インターンに参加するには、エントリーが必要になります。エントリーの締め切りは企業ごとに異なり、期日を過ぎるとインターンに参加できなくなるので注意が必要です。
そこで本記事では、インターンの締め切り目安を開催時期別に紹介します。あらかじめ目安となる時期を把握し、締め切りに間に合わせましょう。
インターンの締め切りは企業によって異なる
インターンの締め切りは、企業によって異なります。志望企業のインターンに参加したい学生は、企業ホームページや就活ナビサイト、大学のキャリアセンターなどで締め切りを確認しましょう。なお、企業によっては2ヶ月以上前に締め切る場合もあるので、早めの確認が必須です。
また、インターンで評価されると早期選考を受けられるチャンスがあります。早期選考とは、通常よりも早く内定を獲得できる選考ルートのことです。インターンの早期選考に着いて、詳しくは以下の記事をご覧ください。
【開催時期別】インターンの締め切りの目安を紹介
インターンの締め切りは開催時期によって大きく変わるため、開催時期ごとの締め切り目安を把握しておく必要があります。
ここでは開催時期別にインターンの締め切り目安を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【インターンの締め切り1】夏インターンは6月頃
夏インターン(サマーインターン)の締め切り目安は、6月頃です。夏インターンは夏休み期間中の7~9月頃に開催され、その1ヶ月前にはエントリーが始まります。
夏インターンの締め切りに関する注意点は、募集人数に達すると募集を締め切る企業があることです。夏インターンに参加したい場合は、早めのエントリーを心がけましょう。
情報解禁:4月中旬~5月頃
募集:5~6月頃
選考:6~7月頃
開催:7~9月中旬頃
【インターンの締め切り2】秋インターンは9月頃
秋インターン(オータムインターン)の締め切り目安は、9月頃です。夏インターンと被っている場合も多いため、スケジュール管理に注意しましょう。
情報解禁:7~8月頃
募集:7~9月頃
選考:8~9月頃
開催:9~11月頃
【インターンの締め切り3】冬インターンは11月頃
冬インターン(ウィンターインターン)の締め切り目安は、11月頃です。冬インターンは12~2月頃に開催するため、1ヶ月前を目安にエントリーを済ませておきましょう。
情報解禁:10月中旬~11月頃
募集:10月中旬~12月頃
選考:11~1月頃
開催:12~2月頃
【インターンの締め切り4】春インターンは12月頃
春インターン(スプリングインターン)の締め切り目安は、12月頃です。春インターンは本選考を目前に控えた2~4月頃に開催されるため、志望企業が春インターンを実施している場合は積極的に参加することをおすすめします。
情報解禁:10~11月頃
募集:10月~1月中旬頃
選考:12月中旬~1月頃
開催:2~4月頃
インターンの締め切り前にやっておくべきこと3つ
インターンの締め切り目安は、企業や開催時期によって異なることを紹介しました。ここからは、インターンの締め切り前にやっておきたいことを見ていきましょう。
【インターンの締め切り前1】インターンの種類を把握する
まずは、インターンの種類を把握しましょう。一口にインターンといっても、開催時期や開催期間によって種類が異なります。以下にインターンの種類をまとめたので、それぞれ確認してみてください。
【開催時期別インターンの種類】
開催時期 | 特徴 | |
夏インターン | 7~9月頃 | コンテンツが充実している |
秋インターン | 9~11月頃 | 本選考参加の条件になる場合がある |
冬インターン | 12~2月頃 | 本選考参加の条件になる場合がある |
春インターン | 2~4月頃 | 学生のスキルを確認するコンテンツが多い |
【開催時期別インターンの種類】
開催時期 | 特徴 | |
1Day仕事体験 | 1日もしくは半日 | 会社説明会の延長のようなプログラム |
短期インターン | 1週間~1ヶ月程度 | 業務の体験やグループワーク |
長期インターン | 数ヶ月~年単位 | 社員と一緒に実際の業務をこなす |
【インターンの締め切り前2】興味のある企業のインターンを調べる
インターンの種類が把握できたら、志望企業や興味のある企業のインターンについて調べてみましょう。そもそもインターンを実施しているのか、実施している場合は募集要項や締め切り時期、内容などを確認してみてください。
また、企業によってはインターンの参加を本選考参加の条件としている場合もあります。気付かないうちにインターンの締め切りが過ぎていて、本選考に参加できなかったと後悔しないように、早めの確認を心がけましょう。
【インターンの締め切り前3】選考対策を行う
インターンによっては、選考が行われる場合があります。インターン選考は本選考の予行演習にもなるので、積極的に経験しておきたいところです。
インターン選考の内容はES(エントリーシート)や面接などが一般的ですが、企業によってはグループワークや適性検査を実施する場合もあります。ESの書き方や面接マナーなど覚えなければいけないことがたくさんあるので、早めに選考対策を始めましょう。
インターンの締め切りに関するよくある質問(Q&A)
最後に、インターンの締め切りに関する質問と回答を紹介します。インターンの参加を考えている学生は、目を通しておきましょう。
【インターン締め切りに関する質問1】ギリギリに応募すると不利になる?
締め切りギリギリに応募したからといって、不利になることはありません。締め切りに間に合えば、印象が悪くなることもないので心配する必要はないでしょう。
ただし、企業によっては募集人数に達すると募集を締め切る場合もあります。また、エントリーを後回しにしたことで締め切りを過ぎてしまい、エントリーできなかったと後悔する学生も少なくありません。参加したいインターンがあるなら、早めのエントリーを心がけましょう。
【インターン締め切りに関する質問2】締め切りを過ぎたら参加できない?
締め切りを過ぎてしまった場合、基本的にそのインターンには参加できません。しかし、どうしても参加したい場合は、電話で連絡してみてもよいかもしれません。結果は分かりませんが、企業に連絡する場合は以下の例文を参考にしてみてください。
お世話になっております。
〇〇大学の3年、○○○○(氏名)と申します。
〇月〇日に御社で開催されるインターンシップの件で連絡いたしました。
この度、○○○○の理由によってインターンシップ申し込みの締め切りに遅れてしまい、エントリーできておりませんでした。
大変恐縮ではありますが、インターンシップへの申し込みをすることは可能でしょうか。
【インターン締め切りに関する質問3】「必着」と「消印有効」の違いは?
インターンのエントリーに関して書類の郵送を求められた場合、「必着」もしくは「消印有効」と指定されます。必着は締め切りまでに先方へ到着している必要がありますが、消印有効は封筒に押される消印が締め切りを過ぎていなければ有効という意味です。
締め切りに余裕をもって書類を郵送することが望ましいですが、締め切りギリギリになる場合は必着か消印有効かを必ず確認しましょう。
インターンの締め切りは早めの確認が必須!
インターンの締め切りは企業や開催時期によって異なり、場合によっては早めに募集を締め切られる場合もあります。締め切りまで余裕があるからと後回しにしていると、希望のインターンに参加できなくなる可能性もあるので、早めの確認とエントリーを心がけることが大切です。
インターンの参加は企業の雰囲気や業務への理解が深まるだけでなく、選考がある場合は本選考の予行演習にもなります。インターンの参加を迷っている学生は、練習のつもりで参加してみてもよいかもしれません。