就活生なら一度は聞いたことのある「自己分析」。
もしかしたら、この言葉を聞くだけでげんなりしてしまう人もいるかもしれませんね。「自己分析をしないといけないけど、何から手を付ければいいかわからない」や、「自己分析をして行き詰まってしまった」など、自己分析に対する悩みがある人も多いのではないでしょうか。
今回はなぜ自己分析をする必要があるのか。そして自己分析の方法についても紹介していきたいと思います。
「自己分析は大事」…そのわけは??
そもそも、自己分析とはどういうことなのでしょうか。
自己分析とは、まず単純に「自分を知ること」です。さらに言えば、「自分を理解して、その自分を受け入れること」でもあります。就活ではエントリーシートや履歴書を提出したり、段階を踏んで面接を行いますが、企業がその中で見れるのは、あなたのほんの一部に過ぎません。ということは、企業に伝えることのできる自分も「ほんの一部の自分」に過ぎないのです。その限られた時間の中で自分自身を最大限に企業にアピールするためには、自分の事を理解していないことには出来ません。そのために、自己分析は必要なのです。
自己分析ってどうやって進めていけばいいの??
- 他己分析
一言に他己分析と言っても、手当たり次第に聞きに行っても友人や家族にのみ聞いていたら、そこで見えるのは素の自分が主になってしまいます。仲の良い人、つまり自分の中身をよく知り理解している人(親や友人)に聞くことも、自分を理解する上ではもちろん大切ですが、仕事をする上で見せる自分は、少なからず友人や家族に見せる自分とは違いますよね。そのため初対面や知り合いの人に、自分の第一印象を聞くことも大切です。それが、面接の際の自分の印象に比較的近いのではないかと思います。特に、サービス業や営業などの「人と対面する職種」に興味がある人にとっては必要かもしれません。自分の中では初対面の人と笑顔で話せていると思っていても、周りから見たらそんなことはなかったということもあります。意外と周りから見える自分と、自分が思っている自分とにギャップがあることは結構あるんです。新たな自分を発見する意味でも、自分を再確認してみるという意味でも他己分析は非常に大切ですよ。
- 「書く自己分析」と「書かない自己分析」
書きながらの自己分析というのも方法としては非常に有効です。頭のなかで考えるだけではなく、実際に文字化してみると記録にも残りますし、何よりも目で見てわかりやすいですよね。今は自己分析の本やノートも販売しているので、そのような参考書を使い行うこともできます。
また、マインドマップを使う方法もオススメです。
出典:wikipedia
これは別の記事で紹介していきたいと思うので、興味のある方は是非見てみてください!
一方で書かない自己分析は何があるのかというと、ズバリ「人と話すこと」です。特に、真剣な話の出来る人や聞き上手な人と話すのがオススメです。例えば、すごく悩んでいる時に周りの人に相談をして、話してみたらスッキリしたり、自分の本心が見えてきたことってありませんか?自己分析も同じです。自分一人でやっていると、自己完結に陥りがちになってしまうこともあると思いますが周囲と話しながらやっていくことで、より明確な自分の考え方がわかるかも知れません。また、リフレッシュする意味でも人と話すことはオススメですよ。
自己分析に行き詰まらないために…
自己分析をずっとやってると、行き詰まったり自分の事がわからなくなってしまうこともあると思います。今まで気づかなかった短所を指摘されてへこんだり、人によっては悩んでしまうかもしれません。
ですがあくまで自己分析は「自分を知り、理解すること」です。自己理解といったほうが近いかもしれません。短所はあって当然ですし、逆に短所をしれたことで、面接や社会にでる前に改善できることもあります。あまりネガティブになりすぎず、「こんな自分もいるんだ」と認識することが最も大切かもしれませんね。