採用ご担当者向けブログ

インターンシップの内容は、学生のニーズを必ず汲み取らなければならないのか?

新卒採用のスケジュールが昨年より後ろ倒しになり、多くの就活生が就職活動に対して不安の気持ちを持っていました。
さらにその不安に後押しされ、インターンシップに参加する学生の数は15年卒で4割ほどだったのにも関わらず、16年卒では約7割の学生が参加するという結果になりました。
インターンシップの参加者増加にに伴ってインターンシップを始めようという人事担当者の方も多いと思います。
しかし実際は、企画して実施したが、全然人が集まらないという結果になってしまうケースも少なくないはずです。

では、どんなインターンシップが学生に受けるのでしょうか。

出典:HR総研 http://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=98

インターンシップに対する就活生の意識

学生がインターンシップを探す際に、希望する期間は、「1週間程度」と答えた人が多く、その後「1~2日」「2~3週間」「1ヶ月以上」といった順番です。

www.disc.co.jp uploads 2013 04 internship2014.pdf

出典: 日経就職ナビ 就職活動モニター特別調査レポート

また、下記の図からは学生が求めるインターンシップと実際に学生が参加したインターンシップ、つまり企業が行ったインターンシップがわかります。
学生が最も興味を持つ内容としては、「実際の現場での仕事体験」が38.2%、「実際の仕事のシュミレーション体験」が17.4%、「会社見学・工場見学・職場見学」が16.2%となっています。
この結果からは、なるべくリアルな体験を実際の職場でして、自らがそこで働くイメージをつけたいのはないかと考えられます。
一方で、実際参加した内容として、「グループワーク(企画立案、課題解決、プレゼンなど)」が59.7%、「人事や社員

 

の講義・レクチャー」が38.2%、「実際の職場での仕事体験」が29.2%となっています。
インターンシップで経験しているのは、リアルな職場ではなく、作られたグループワークやレクチャーが多いという事です。

企業は今後インターンシップを学生の要望に寄せていくべきなのでしょうか。

 

https   saponet.mynavi.jp enq_gakusei internship data internship_2015.pdf
出典:2015年度 マイナビ大学生インターンシップ調査

 

企業の実施するインターンシップ

皆さんは、一番人気のインターンシップがなにかご存知ですか?
「後輩にオススメしたいインターンシップランキング」6年連続第1位。(Jobweb調べ)

『ワークスアプリケーションズ』

◆実際のビジネスと極めて近い環境で、ビジネスセンスを磨くプログラムです。

固定概念や常識を取り払い ゼロの状態から理想の姿を描き、現状とのギャップを埋めることで価値を生み出す「問題解決能力」。
これからのビジネスパーソンには、この問題解決能力が必要不可欠だと言われています。
当社のインターンシップは、この能力を引き出し、成長させることを目的として作られました。
-キャリタス就活2017

具体的な内容としては、「企業の経営課題をケースとした企画立案」を行い最終的に、トップコンサル・エンジニアへのプレゼンテーション、フィードバックという流れです。
ひとつ大きな特徴として20日間のプログラムだということです。学生たちはこの期間内で何度もPDCAを回し、「0から1を生む力=問題解決能力」を身につけていきます。

しかし、このインターンシップは先ほどの述べた学生のインターンシップに対する意識とは差異があります。
例えば、期間についても「1週間程度」が最も人気のものでしたが、ワークスアプリケーションのインターンシップはほぼ3週間です。
また、内容としても「実際の職場での仕事体験」ではなく、「グループワーク(企画立案、課題解決、プレゼンなど)」にあたります。

参加者の声

高校受験や大学受験の時も、勉強といっても結局「記憶する」という行為が中心ですよね。
このインターンシップは、そういう頭の使い方ではなくて、
ゼロから何かを創り出すことが求められる。
私は、そういう行為が好きなんだと改めて再発見できました。
自分でゼロから企画をしたものが形になったとき、今までにない達成感がありました。
そして、創り上げるまでの大変だったプロセスさせも楽しかったと思えました。

結論

体験ではなく実際にプロジェクトと呼べるほど「長い期間」と「労力」を費やした結果、最終的に振り返ったときに、その働き方が好きかどうかしっかりと判断できる。仮に、苦手だなと思えば、別の業界・企業に振り切ることができる。そういった自己分析の側面と、成長できる側面なども関係して、「後輩にオススメしたいインターンシップランキング」として6年連続第1位をとっていると考えられます。

なので、期間や内容を先に考えるのではなく、そのインターンシップを終えた時に学生がどのような価値を得れるのかを先に定めた上で、それに最適な期間や内容を定めることが重要であると考えられます。

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