面接の対策本【おすすめ10選】定番以外の本や選び方のコツも紹介!

志望企業の内定を獲得するためには、面接を通過できるかどうかが大きなポイントです。大学のキャリアセンターなどでも面接対策を手伝ってくれますが、「自分で調べてみよう」と面接対策本を探している人も少なくないでしょう。

そこで本記事では、面接対策におすすめの書籍を10冊ご紹介します。書類選考や面接対策など就活全般に役立つ書籍をはじめ、就活にも社会人になってからも役立つ本をまとめたので、ぜひ手に取って読んでみてください。

面接対策におすすめの本【定番7選】

まずは就活に特化した面接対策の本を7冊紹介します。

【面接対策におすすめの定番本1】『受かる!面接力養成シート』

『受かる!面接力養成シート』は、面接での回答を事前に考えたい学生におすすめの書籍です。本書では、面接前におこなっておくべき準備をはじめ、質問のシミュレーションや面接後におこなう対応など、面接に関する一通りの流れを網羅しています。

また、自分らしい回答を簡単に用意するためのポイントを詳しく解説しているのが特徴的です。質問例と回答の見本だけでなく、自分で回答を書き込める構成になっているため、面接対策に役立つでしょう。

出版社:日本実業出版社
ページ数:144ページ
著者:田口 久人

【面接対策におすすめの定番本2】『採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する』

「もっと面接官に好印象を残せる回答を考えたい」という学生におすすめなのが『採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する』です。面接ではさまざまな質問を投げかけられますが、前提として学生がどんな人間なのかを見ようとしています。

そこで、質問に隠された面接官の本音を理解すれば、適切なアピールが可能となるでしょう。本書では、採用側からの質問に関するホンネとタテマエを紹介しているので、面接前にぜひ読んでおきたい一冊です。

出版社:KADOKAWA
ページ数:208ページ
著者:渡部 幸

【面接対策におすすめの定番本3】『面接官が本音で教える就活面接完全対策マニュアル』

自分に自信がないために、面接に対して苦手意識を持っている学生は少なくありません。しかし、自慢できるほどの実績やスキルがなくとも、面接を通過することが可能です。

本書では、話しの内容を盛らなくても自分らしい回答を作るためのポイントを紹介しています。自己PRや志望動機、ガクチカなど、定番の質問ごとにツボを教えてくれるので、本を参考に面接対策を効果的に進められるでしょう。

出版社:秀和システム
ページ数:224ページ
著者:中谷充宏

【面接対策におすすめの定番本4】『ロジカル面接術 2023年度版』

マーケティングに精通した筆者が教える「自分の売り込み方」を丁寧に解説した一冊が『ロジカル面接術 2023年度版』です。面接での定番の質問をはじめ、さまざまな質問に対してロジカルに回答するための方法が紹介されています。

就活の面接だけでなく、社会人になっても必要な論理的思考も養えるため、話し方に自信がない方はぜひ読んでみてください。

出版社:ワック
ページ数:216ページ
著者:津田 久資、下川 美奈

【面接対策におすすめの定番本5】『1週間で面接に自信がつく本』

『1週間で面接に自信がつく本』は面接で緊張しがちな学生におすすめの一冊です。心理学をベースに面接に対する弱気を分析し、メンタル強化のための方法を分かりやすく解説しています。リラックスした状態で面接に臨めるため、自分らしい回答ができるようになるでしょう。

また、声の大きさや表情といった見た目に関する実践的なアドバイスも掲載しています。

出版社:ナツメ社
ページ数:200ページ
著者:渡部 幸

【面接対策におすすめの定番本6】『2024年度版 内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』

面接は企業側からの質問に答えるだけの場ではありません。『2024年度版 内定者はこう話した! 面接・自己PR・志望動機 完全版』では、面接を就活生が自己アピールできる場にするためのコツを紹介しています。

