こんにちは!キミスカ運営局の渕田です。今回は、とある大手グループ企業の人事と18卒の内定者にインタビューをしてきました!
今回インタビューしたのは銀座にオフィスを構えるこの会社!ロゴから「ヤマトグループ」の会社であるのは皆さんもお分かりですよね!今回はヤマトグループの物流戦略を担う、「ヤマトロジスティクス株式会社」にお邪魔し、人事と内定者の方にインタビューをしてきました!
ヤマトロジスティクス株式会社とは
国内外で圧倒的シェアを持つ輸送ネットワーク、永年にわたり培われてきた物流加工技術、最新のITシステムを駆使した在庫管理により、企業物流の最適化を実現する会社です。→物流の仕組みを作ったり管理を行っている会社です!
ちなみに昨年は羽田にある日本最大級の物流ネットワーク拠点、「ヤマトグループ羽田クロノゲート」を一度訪問させて頂きました!過去の記事はこちら
今回は銀座本社にて、人事・内定者にインタビューをし、
・人事目線から見た18卒「採用」の振り返り
・就活生目線から見た18卒「就活」の振り返り
をお聞きして来ました!今回インタビューにお答えいただいたのはこちらの4人です。
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■小原さん ヤマトロジスティクス株式会社 人事戦略担当 アシスタントマネージャー
■山崎さん ヤマトロジスティクス株式会社 人事戦略担当
■秋山さん 明治学院大学 法学部 法律学科4年(2018年3月卒業)
■中井さん 龍谷大学 法学部 法律学科4年(2018年3月卒業)
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早速人事のお二人からインタビュー!
まずはお二人の採用担当としてのポリシーを教えてください!
小原さん:
ポリシーですか。(笑)私はヤマトロジスティクス株式会社(以後YLC)の採用担当を3年間やらせて頂きましたが、その中で意識するようになったのは、「どれだけ”人事”を感じさせないか」ですね。私自身、人事といえば本社の中とは違う組織で「お堅い」というイメージを持っていました。就活生から見れば本音を言いづらい存在だと感じていましたし、社内の声も拾えていないのでは?と感じる部分も有りました。
「人事」という見えない壁のようなものを取り払う事、皆と目線を合わせて話せる存在になる事、これを目標に頑張っています。そのおかげで就活生にもリアルな社員の声を目線を合わせて伝えられるようになって来たなぁと思います。だから今も、飲み会とかご飯とか誘われたらすごく嬉しいんですよ。
山崎さん:
私はもともと採用がしたくてこの会社に入ったという経緯があります。というのも「その人の一生を決める仕事を決める仕事」ってすごい事だと考えているからです。
だから、たとえ学生さんだったとしてもお客様だと思って接していきたい、そして最後までサポートしていきたいと考えています。まだ、入社を決めていない学生さんだからこそ、お客様として大切にしたいと思っています。
18卒採用のテーマはなんでしたか?
小原さん:
今年は事業のグローバル化が進むので、YLCで活躍できるのは、「前向きに自分からアクションを起こせる人」そして、「チームで成果を出すことが出来る人」だと考えました。その人物像が持っている要素を三つ書き出し、クロネコらしくCAT(Challenge Action Team)というテーマにまとめました。
実はCATの様に、テーマを外に向けて発信するような取り組みは、今までやったことが無かったんです。今回はもっと学生さんに親しみをもってもらいたいと思って、明瞭なテーマを発信していこうと思ったんです。
ちなみに19卒のテーマは決まっているんですか?
山崎さん:
決まっていますが、、、内緒です(笑)
18卒採用で、例年と違っていた事は有りましたか?
小原さん:
まず、17卒採用と比べたときに大きく変わったなぁと思った点が二つあります。
1つは選考に来てくれる学生さんが、受ける企業を明確に絞ってきていたことです。それまでは皆さんがいろんな業界の会社を受けていたので、説明会をキャンセルする学生さんも一定数いらしゃったんですが、今年は直前のキャンセルも少なく、出席率が高かったので、説明会の段階から受ける企業を絞っていると感じました。
2つ目は、複数の業界を志望している学生さんが増えたことです。例年、学生さんに他のどの会社と悩んでるのか尋ねると、同業の(物流の)企業様の名前が挙がってきていたのですが、今年は百貨店さんやメーカーさんなど、違う業界も志している学生さんが多かったです。「会社選びの軸」が多種多様になってきた事を強く感じた1年でした。
山崎さん:
私は初めてYLCの採用担当をさせて頂いたのですが、すごく印象的な学生さんに会うことが出来たと思っています。1番印象的だったのは「ほっといてください!!」と言っていた学生さんですね。
それはどんな状況で言われたのですか?
