面接の持ち物について言われなかった時は?必須・あると便利なものを紹介

就活の面接では、人事担当者から事前に持ち物について指定される場合がありますが、企業によっては何も言われない場合もあります。しかし、学生のなかには「面接当日に必要なものを忘れたらどうしよう」「持ち物について尋ねてもいいの?」と不安に思っている方もいるでしょう。

本記事では、持ち物について何も言われなかった場合の対処法や、面接時に持っておくべき持ち物を紹介します。学生が面接に落ち着いて臨めるよう、ぜひ参考にしてみてください。

面接の持ち物について何も言われなかった時の対処法

面接当日の持ち物について企業から指定がなければ、基本的には後述するものを持っておけば問題ありません。しかし、学生のなかには「それでも不安…」という方もいるでしょう。

どうしても持ち物が気になる場合は、企業に問い合わせてみるのも一つの手です。ただ、少なからず人事担当者の負担になってしまうため、時間に余裕を持ってメールで問い合わせることをおすすめします。

面接の持ち物についてメールで問い合わせる際のポイントや例文は、以下の記事で詳しく紹介しています。持ち物の確認をしたい学生は、一度目を通しておきましょう。

面接の持ち物をメールで確認したい!例文付きで送信文や返信の仕方を解説

 

何も言われなかった時も持っておくべき面接の持ち物8つ

ここからは、面接の持ち物について何も言われなかった場合の持ち物を紹介します。いずれも必須の持ち物ですが、このほか自分で必要と判断するものがあれば、バッグの中に入れておきましょう。

【面接に必須の持ち物1】A4サイズの書類が入るビジネスバッグ

就活の面接は手ぶらで行ってはいけません。企業に提出するものがなかったとしても、会社の資料などをもらう可能性があるほか、「ビジネスマナーがなっていない」と判断されてしまいます。

面接に持参するビジネスバッグは、A4サイズの書類が入る大きさのものが基本です。また黒色で本革や合皮などの素材でできたものをおすすめします。

【面接に必須の持ち物2】スマートフォン/携帯電話

面接でスマートフォンを使うことは滅多にありませんが、携帯電話はさまざまなシーンで役立つため欠かさず持っていきましょう。特にスマートフォンがあれば面接会場まで迷わず向かえるほか、遅刻しそうな場合などに企業に連絡を入れることも可能です。ただし、面接では携帯電話が鳴らないよう、電源を切るかマナーモードにしておきましょう。

このほか、スマホのメモ機能やアプリを使えば、面接での質疑応答を想定した「問答集」を移動中に確認できます。問答集の作り方については以下の記事で解説しているので、興味のある方は読んでみてください。

【面接の想定質問50選】問答集の作り方や活用法、質問の目的も紹介!

 

【面接に必須の持ち物3】現金・ICカード

面接会場に向かうために、電車やバスなどを利用する人がほとんどでしょう。また、場合によってタクシーを利用する可能性もあるため、ICカードだけでなく現金も持っておくのが肝心です。

このほか、面接会場に向かう途中で提出書類のコピーや印刷をするためにコンビニなどに立ち寄ることもあるかもしれません。面接会場までスムーズにアクセスし、不測の事態に備えるためにも現金・ICカードは必ず持っておきましょう。

【面接に必須の持ち物4】ES・履歴書

企業によっては面接の日にES(エントリーシート)や履歴書の提出を求める場合があるため、事前に記入しておいたものをバッグの中に入れておきましょう。また、提出済みの場合であっても面接ではESの内容をもとに質問されることがあるため、自分が書いた内容を確認するためにもコピーを持っておくと安心です。

