就活に取り組む学生のなかには、「就活なんてもう無理…」「就活が無理ゲーすぎる」と疲れ切っている人もいるでしょう。そこで本記事では、就活という無理ゲーから降りたくなった時に考えたいことをまとめました。
また、就活が無理になった学生に試してほしい解消法も紹介しているので、この記事が悩みの解決への糸口になれば幸いです。
就活を無理だと感じるのは当たり前
どれだけ書いても終わらないES(エントリーシート)、意外と難しいWEBテスト、人格を否定されているように感じる面接、なかなか掴めない内定…。そんな就活を無理だと感じてしまうのは当然です。心身ともに余裕がなくなっているのは、あなただけではありません。
就活を無理だと感じる理由は人それぞれですが、とくに多いのは内定に関することです。友人たちが内定をもらい始めているにもかかわらず、自分はまだ1社も内定を獲得できていない時は、とくにネガティブな気持ちを抱きやすくなります。そんな誰にも相談できない悩みを抱えている学生は、ぜひこのまま読み進めてみてください。
就活という無理ゲーから降りたくなった時に考えたいこと4つ
就活を「無理ゲー」と表現する人もいますが、この無理ゲーをクリアするのは容易ではありません。ここでは少し視野を広げて、就活という無理ゲーに別の角度からアプローチするアイデアを紹介します。
【就活がもう無理なら1】働く選択肢は就職だけじゃない
働くというと、まっさきに就職という言葉をイメージしがちですが、実際は就職以外の選択肢もあります。例えば、特技を生かしてフリーランスとして働いたり、思い切って起業したりするのも一つの手です。
就職せずに働くなんて無謀だと感じる人もいるかもしれませんが、このご時世、必ずしも大手企業や有名企業に入社するのが安心とは言い切れません。絶対に就職しなければいけないと肩肘張るのではなく、別の選択肢もあるのだと気持ちに余裕をもって就活に臨めば、就活を無理だと感じる気持ちも和らぐでしょう。
【就活がもう無理なら2】就職留年をする
就活が無理で辞めたくなった場合は、就職留年を視野に入れてみてください。就職留年とは、大学を留年して翌年に就活を再スタートさせることです。就職留年すれば新卒扱いとなるので、翌年も新卒枠で選考を進められます。
就職留年と似た言葉に「就職浪人」がありますが、就職浪人は既卒枠となり、新卒生向けのメリットを享受できません。就職留年にも就職浪人にもメリットとデメリットがあるので、自分に合う方法を考えてみましょう。
【就活がもう無理なら3】大学院や専門学校に進学する
現時点では就職を選ばず、大学院や専門学校に進学するという道もあります。このまま就活を続けても志望企業に入社することは無理だと感じている場合は、進学して勉強を続け、知識やスキルを身につけるのも手段の一つです。
また、志望職種が決まっている場合は、資格の取得を目指して勉強することをおすすめします。仕事に必要な資格があれば、資格がない状態と比べて有利に就活を進められるでしょう。
【就活がもう無理なら4】フリーターとして働く
選択肢の一つとして、フリーターという道もあることは頭の片隅に置いておいてもよいかもしれません。好条件の勤務先を選べば、生活に困らない程度の収入を得ることは可能です。
とはいえ、フリーターは正社員に比べて収入が不安定なうえに、社会的な信頼を得にくいというデメリットがあります。フリーターとして働く場合はあらかじめ期間を決めておき、期間を終えたら次のステップへと進むことが望ましいでしょう。
就活が無理になった学生に試してほしい解消法
ここからは、就活を無理だと感じている学生におすすめの解消法を紹介します。今すぐできることも多いので、さっそく試してみてください。
【就活が無理な時の解消法1】何に悩んでいるかを明確にする
まずは、就活において悩んでいることを明確にしましょう。例えば、「ESや履歴書などの書類選考に通らない」「面接が苦手」「周りと比べてしまってつらい」など、何に悩んでいるかをはっきりさせることでやるべきことが見えてきます。
就活を無理だと感じるのは、なんらかの理由があるはずです。もやもやした気持ちを言葉にしてみると、案外単純な理由だったと判明する場合も少なくありません。
【就活が無理な時の解消法2】自己分析をやり直す
就活が無理なのは、自分に合わない企業の選考ばかり受けているからかもしれません。この機会に自己分析をやり直し、自分がやりたいことや向いている仕事を明らかにして自己理解を深めましょう。
自己分析をやり直すなら、キミスカが提供する自己分析ツール「適性検査」を活用してみてください。適性検査は80問に回答するだけで、価値観や強みはもちろんのこと、適職のヒントまで分かる便利なツールです。適性検査の受け方は、こちらのページでご確認ください。
【就活が無理な時の解消法3】ES・面接対策を徹底して行う
書類選考に通らないことや、面接への苦手意識から就活を無理だと感じている場合は、ES・面接対策を徹底的に行うことをおすすめします。中途半端な対策を講じるのではなく、「ここまでやって無理なら諦められる」というところまで頑張ってみてください。
納得できるまでやれば、結果が想像と違うものでも意外と前向きになれるものです。なかなか受からない、なぜか上手くいかないと嘆くだけでなく、受かるために何をするべきか考えて行動に移してみましょう。
【就活が無理な時の解消法4】逆求人型サービスを活用する
就活が無理になった時こそ、逆求人型サービスを活用するべきです。逆求人型サービスとは、企業側から学生にアプローチをかける“逆求人”という斬新な方法を採用しているサービスを指します。選ばれる側ではなく、選ぶ側になってみると心に余裕が生まれるかもしれません。
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【就活が無理な時の解消法5】良質な睡眠をとる
突然、就活とは関係なさそうな話になりますが、睡眠の質を上げることも重要です。就活で忙しく、十分な睡眠をとれていない学生も多いのではないでしょうか。睡眠とストレスは密接にかかわっており、睡眠不足だとイライラや不安感が強まることが分かっています。
「ESを書かなきゃ」「面接対策をしなくちゃ」と焦る気持ちは分かりますが、今夜は就活のことを忘れてゆっくり湯船につかり、早めにベッドに入りましょう。
就活がどうしても無理なら専門家に頼るのも一つの手
就活を無理だと思う気持ちが強くなり、自分では対処できないと判断した場合は専門家に頼ることをおすすめします。大学の心理カウンセラーの先生に相談したり、メンタルクリニックを訪れたりして、メンタル面の安定を図りましょう。
また、家族や友達に正直な気持ちを相談するだけでも、心が少し軽くなることもあります。一人で悩みを抱え込まず、つらい気持ちを誰かに聞いてもらいましょう。
就活を無理だと感じるのは君が頑張った証
就活なんてもう無理だと感じ、就活という無理ゲーから降りたいと思っているのはあなただけではありません。多くの学生が同じような悩みを抱え、不安な日々を送っています。
ここで言えることは、就活が無理になっているのはあなたが頑張った証拠であるということです。今日は就活のことを一旦忘れて、自分をいたわる日としましょう。