山崎さん:
ノートを真剣に見ていらっしゃったんです。今回の面接でこれを絶対にこれを言おう!と決めていた内容があったみたいで、緊張をほぐそうと話しかけたら、「ほっといてください!!」と怒られました。
ノートを後でチラッと見せてもらったんですが、びっしりと文字が書いてあって…、なんだかすごく真剣さを感じました。
18卒採用ではどんなところに力を入れて取り組みましたか?
山崎さん:
18卒採用では学生さんに現場のイメージを持ってもらいたいと思い、社内調整を行って様々な現場をみて頂きました。その甲斐もあり、現場の雰囲気でうちを選んでくれた学生さんも出てきました。
また、様々な先輩社員に会うことで、最終的に就活が終わってもヤマトの良い所を感じてもらえたと思います。
後ほどインタビューをする二人の内定者の「良いな!」と思った所を教えてください!
山崎さん:
まず、秋山さんに関してはすごくアクティブな所が良いなと思いました。衝撃的だったのはバイトを3つ掛け持ちしているところでした。しかも1日に三つ入ることもあるみたいです!(笑)バイト先(飲食店)にも顔を出したんですが、お店の方にも好かれているんだなぁと感じました。「前向きに自分からアクションを起こせる人」を体現してると思います。
中井さんに関しては、すごく話しやすくて秘めた魅力を感じる部分ですね。ポーカーフェイスで、あまり自分の気持ちを前面に出すタイプではないのですが、人から話を引き出す力に長けていて、不思議な魅力を感じる人です。「チームで成果を出すことが出来る人」としてYLCにぜひとも入社して欲しいと感じました。
2人の入社後にはどんな活躍を期待していますか?
小原さん:
性格的には対照的な2人なんですが、実は目指しているキャリアステップが似ているんです。具体的には、早い段階で現場のリーダーとして活躍し、その後営業やその他の各方面で活躍していけると思っています。
2人ともタイプは違えど、現場で大切な「人の心をつかむこと」が出来ると思っています。行動力で引っ張る事が出来る秋山さん、不思議と皆が心を開いてくれる中井さん。2人の活躍に期待しています。
最後に、19卒の就活生に向けてメッセージをお願いします!
小原さん:
弊社で言えば、2019年はヤマトグループの100周年の年です。そして翌年はオリンピックがあり、ヤマトグループもオフィシャルスポンサーとして盛り上げていく年です。タイミングとしてもすごく楽しみな時期では有りますが、それとは別にヤマトグループでは「※働き方改革」に取り組む転換期でも有ります。
多様な働き方をすることによって、若手・ベテラン社員問わずに自分の色を出せると思います。なので、活躍が出来るフィールド、大きい世界にぜひ飛び込んでいってください!!
山崎さん:
仕事を決める事って、人によっては一生に一度の事だと思います。だから後悔だけはして欲しくありません。何か迷っている事があるなら、ちゃんと向き合っていくべきだと思いますし。
自分の人生で一番悩む時期だと思いますが、全力で自分に向き合って欲しいと思います。私たちもあなたたちと全力で向き合っていきますので!
※働き方改革
日本の企業文化、日本人のライフスタイル、日本の働くということに対する考え方そのものに着手する改革です。(例)ヤマトグループでは会社をあげて働き方改革に取り組み、WLB充実のため多様な働き方の制度を導入・検討をしています。
次に内定者のお二人にインタビュー
まずは中井さんの就活について教えてください。
中井さん:
僕が就活を開始したのはちょっと遅くて、、、3月1日の合説をきっかけに始めました。去年の10月ごろから「そろそろ就活しなきゃ」と考えていたんですが、なかなか動き出しが遅くなってしまいました。
3月になって、合説があるタイミングで「この流れに乗れなかったらさすがにやばい」と思って始めました
就活を始めてどうでした?
