「一般職?総合職?」
選考を受ける時、どちらで受けるかを迷う人は多いと思います。
女子学生は、男性に比べて雇用形式の幅が広いのが特徴であり、職種によっても活動時期が変わってきます。
総合職・一般職といった職種の区分や傾向などをお伝え致します。

一般職

主に定型的な業務に従事するのが「一般職」です。
原則として勤務地が限定されているため、転居を伴う転記などはありません。
一方で、管理職になる可能性は少なく、給与の大幅アップは見込めないのが実情です。それでも結婚・出産後も続けられる業務形態であることが多いため、一般職としての進路を選ぶ女子学生は少なくありません。
注意点として、一般職の採用は、自宅から通う学生が有利に働く傾向があります。また、一般職だからと言って選考が簡単なわけではありません。最近では、上位校の女子学生の中でも人気が高まっているため、競争率は年々上がっています!

総合職

事業運営の中心となる企画立案や営業、研究開発等の業務を担うのが「総合職」です。
役職について給与をアップしていくチャンスが多い一方で、異動や転勤を迫られる可能性があるので頭に入れておいてください。
最近では、一般職から総合職にコース変換のできる制度を導入している企業や、バリバリと働きたいと考える女性が増えたことで、女性が働きやすい企業も同時に増えています。

地域限定総合職・特定総合職

「転勤したくないから一般職、高収入で在りたいから総合職」実はその二者択一ではないんです!
総合職の中でも、勤務地域を限定した働きができる場合が多いのが「地域限定総合職・特定総合職」です。転勤はしたくないけど、総合職として働きたいというケースに対応しています。業務内容は総合職とは変わりませんが、給与面において「総合職」よりやや低めに設定されている場合が多いようです。企業によって名称や条件面に違いがあるのでしっかりと事前に調べた上で受けてみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
自分の得意とするところや、どのように生活をしていきたいかを自己分析した上で、職種を選択しましょう。
また、「総合職」で就職したとしても、マーケティングや営業、企画開発など様々な仕事に分かれています。特に希望がない人は総合職を選び、働く中でも自分が進みたい方向性を見つけるというのでも遅くないと思います。
是非、自己分析をして企業を探すタイミングには、一度考えてみてください。