また、よくある質問に対する答え方を例文付きで解説しているほか、説得力のある論理的な話し方も紹介。自分の考えをスムーズに伝えたい人におすすめの書籍です。

出版社:高橋書店
ページ数:272ページ
著者:坂本 直文

【面接対策におすすめの定番本7】『読むだけで内定が取れる人になれる本: 内定に必要なのは面接官の評価ではなく“望む回答”だった』

企業の元採用担当者が教える面接対策のポイントが分かります。面接の通過に必要なのは面接官からの評価ではなく、ESの内容や面接での回答です。

人事担当者の目線で書かれているので、これを読めば企業が求める回答ができるでしょう

出版社:ジャパンパブリッシャーズ
ページ数:90ページ
著者:葵 あすか

面接だけじゃない!社会人になっても役立つ書籍【おすすめ3選】

せっかく本を読むのであれば、就活だけでなくその後の社会人生活でも役立つものを読んでみるのもおすすめです。

ここでは、社会人になっても役立つおすすめの書籍を3冊ご紹介します。

【就活生・社会人にオススメの書籍1】『レポートの組み立て方』

就活では面接の前にES(エントリーシート)を作成・提出する必要があります。また、面接ではESの内容を元に質問されることが多いため、人事に好印象を残すESを作成するのがおすすめです。

本書ではロジカルで分かりやすい文章の組み立て方、表現の仕方を解説しています。社会人になってからも業務でレポートの作成が必要なシーンもあるため、本書を参考に伝える力を身につけてみましょう。

出版社:筑摩書房
ページ数:269ページ
著者:筑摩書房

【就活生・社会人にオススメの書籍2】『1分で話せ』

「面接はプレゼンテーションの場である」と捉えた場合に参考となるのが本書です。面接官から一緒に働きたいと思ってもらうための話し方、プレゼンテーション能力を身につけたい方にもおすすめします。

また、面接では「1分で自己PRをしてください」と制限時間を設定される場合もあるため、端的に分かりやすく伝える力を養えるでしょう。

出版社:SBクリエイティブ
ページ数:240ページ
著者:伊藤羊一

【就活生・社会人にオススメの書籍3】『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』

大学生までは勉強できるかどうかが重視されることも多くありますが、社会人になってからは地頭の良さも必要です。本書ではインプットした情報を記憶に定着させ、アウトプットに生かす方法を紹介しています。

「本を読むのが苦手」という方は、まず本書を読んでみて読書の仕方を学んでみても良いでしょう。

出版社:東洋経済新報社
ページ数:282
著者:西岡 壱誠

自分で面接対策本を選ぶ場合のおすすめチェックポイント

ここまで面接対策におすすめの本を10冊ご紹介しましたが、自分で探してみたい人もいるでしょう。

そこで、ここからは面接対策の書籍を自分で選ぶときのチェックポイントを紹介します。

【面接対策本の選び方1】知りたい情報が載っているか

就活は面接対策だけでなく、説明会に参加したりESを作成したりと、やるべきことが数多くあります。少しでも効率良く就活を進めるためにも、面接対策の本を選ぶ際は、知りたい情報が載っているかどうかを基準にしましょう。

中身を読まずに買ってしまうと、すでに知っている情報や必要な情報が掲載されていないケースもあるため、実際に手にとって目次を確認するのが大切です。

【面接対策本の選び方2】志望企業・業界にマッチしているか

面接対策の本は全ての企業に共通するポイントを紹介しているものもありますが、なかには特定の業界などに特化して解説している書籍もあります。

例えば、出版やテレビなどのマスコミ業界であれば、他の企業とは異なる質問をされる可能性もあるでしょう。志望企業・業界にマッチした書籍を選べば面接通過の可能性も高まるため、自分の優先順位を決めて対策本を選んでみてください。

【面接対策本の選び方3】今から読んで間に合うボリュームか

面接対策をおこなうタイミングは人それぞれですが、面接直前に本を購入すると読みきれない可能性もあります。そのため、面接対策の本を購入する際は、今から読んで間に合うボリュームかどうかを確認しましょう。

たとえページ数が多くとも、今の自分に必要な項目だけ読むのも一つの手です。基本的な情報は把握しておくのがおすすめですが、全ページをくまなく読む必要もないので、自分に合った書籍を選びましょう。

面接対策は本だけじゃなく練習も大事!

本記事では面接対策におすすめの本や、自分で探す際のポイントを紹介しました。ただ、本当に面接対策をおこなうなら実践的な練習も大切です。本を読むだけで満足せず、キャリアセンターの人や友達に手伝ってもらい、模擬面接をしてみましょう。また、自分一人で練習をする場合はスマホなどで自分が話している様子を録画し、見直してみるのもおすすめです。

ぜひ本記事で紹介したポイントを参考に、自分にぴったりな対策本を見つけてみてください。