「すでに内定は獲得したし、もう残りの就職までの期間は卒論と遊ぶだけでいーや」
と、思っているあなた!
本当に大丈夫ですか?
就活で内定を獲得することや、希望の業界の仕事をすることに真剣であればあるほど、意外とその内定先企業と自分との間で合わない条件が仕事を始めてから浮上するのはよくあることです。
今回はそんな見落としているかもしれない【再度見直すべき企業ポイント】についてまとめてみました!

1. 3年後離職率

これは当然その会社で3年後どれほどの割合で社員が辞めていくかの指標です。
「それくらいは確認済み!」
という方もいるかもしれないですが、この指標を見る際に気をつけていただきたいことは、「決して高いほど悪いというわけではなく業界のカラーによる」ということです。
業界のカラーによっては早めに転職を繰り返し経験をつんでいきたい人が多かったり、そもそも独立する意志があったりという理由でこの指標が高くなっていることがあります。(主に外資系やベンチャーに多いといわれています。)
今一度、自分の会社の3年後離職率が自分の意識と噛み合っているか確認してみるとよいと思います。

2. 自己資本比率(倒産確率)

これは主にその会社が今後倒産してしまう危険性がどれほどあるかを見る一つの指標として知られています。
具体的には、自己資本比率40%を超えている企業は倒産する確率は低いといわれています。
リーマンショックなどの大きなものだけでなく、事業提携先の倒産など、さまざまな可能性は考えられますので、確認すべき部分であると思います。

3. 福利厚生

これは例えば、社員寮や家族手当、住宅手当、育児支援、会社の保有する施設の利用などの給与とは別の部分での会社からの報酬を指します。
法定福利以外は会社によって異なるので、ここも見直すべきでしょう。

4. 副業可・不可

副業で、資格学校の講師がしたい場合や、エンジニアとして個人でも仕事をしたい場合など、その会社が可なのか不可なのかは確認を必ずしましょう。

5. 1人あたり経常利益

その会社で働く人がどれだけ効率よく利益を出しているかを見る一つの指標です。これがその会社の働く人の役割すべてを示しているわけではありませんが、総売上を見るよりも仕事のやりがいのイメージ指標として使えると思います。
これから先の長い人生で付き合っていくことになる仕事であるからこそ、自分にとってここは絶対譲れないなというものがあったらそのまま就職するのではなく、今一度募集を行っている企業を確認してみるのもいいかもしれません。

後期就活の薦め

就活の解禁から4か月ですが、
マッキンゼー、BCG、三井住友信託銀行、みずほ銀行をはじめまだまだたくさんの企業が募集を行っています!
内定辞退をすることは憲法上に職業選択の自由があるため、罰せられたり、損害賠償を請求されたりすることはありません。
これから先の長い人生で付き合っていくことになる仕事であるからこそ、自分にとってここは絶対譲れないなというものがあったらそのまま就職するのではなく、今一度募集を行っている企業を確認してみるのもいいかもしれません。