面接対策用に企業研究ノートを作っている場合は、こうした書類とあわせて持参しておくと良いでしょう。

【面接に必須の持ち物5】ハンカチ、ティッシュ

普段から持っていない学生も少なくありませんが、就活の面接ではハンカチとティッシュも持参しておきましょう

なお、ハンカチはシンプルで薄いものが就活に適しています。またジャケットのポケットに入れるのは避け、カバンに入れておくのがおすすめです。

【面接に必須の持ち物6】筆記用具・手帳

就活中は、筆記用具と手帳を必ず持っておきましょう。特に面接では面接官から「メモを取っていただいても構いません」と言われる場合があります。そのときに筆記用具や手帳を持っていないと、「入社意欲が低いのかな」と思われかねません。

また、面接官から就活に関するアドバイスなどをもらうこともあり、忘れないうちにメモするのにも役立ちます。

【面接に必須の持ち物7】クリアファイル

面接では企業側から資料を受け取ることもあるため、クリアファイルを持っておきましょう。ESや履歴書のコピーを入れる分のクリアファイルだけでなく、予備で1〜2枚持っておくのがおすすめです

【面接に必須の持ち物8】腕時計

腕時計は社会人の身だしなみマナーの一つなので、就活中は必ず身につけておきましょう。時間を確認するのはスマホなどでも可能ですが、面接などの選考中にスマホを見ていると、「遊んでいる」と思われかねません。

面接に身につけていく腕時計は高級なブランド物は避け、シンプルなものがおすすめです。このほか、腕時計の選び方については、以下の記事を確認しておきましょう。

就活で腕時計は付けるべき?選び方や男女別おすすめブランドを紹介

 

何も言われなかった時も便利な就活・面接の持ち物6つ

続いては、必携ではないものの持っておくと便利なアイテムを6つご紹介します。

【就活・面接に便利な持ち物1】モバイルバッテリー

スマホのマップなどを開いて面接会場まで向かっていると、バッテリーの消耗が激しくなる可能性があります。また充電し忘れていたために移動中にスマホの電源が切れそうになることもあるでしょう。

こうした場合に備えて、モバイルバッテリーを持っておくのも一つの手です。最近はコンビニなどでレンタルできるので、新たに購入する必要はありませんが、いざという時のために持っておいても良いでしょう。

【就活・面接に便利な持ち物2】折りたたみ傘

雨で荷物が濡れてしまうと、書類を提出できないかもしれません。快晴でれば持つ必要はありませんが、天候が読めない場合は折りたたみ傘を持っておくのが無難です。

【就活・面接に便利な持ち物3】身分証

場合によっては身分証の提示を求められることもあるため、学生証や運転免許証などの身分証を持っておきましょう

【就活・面接に便利な持ち物4】スケジュール帳

メモ用として手帳を使っている方は、スケジュール帳も持っておきましょう。というのも、ほかの企業から面接の日程調整に関する連絡が来る可能性もあるため、就活中はスケジュール帳が必携です。

スケジュール帳と手帳が一体となったものもあるので、使い勝手が良いものを用意しておくと良いでしょう。

【就活・面接に便利な持ち物5】印鑑

企業の中には面接会場までの交通費を支給してくれるところもあります。ただ、印鑑が必要な場合もあるため、認印の印鑑や朱肉などを持っておくのがおすすめです。

【就活・面接に便利な持ち物6】メイク直し

就活では身だしなみも評価される可能性が高いため、面接前に身だしなみを整えるためにも、女性の場合はメイク直しを持っておきましょう。鏡やコスメ、コームなど最低限のアイテムを揃えておくのがおすすめです。

なお、就活用メイクについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

女子学生のパーツ別就活メイク講座!好印象を残せるメイク術を徹底解説

 

何も言われなかった時は面接に最低限必要な持ち物を用意!

就活の面接では、荷物に関して何も言われないことも珍しくありません。しかし、何も持っていかずに手ぶらで面接を受けてしまうと、マイナスの印象を持たれる可能性があります。
そこで、面接で何も言われなかった場合は本記事で紹介した必携のアイテムをはじめ、自分が必要だと思うものを準備し、万全の状態で面接に臨みましょう。