因をメモしておくと全体像をとらえやすくなります。

【自己分析シートの書き方5】自分のまとめを書いてみよう

シート3のまとめに移ります。シート1の自分史とシート2のモチベーショングラフを見ながら、各項目を記入してみましょう。何を書けばいいのか悩んだ時は、ぜひこちらの画像を参考にしてみてください。

自己分析シートが完成したら振り返ろう

自己分析シートが完成したら、次は自己分析シートの情報整理に移ります。難しく考えすぎずに、少しずつ進めていくイメージで始めると、振り返りしやすくなります。

【自己分析シートを振り返ろう1】自分の興味関心を整理しよう

自分史とモチベーショングラフを見ていきます。まず、シート1:自分史の「ハマっていたこと」「頑張っていたこと」「幸福度」を見て、自分がどんなことに関心を持っていて、何をしている時期に幸福度が高いのかを振り返りましょう。関心や幸福度を深掘りいくと、自分が幸福を感じる環境が分かるだけでなく、どのようなものに熱中できる性格なのかも見えてきます。

さらにシート2:モチベーショングラフも合わせて、何をしている時にモチベーションが上がるのかを見ていきましょう。モチベーショングラフで自分の歴史を振り返ることで「この時期辛かった思い出があるけど、意外と幸福度や満足度は高かったのか」などの気づきに繋げることができます。

【自己分析シートを振り返ろう2】自分の性格を理解しよう

自分史のシートを見て、自分の性格や価値観を分析していきます。小学校、中学校と時期を区切りながら「印象的な出来事」「学んだこと」などを振り返ると、思考の成長過程が見えやすくなります。年を重ねるにつれて、自分の考え方や行動が少しずつ変わってきているかと思います。その中でも、変わらず自分の芯にあるものを見つけられると、就活の軸としても活かすことができるかもしれません。

【自己分析シートを振り返ろう3】自分の特徴に合った業職種を探してみよう

自分の好きなことや苦手なことが見えてきたら、次は自分の性格に合った業界・職種が何かを探していきましょう。自分の特徴を理解したうえで、業界・企業研究を行うと自分が目指すべきところが見えやすくなるのでおすすめです。

業界研究の詳しいやり方については、こちらの記事で紹介しているのでチェックしてみてください。

業界研究とは?今すぐ始められるやり方3ステップ【おすすめツール】

困ったら自己分析ツールも活用しよう!

「自分が関心のある業職種は見えてきたけど、もっと自分の適職を知りたい」という方におすすめしたいのが、キミスカの適性検査です。

適性検査は質問に答えていくだけで、自分の性格や特性、職務適性を診断できますまた、自分が社会に出た時にどんな性質が武器になるのかを知れるので、自分の強み弱みを知るきっかけにもなります。

また、キミスカ適性検査の大きな特徴のひとつが「適性検査の結果を活かして企業からスカウトがもらえること」です。適性検査の結果をもとにスカウトが届くので、あなたの性格・強みに合った企業からスカウトをもらうことができます。

適性検査の詳細はこちらの記事に記載されているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

キミスカ適性検査の受け方と結果の見方!自己分析ツールの使い方を解説

自己分析シートを活用して自分の特性を見つけよう

自己分析シートを活用した自己分析方法を解説してきましたが、自己分析を上手く進めていくコツは「分析したいテーマをぶれないようにすること」です。自己分析を始めていくと、あれこれ頭に色んなことが浮かんできて脱線しやすくなります。「今回の自己分析では〇〇について分析・理解する」と決めてぶれないように意識しましょう。

自分の強み弱みや特性を理解したうえで自分に合った業職種を探していくことで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。また、自己PRや志望動機にも説得力が生まれ、面接官の心をつかみやすくなります。就活本番前にキミスカの自己分析シートや適性検査を活用して、自己理解を深めていきましょう。

自己分析シートと一緒にキミスカを使ってみましょう

自己分析には、スカウトをもらえる就活サイトキミスカも便利です。
自己分析シートを書く中で
「この強みで本当に通用するのかな…?」
「そもそも自分の特徴と志望業界の相性が悪かったらどうしよう…」
と悩むことはよくあります。
そんな方こそ気軽に自己PR等をキミスカのプロフィールに登録し、実際にスカウトが届くのか力試しをしてみましょう。

キミスカでは、自己PRなどのプロフィールを登録しておくだけで相性のいい企業からスカウトが届きます。キミスカでスカウトが多く届いたり志望業界からスカウトが届いたりしたら、良い自己分析ができている証拠です。また、スカウト内容や量に納得がいかない時は、プロフィールを改善するために自己分析シートを活用してみましょう。

キミスカのプロフィールは5分程度で埋めることができて何度も修正できるので、ぜひ気軽に使ってみてください。