就活期間はいつからいつまで?平均期間や開始・終了時期を紹介

「就活期間はどれくらい?」「就活はいつ終わるの?」など、就活期間に関する疑問を抱えている学生も多いでしょう。

そこで本記事では、就活スケジュールとともに平均的な就活期間について紹介します。また、就活期間を短縮するコツもまとめているので、就活の計画を立てる際の参考にしていただければ幸いです。

就活期間の平均は「1年間」

平均的な就活期間は1年間です。一般的に、大学3年生の6月頃から大学4年生の6月頃までが就活期間となります。

ただし、就活期間は人によって大きく異なり、半年以内に就活を終える学生もいれば、1年以上就活を続ける学生もいます。

紹介した平均就活期間はあくまでも参考程度に留め、期間に縛られすぎることなく、自分らしい就活を実現することが重要です

就活スケジュールから見る就活期間

ここからは、基本的な就活スケジュールを参考に就活期間を見ていきましょう。

就活をいつから始めて、いつ頃終えるかはあなた次第です。志望企業の内定獲得を目指し、就活スケジュールを逆算して就活期間を確認してみてください。

【就活スケジュール1】大学3年生6〜9月:夏インターン

大学3年生の6月になると、夏インターン(サマーインターン)が始まります。夏インターンへの参加は就活に有利になるともいわれており、選考直結型のインターンを実施する企業も少なくありません。

外資系企業やベンチャー企業を含めれば、大学3年生の9月頃には夏インターンからの採用が始まります

【就活スケジュール2】大学3年生10~2月:冬インターン

大学3年生の10月頃には、冬インターン(ウィンターインターン)が開催されます。冬インターンは就活解禁の直前となり、企業によっては本選考の一環として実施している場合もめずらしくありません。

冬インターンは夏インターン以上に内定獲得につながりやすく、学生も企業も採用と入社を意識した内容になっています。冬インターンからの採用は、1~2月頃に始まります。

【就活スケジュール3】大学3年生3月まで:一部企業の選考開始

大学3年生の3月までに、ベンチャー企業や中小企業など一部の企業で選考がスタートします。外資系企業や一部のマスコミ系企業も選考開始が早い傾向にあるので、3月の就活解禁まで待っていると、スタートダッシュで出遅れてしまう可能性があるので注意しましょう

就活解禁前の期間は、就活に対する意識の高い学生が動き出す時期です。まだ就活を始めるのは早いだろうと油断せず、常にアンテナを張って情報を掴むようにしてください。

【就活スケジュール4】大学3年生3月:エントリー開始

大学3年生の3月1日には、いよいよ就活解禁となります。多くの企業が3月1日からエントリー受付を開始するため、ここから就活が本格化することを覚えておきましょう

エントリー受付が開始してから対策を始めているようでは、他の学生に後れをとる可能性があります。また、ES(エントリーシート)や履歴書を上手く作成できずに悔しい思いをする学生も多いので、3月までに自己分析やES対策に取り組んでおくのがおすすめです。

【就活スケジュール5】大学4年生6月:選考開始・内定

大学4年生の6月頃から適性検査や面接などの選考が始まり、少しずつ内定が出始めます。納得する結果を得られた場合は、この時期に就活を終えることになるでしょう。

この時期は就活のラストスパートであり、複数の企業の面接が続く場合もあります。

【就活スケジュール6】大学4年生10月:内定式

一般的には、大学4年生の10月1日に内定式が行われます。ただし、企業によっては10月以降も新卒採用を継続するため、この時期までに内定を獲得できなかったとしても諦めず、納得できるところまで就活を続けるべきでしょう。

また、内定を獲得していても就活を続ける学生は一定数います。最後まで妥協することなく、自分に合った企業を探し続けるのも一つの手でしょう。

就活期間を短縮するコツ4つ

就活中はただでさえ忙しいうえに、ES提出や面接で神経をすり減らすこともあるでしょう。そのため、できる限り就活期間を短くしたいと考えている学生も多いのではないでしょうか。

そこで、ここからは就活期間を短縮するコツを紹介します。短期間で志望企業の内定を獲得するために、以下の4つの方法を試してみてください。

【就活期間を短縮するコツ1】大まかな目標を立てる

就活期間を短縮するには、まず目標を立てることが重要です。例えば、「3社の内定を獲得したら就活を終える」「3月から1年間集中して取り組む」というように、就活を長期化させないための目標を掲げましょう。

とはいえ、目標はあくまでも目標であり、現実がその通りに進むとは限りません。目標に縛られて苦しくならないように、定期的に目標を見直すことも大切です。

【就活期間を短縮するコツ2】早期選考を受ける

就活を短期間で終えたいなら、早期選考を受けることをおすすめします。早期選考とは、就活解禁前の3月1日以前に行われる選考のことです。

早期選考は外資系企業やベンチャー企業など、一部の企業で実施されます。早期選考を受けたい場合は、インターンに参加したり、早期選考イベントに参加したりするのがおすすめです。

【就活期間を短縮するコツ3】選考回数の少ない企業を受ける

選考回数の少ない企業を受けることで、就活期間を短縮する方法もあります。面接の回数は企業によって異なり、多い場合は5回以上実施するケースも少なくありません。しかし、なかには2回ほどの面接で内定を出す企業もあるので、そうした企業を志望することで就活期間の短縮を実現できるでしょう

ただし、面接回数が1回だけの企業のなかにはブラック企業が潜んでいる場合があるので注意が必要です。悪徳企業を避けるためにも、最低でも2回の面接を実施している企業を選ぶことをおすすめします。

【就活期間を短縮するコツ4】徹底的に自己分析を行う

就活が長期化してしまう学生の多くは、自己分析が足りていません。自己分析が不十分な場合、自分とマッチしていない企業の選考ばかり受けることになるため、よい結果を得られない可能性が高まります。

自分とマッチした企業を選ぶことで自己PRなどが上手くでき、内定獲得のチャンスが広がるので、就活を短期間で終えたい学生はさっそく自己分析に取り組みましょう。

キミスカでは手軽に自己分析を行える無料のツール『適性検査』を提供しています。自己分析に不安がある学生は、ぜひ適性検査を活用してみてください。

キミスカ適性検査の受け方と結果の見方!自己分析ツールの使い方を解説

「就活期間は短いほどよい」わけではない!

とにかく早く内定を獲得して、できるだけ早く就活を終わらせたいと考える学生も多いでしょう。しかし、就活期間は短いほどよいわけではありません。

大切なのは就活期間の短さではなく、自分らしい就活を実現できるかどうかです。就活期間が長引いたからダメ、なんてことはありません。むしろ粘り強く就活を続けていくことで、より自分にマッチした企業に出会えることもあります。

とはいえ、目標もなくダラダラと就活を続けるのはおすすめできません。大まかな目標や計画を立て、納得いく就活期間を過ごしましょう。

おおよそ1年間の就活期間を粘り強く取り組もう

就活期間は人それぞれですが、平均して約1年間を就活に費やす学生が多くいます。1年間というと長く感じるかもしれませんが、ES提出や面接を繰り返していると、あっという間に時間が過ぎ去っていくでしょう。

就活期間の長さで良し悪しが決まるわけではありませんが、この記事で紹介した就活期間を短縮するコツを参考にしながら、あなたらしい就活を実現できることを願っています。