第一印象や身だしなみが重視される就活において、カラコンをつけた状態で証明写真を撮影したり、面接を受けたりしてもよいのでしょうか。
本記事ではカラコンをつけて就活するか迷っている学生に向けて、就活でカラコンをしてもよいかどうか、もしカラコンありで就活するならどのようなカラコンを選ぶべきかを紹介します。
就活でカラコンをしてもよい?
就活でカラコンをしてもよいかどうかは、業界・企業によって異なります。例えば、金融関係や教育関係などの堅い業種の場合は、カラコンをつけないのが無難です。一方で、アパレル関係や美容関係、クリエイティブな業種の場合はカラコンが認められる可能性があります。
とはいえ、就活はオシャレを楽しむ場ではありません。不安な場合はカラコンをせずに、「裸眼」「透明のコンタクト」「眼鏡」などで就活に臨みましょう。
就活でカラコンを避けたい理由3つ
基本的には、就活ではカラコンをつけないのが無難です。しかし、普段からカラコンをつけている学生のなかには、カラコンなしの就活に不満がある人もいるのではないでしょうか。
そこで、ここからは就活でカラコンを避けたい理由を紹介します。カラコンなしが妥当の理由を理解し、就活の身だしなみについて考えてみましょう。
【就活でカラコンを避ける理由1】ビジネスの場にふさわしくない
就活でカラコンを避けたい理由は、カラコンがビジネスシーンにふさわしくないためです。カラコンは視力矯正というよりオシャレの意味合いが強いため、カラコンをつけて就活に臨むことで、「就活マナーや一般常識がなっていない」と思われる可能性があります。
実際のところ、カラコンをつけていることが原因となり、ES(エントリーシート)や面接で不合格になるケースはそこまで多くはありません。しかし、カラコンでプラスの印象を与えられる可能性は少ないため、就活ではカラコンをつけないのが無難です。
【就活でカラコンを避ける理由2】表情が分かりにくい
カラコンをつけていると表情が分かりにくくなり、人となりを理解してもらえなかったり、勘違いされたりすることがあります。入社後のミスマッチを避けるためにも、カラコンなしでありのままの自分を見せることが大切です。
カラコンはなりたい雰囲気に合わせて印象を変えられるアイテムとして重宝されますが、就活ではそれが裏目に出る場合もあります。偽らない就活を実現するには、カラコンは不必要といえるでしょう。
【就活でカラコンを避ける理由3】悪印象を持たれる可能性がある
就活ではカラコンがオシャレアイテムと見なされ、面接官にマイナスのイメージを与えかねません。カラコンをつけていることで派手なイメージを持たれたり、意欲に欠けると思われたりする可能性があることを覚えておきましょう。
面接官によっては学生がカラコンをつけていることに気づかず、選考が難なく進むこともあります。ただし、これは運に任せることになるので、一か八かでカラコンをつけていくよりカラコンなしで就活に臨むほうがよいでしょう。
就活でつけるカラコンの選び方
どうしてもカラコンをつけて就活したい場合は、できるだけナチュラルなカラコンを選ぶことが大切です。以下に就活でつけるカラコンの選び方をまとめたので、それぞれ見ていきましょう。
【就活カラコンの選び方1】色
就活でカラコンをつける場合、色はブラックorブラウンの2択をおすすめします。ブルーやオレンジのような派手な色や、ファッション性の高いグレーやパープルなどの色は避けるべきです。
基本的には本来の瞳の色に近いカラコンを選んでおけば、面接官に気づかれる可能性は低くなります。また、違和感を少なくするために髪色に近い色を選ぶのもおすすめです。
【就活カラコンの選び方2】着色直径
カラコンの着色直径が大きすぎると、カラコンをつけていることに気づかれやすくなります。少しでも不自然な印象を避けるために、カラコンの着用直径は13.5mm以内のものを選ぶのがおすすめです。
黒目の大きさは人によって異なりますが、日本人の黒目の大きさは11.5~13.0mm前後が一般的とされています。着用直径が13.5mm以上になると派手な印象が強くなるので、着用直径13.5mm以上のカラコンを普段使いしている人は、着用直径13.5mm以内のカラコンを新しく購入するのが望ましいでしょう。
【就活カラコンの選び方3】フチ
カラコンにはフチありとフチなしがあり、フチありのカラコンのほうが派手に見える可能性が高まります。たとえ着用直径が同じでも、フチありとフチなしでは与える印象が変わるので、できるだけフチなしのカラコンを選んで違和感の少ない目元を演出しましょう。
また、カラコンのフチには複数の種類があり、太フチ・細フチ・グラデーションなどさまざまです。フチの色も多岐にわたるので、手持ちのカラコンを確認してみましょう。
【就活カラコンの選び方4】デザイン
最近は目の中に星やハートがあるように見えるデザインのカラコンや、ラメの入ったカラコンなど、さまざまなデザインのカラコンが展開されています。就活ではナチュラルに見せるためにも、そうしたデザイン性の高いカラコンは避けましょう。
就活のカラコンに関するよくある質問(Q&A)
ここからは就活のカラコンに関するよくある質問と、その回答を紹介します。就活でカラコンをつけるかどうか迷っている学生は、一通り確認しておきましょう。
【就活カラコンよくある質問1】証明写真でカラコンはあり?
証明写真を撮る際は、カラコンなしが基本です。直接目元を見た時より写真のほうが違和感を覚えやすいので、裸眼もしくは透明のコンタクトや眼鏡で撮影しましょう。
どうしてもカラコンをつけて証明写真を撮りたい場合は、前述の通りナチュラルなカラコンやディファンを選ぶのがおすすめです。
【就活カラコンよくある質問2】カラコンをつけて面接を受けてもよい?
面接やインターンシップなど、就活の場ではカラコンなしが基本となります。しかし、OB・OGの意見のなかには、「ナチュラルなカラコンなら気づかれない」「カラコンをつけることで目力が増し、合格につながった」という声もありました。
ただし、すべての学生にこのエピソードが当てはまるわけではありません。面接官にマイナスのイメージを持たれないように、基本的にはカラコンなしで臨むのがおすすめです。
【就活カラコンよくある質問3】面接でカラコンに関して質問されたらどうする?
面接でカラコンをつけていることを指摘された場合は、「視力矯正用」「目つきが悪いため」「元の瞳の色が明るすぎるため」など、ありのままの理由を述べましょう。
ただし、視力が良いにもかかわらず視力矯正用と答えてしまうと、入社後の健康診断で嘘がばれてしまうので注意してください。
【就活カラコンよくある質問4】どうしてもカラコンをつけて就活したい
カラコンをつけたまま就活したい学生は、カラコンが認められやすい業界・企業を選ぶのも一つの手です。以下にカラコンをつけていてもマイナスのイメージを持たれにくい業界・企業の一例を挙げたので、ぜひ参考にしてみてください。
アパレル関係
美容関係
エンタメ業界
クリエイティブな業種
ITベンチャー企業
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マナーや身だしなみが重視される就活ではカラコンなしが無難!
業界・企業にもよりますが、基本的にはカラコンをつけない状態で就活に臨むのがおすすめです。カラコンはビジネスの場にふさわしいとはいえず、一般常識に欠ける印象を持たれてしまう可能性があります。
どうしてもカラコンをつけて就活したい場合は、着色直径13.5mm以内のできるだけナチュラルなカラコンを選びましょう。ただし、面接で指摘される可能性もあるため、不安な場合はカラコンなしが無難です。