中井さん:
最初は何となく商社を見ていました。専門商社を中心に受けていたんですが…
次第に自分には合っていないのかなぁと感じ始めました。
どこが合わないと思いましたか?
中井さん:
自分の知識や思いを仕事にしていけるものだと思っていたのですが、説明会で感じたのは数字をひたすら追っていく、という事だけでした。そのタイミングでキミスカを使い始めたんです。
積極的に知らない業界も見るようにしました。スカウトを貰って、面白いと思った会社の選考を受け始めました。YLCもその段階で出会いました。
YLC社の印象はいかがでした?
中井さん:
僕が選考を受けていた他の企業より圧倒的にフレンドリーだなぁと感じました。すごく感覚的なんですが、皆さんの人柄が自分に合ってるなぁと思いました。
最初に社内の雰囲気が分かったので、内定受諾後もあまり働く事への不安は感じていません。
就活を振り返ってみて学んだことって何ですか?
中井さん:
なんだかんだ、会社の事より「自分がどうありたいか」に沢山向き合ったと思います。就活を始めた頃は、お金を稼げればいいや、くらいしか考えていませんでした。
でも、就活を進めていくと、自分が本当に仕事に求めているのは、お金以上に働きたいと思える環境や人でした。就活を進める中で、自分と真剣に向き合うことが出来たからこそ、考え方が変わっていったんだと思います。
それでは次に秋山さんの就活について教えてください。
秋山さん:
就活をはじめたのは4月なんです。元々公務員志望で、公務員落ちたらどうしようと思って就活を始めました。
そんな中でキミスカに登録しました。なので、正直自分で会社を調べようとかはあまり考えていませんでした。(笑)
なるほど。そんな中でどんな会社を受けたんですか?
秋山さん:
私の自己PRや適性検査を見て、IT企業(エンジニア職)や人材、などの企業からスカウトがたくさん来ました。スカウトを見て、面白いと思った企業の選考を受けていました。
どんな軸で会社を見ていましたか?
秋山さん:
軸は二つありました。一つは「大きな会社で小さな仕事より、小さな会社で大きな仕事」
もう一つは「より多くの人に貢献する事」でした。なので企業の大きさとかにはあまり興味はなく、自分がどんな仕事が出来るかを大事にしました。
YLC社を受けてみてどうでしたか?
秋山さん:
私が自分の就活の軸を言う前に、社員の方から「大きい会社だけど新しい事にもチャレンジ出来るよ。」と言われたことが印象的でした。それと、物流であればより多くの人に貢献できるというのも魅力だと感じました。
そして、選考を進んでいく中で出会った社員の方々の人柄も、自分に合っていると感じました。「就活の軸と合っていたこと」、「社員の方の人柄」が入社を決めた理由でした。
就活を振り返って感じたことは何ですか?
秋山さん:
元々は公務員試験の、、、言い方は悪いですけど「滑り止め」で始めた就活でしたが、就活を通して、自分の将来に向き合うことが出来ました。周りの意見だけに従って公務員の勉強だけをしていたら、こんなに自分と向き合う機会は作れなかったと思います。
それと、選考に実際行ってみないと、「企業の実際の情報」って分からないんだなぁと感じました。ニュースやネットの情報だけでなく、社員の方の人柄や企業の思いなどの実際説明会に足を運ばないと分からない情報が最終的に大事なんだなぁと感じました。
それでは最後に、これからの就活生にメッセージをお願いします!
中井さん:
色々なところにアンテナを張って、色んな所から情報を仕入れるのが1番大事だと思います。就活媒体だけでなく、イベントや逆求人媒体などを活用して色んな情報に触れた方が「自分に合った就活」や「入社したい企業」が見つかると思います。
秋山さん:
振り返ると、就活って楽しかったなぁと思います。就活ほど、自分の「自慢話」をする場ってないですよね?今までも今後もなかなかこんな体験をすることってないと思います。私は皆さんに、是非「企業に自分をアピールする場」を楽しんで欲しいと思います。
本日は本当にありがとうございました。
皆さん、企業・内定者インタビューを通して何を感じましたか?私が感じたのは、企業の方は皆さんに会社の思いや風土を理解して入社を決めて欲しいと本気で思っている事。
そして内定者の方は、本気で自分に向き合った事で自分に合った企業と出会えたという事です。皆さんの就活の参考にしてもらえる事を心より祈っています!